3日前に天狗の庭と風穴周辺を散歩してきたばかりなのに今日も行く。気になることが有るので確認しに行く。あの日は久しぶりに歩いて咲き始めた春の花を写してきたが、私にとって初めてのネコノメソウを見たのだ。見つけた時点では花の名前を知らなかったが、帰宅してネットで検索したり教育的指導メールを受け取ったりでイワネコノメソウと判明。気になるのはこのイワネコノメソウの咲いている場所。風穴のヒマラヤのケシの花を植えているプランターの中で咲いていたのだ。プランターに咲く花を皿ヶ嶺の自生の花とは認定し難い。それでプランター以外の地面に咲いているイワネコノメソウを見つけようと思ったのだ。天気予報では昼から荒れるように言っているので早目に家を出る。

風穴の広い駐車場に車を停めたらデジカメだけ持って風穴に向かう。

このプランターに咲いている小さい花がイワネコノメソウ。大きな葉っぱはヒマラヤのケシの花。
ズームイン
ここに来たついでにコチャルメルソウの葉っぱも確認
3日前にも写したアワコバイモをデジカメを縦位置にして
3日前に天狗の庭にいっぱい咲いていたハルトラノオ。風穴は標高が高い分だけ開花が遅れている。これをやっと見つけた。
そして問題のイワネコノメソウを岩場で発見。これで皿ヶ嶺の自生の花だと認定できる。でもなんでプランターに咲いているんだろう?

花の密度は明らかにプランターの方が濃い。今の時期に限定すればプランターの方が開花の条件がそろっているのかな?


コンデジのスーパーマクロで写したけどピンボケ。また次回のお楽しみ。
これはプランターに咲いていたのをコンデジのスーパーマクロで
今日の主目的のイワネコノメソウを確認したら今度は天狗の庭に向かう。風穴から少し登山道を上がると、右手に行けば竜神平、左に行けば周回遊歩道になっている。その分岐点で山の斜面を写す。まだ葉っぱは全然出ていない。
遊歩道沿いにもハシリドコロが出ている。天狗の庭では既に満開状態だったが、ここではまだ芽吹いたばかりで花は咲いてない。
と思ったら蕾を発見。よく見たらこんな状態の蕾はあちこちに見える。
イチリンソウで間違いないと思う。花が咲かないと自信が無い。
まだ花の少ない時期なので、こんな地味系の花も写しておく。

ヤマアイ

遊歩道の終点で林道に出会うので、緩やかな坂道になっている林道を歩いて上林トンネル方面に向かう。

右手の斜面を見上げると緑色の大きな葉っぱが見える。ハシリドコロではないな。バイケイソウ?
上の写真のトリミング。バイケイソウで間違いなかった。
林道脇にもハシリドコロが出ている
のどごし<生>の向こうにもハシリドコロ


おいわさん、その空き缶は当然回収したんでしょうねと思う人も居るかも知れません。いえ、そのままです(-_-;)
林道右手の斜面もまだ全然葉っぱは見えない。さっきのバイケイソウだけが他の草に先んじてあんなに成長しているのは、それなりの理由が有るのかな?
上林トンネルが見えたら左手の道に入る
すぐに未舗装の荒れた林道に入る。少し歩いて行くとまだ雪が残っているのが見えた。北側斜面なので融けにくいのだろう。
そして上林峠に上がる階段の横を通過する。この20〜30m向こうに左に降りる道が有る。そこを降りて行けば天狗の庭に行ける。
降りる途中でフデリンドウ見っけ
天狗の庭に到着。まばらに雨が降ってきた。まだ60Dで写せる程度の雨。
おっ、3日前には探したけど見つからなかったコガネネコノメソウを発見。

雨が少し降り出した。まだ傘なしでも歩けるけど、雨粒が60Dに当たるのが気になる。60Dを小さなウエストポーチに無理やり押し込む。お気楽散歩で来ているので雨具が無い。少しの雨なので防水コンデジに持ち替えて濡れながら歩こう。

ここからは防水コンデジで撮影。

シロバナネコノメソウ。もう少しで咲くかな?
天狗の庭のアワコバイモ。3日前にも写した個体かな?
コミヤマカタバミも出てきた
ニッコウネコノメ

葉っぱに水滴がついて雨の中写している雰囲気が出ている
タチネコノメ
水の元から風穴に向かう登山道沿いのアワコバイモ

風穴の手前で林道に出会ったあたりから本降りになってきた。しかも何か白いものがちらほらと。雪だ。雪まじりのみぞれが降っている。ウッソー。朝の天気予報では北海道は吹雪の予報だったが、それはあくまでも北海道の話。四国には関係ないと思っていたら、ここにも雪だ。傘も無しで濡れるに任せて歩いているので急いで車に入る。

私のホームページのモットーは「行った気分にさせる」なので雪の雰囲気を写そう。でもこれじゃ雪なのか雨なのか分からん。
雪の雰囲気の分かるものが無いかなーと思っていたら車のワイパーで寄せ集められた雪のかたまりが有る。これで雪の雰囲気を感じてもらおう。

今日は後半の天気が崩れて天狗の庭で3日前と同じ花をしつこく写そうと思っていたのに出来なかったのが残念。でも当初の目的だったイワネコノメソウを確認できて良かった。


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