今日も皿ヶ嶺の麓の方に行きたいな〜と思っていたが、妻が用事が有るんよと言う。仕方がない。今日はあきらめるかと思っていたら、娘が送って行って欲しいようなそぶりを見せる。父と娘の阿吽の呼吸でアッシー君で出かける。と言うことは自動的に一人でお出かけが公認されるのである。

今日は皿ヶ嶺の麓に出かけたい理由が有るのだ。竜神平湿原復活提唱者の清水さんから天狗の庭を一緒に歩きませんかと案内メールを受け取っていた。それに対して私は行けるかどうか分かりませんが、行ける場合は現地で合流しますとの返信を昨夜出していた。

娘を大学前で降ろしたら水の元に直行する。水の元に車を停めたら清水さんとの現地集合時間までまだ少し余裕が有りそう。この前見つけた道端のニッコウネコノメの様子を見に行こうと林道を歩いていると道端にサイゴクサバノオ発見。車で走ったら見つけることはまず不可能と思えるような小さな花も歩くことで見つけることが出来る。車の走る林道の脇に咲いているんですよ。みなさん、水の元の下の方から何か無いかと探しながら林道を歩くのも面白いかも。

ニッコウネコノメポイントの手前付近まで歩いたところで上がってきた車が目の前に停まり清水さんの顔が見えた。と言うことでそのまま水の元に引き返す。

水の元に戻ったら清水さんと一緒に行動する仲間が数人。このグループと一緒に天狗の庭に向かう。

天狗の庭ではコミヤマカタバミがようやく咲きだした。前回(10日)は固い蕾しか見つからなかった。
ミツバテンナンショウ
シロバナネコノメもやっと咲いた

黄色の花を教えてほしいと言われていたので案内する。そして今度はヒメニラ。10日に教えてもらった時は固い蕾だったが今日は咲いている。

咲いた状態でこの程度。これ以上開いた花を私は見たことが無い。

向こうにも一輪見える。


座布団写真を写していると清水さんがそれが座布団かと感心してくれる(-_-;)
付近を探していた清水さんが別の個体を見つけた。何故か球根が露出している。


やはり人数が多いと見つけやすいのか今日は何輪も咲いているのが見つかった。今までで一番多い。

清水さんのグループとはここでお別れ。一人残った私はまた気ままに写しまくる。

これはシコクスミレ?
エイザンスミレ コガネ添え
岩の上に写しやすいコミヤマカタバミ
コケも写してみました
サイゴクサバノオ

登山道を往復して花を正面から写せるのを探したけど、なかなか見つからない。やっと見つけてこの程度。
これは何スミレ?
おっ、ワチガイソウ発見。別に珍しい花じゃ無いけど今年初めて見る花
黄色の花も写しておこう。日当たりの具合か花弁の開きがイマイチ。
ヒメエンゴサク


清水さんと一緒に歩いている時に、「最初にこの花をヒメエンゴサクだと教えてくれた人に敬意を表してヒメエンゴサクで押し通しているけど、本当にヒメエンゴサクで良いのか少し疑問に思っているんです」と私が言うと、清水さんはキッパリと「ヒメエンゴサクで良い」と断言してくれた。
ヒメエンゴサクで間違いないことが分かって大きなサイズで
ユキザサはまだ蕾
ヤマルリソウ

昨日白猪の滝で見たばかりなので今年初見ではないけど、皿ヶ嶺では今年初めてと言うことで記念撮影
色の綺麗なエイザンスミレを見つけたが、杉の落ち葉が引っかかっていた。落ち葉を取り去るとうまい具合に今度は花同士がひっかかるような形になってくれた。

そんな余計な解説はイランと思うでしょう。これが臨場感が有って行った気分にさせるんです。
また違うスミレだ。これで4種類目。
そしてこれもまた別のスミレのような???

葉っぱの形、模様が違う
これまで来るたびにチェックしていたニッコウネコノメがようやく咲いた。でもこの花も昨日白猪の滝で咲いた状態を見たばかり。
近くに咲いているツルカノコソウもついでに
これもまた違うスミレ。葉っぱが花よりも小さい。
座布団写真で正面から
水の元に戻ってきた。10日は全然咲いてなかった桜も今日は咲いている。

車に戻るとトイレの前にアイドルがいるので近寄って挨拶。アイドルが言うには「今年はヒメニラが多い。こんなに多いのは10年ぶりだ。10年前は探さなくても見つかった」と言う。今年は多いと言う話のついでに私が「今年はアワコバイモが多いように感じるんですが」と言うと、アイドルも「今年は多いね」と言う。私が今年は多いと書いても信用してくれる人が居ないかも知れないが、アイドルが言うんだから信用してね。

アイドルと別れたら今度は車で風穴に移動する。今日は水の元のお花畑は行かない。


     続く



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