昨日も皿ヶ嶺に行って来たばかりなのに今日も行く。先日テレビを見ていたら富士山登頂回数の新記録を達成した人が紹介されていたが、あの人に比べたら私なんかゴミみたいなものである(-_-;)

皿ヶ嶺に向かって走っていると、以前から気になっていた花がある。今日は勇気を出して写してみよう。しかし肝心の皿ヶ嶺は雲の中。晴れていればこの花と皿ヶ嶺が一緒に写せたんだが。

風穴の駐車場の奥の方で10人近くの人が座り込んで休憩中。下山した人の服装ではない。この付近の草刈りをしていた人のようだ。ご苦労様です。その人たちの目を気にしながら車の中でコンビニ弁当の残りを食べる。運転しながら食べられるものはもうここに来るまでに口に入っていたのだ。食べ終わったら出発。車から出る頃には作業の人たちはほぼ全員が横になって寝ていたがアスファルトの熱は大丈夫なんだろうか?

駐車場のすぐ横の斜面もきれいに草が刈られている。そのためこの気になるヒヨドリバナに簡単に近づける。

ところでなんでこの花が気になるのか?花はヒヨドリバナ似だけど葉っぱが違う。サワヒヨドリとも違う。これは何ヒヨドリ?
タカネハンショウヅルの葉っぱ(多分)

花が咲かないと分からないのだ。去年はここに咲いていたという過去の事実だけでタカネハンショウヅルと思い込んでいる。
さっきの作業の人のおかげで階段と周囲の斜面はきれいに刈りこまれている。それは良いんだが階段に出ていたギンバイソウも姿を消してしまった。
竜神の吐息が少ない


デジカメ時計=12時42分
???


花が咲かないと何が何だか分からない
ウワバミソウの雌花

ウワバミソウは雄花、雌花が有ることをつい最近知った。でもこの間までは雄花ばかりだった。そして今日は雌花しか見ていない。こんな雄花と雌花が時期をずらして開花して受粉できるの? これが自然の不思議と言うことなのか?
ニシノヤマタイミンガサを左右に見ながら進む
少しだけズームイン

これはまだ蕾ですね
ウマノミツバ

ウマノミツバはこの後も上の方まで咲いていた。でも私のレポートでは今年が初登場。私は去年もかなりの頻度で皿ヶ嶺に来ていたから見てないはずが無い。でも写真が無いと言うことは全く興味を持たなかったか、何か他の似た花と混同してもう写したと思い込んでいたのか?

この間まではハシリドコロが斜面を覆っていたが、今はギンバイソウとモミジガサに替わっている
去年までは見向きもしなかった樹木の葉っぱ。

これはテツカエデ。一度特徴を覚えたら簡単に分かるようになった。
この前の樹木観察会で教えてくれたイワガネゼンマイがここにも有る
イワガネゼンマイであることを確認するために裏側を写す。イワガネゼンマイの解説をしたサイトの情報では葉脈が鋸歯に達しているのがイワガネソウの特徴とのこと。


ところでこの写真はコンデジで撮影。左手で葉っぱを持ち、右手だけでデジカメを持って写したら、60D撮影分はブレブレだった。
クロモジ


一応葉っぱの裏を撫でてみたが、その感触でクロモジなのかウスゲクロモジなのか判定できるレベルにはなってない
ミヤマハハソの小さな花


マニュアルフォーカスで必死で何枚も写してこれが一番まともな写真。そんなに苦労して写さなくてもコンデジなら一発できれいに写るじゃないと言う人もいるだろう。しかし60Dで必死で写している時はコンデジのことを思いつかないボケ老人なのであった(-_-;)
タンナサワフタギ


7/21訂正
タンナサワフタギではないとの指摘あり
ウツギの仲間
オオバヨメナが小さな蕾を付けている
上の写真のトリミング


さり気なく老眼でマニュアルフォーカスでピントが合ったよと自慢している(-_-;)
ほぼ定点観測写真となったミズナラの木
アカソ? コアカソ?

どれかにピントは合うだろうと言う気持ちで写しているので、確かに狭い範囲のピントはあっている。でもこんな写真でピントピッタリでも何も嬉しくないのだ(-_-;)



7/29追加
クサコアカソ
ヤマトウバナ
そうそう、これがヒヨドリバナの葉っぱ
タンナサワフタギ

こんなに固まって咲いているんだから、この花は去年も必ず見ていたはず。でも何故か過去の山行レポートには登場してなくて、今年になってつい最近登場した花だ。去年までは樹木の花はあえて無視していたに違いない。



7/21訂正
タンナサワフタギではないとの指摘
ウツギの一種
クサアジサイ
テバコモミジガサの蕾
ヤマアジサイ

この花もそうだけど今日目にしたヤマアジサイはほとんどが一部茶色に変色したり欠けたりしていた。もうヤマアジサイの見頃は終わったようだ。
葉っぱを見るたびに何ホトトギスだろうと思っていたが、蕾が出たことでようやく結論が出ました。これはヤマジノホトトギス。

ヤマホトトギスとヤマジノホトトギスの見分け方として、まず一番に花弁の反り返り具合を見ることとなっている。私もネットで勉強したんです。花の付き方そのものが違うと言うことを学習しました。

このように葉っぱの根元から花が出るのがヤマジノホトトギス。
バルタン星人も角をもがれ腕をもがれて淋しげだ。



何故この枯れ木にバルタン星人と名前を付けたかは2年前のこのレポートを見てね。
テバコモミジガサが小さくかたまって咲いている
ギンバイソウの向こうにヤマアジサイ
大木の森
リョウブ
ヤマシグレは樹木の花だけど以前から登場。やはり色が鮮やかでホームページの彩に欠かせないから。それに対してその上のリョウブは地味でアップしにくい(-_-;)
ツリバナの実。これも去年までは全く関心の無かったもの。
森のフラダンサー
三叉路を右に入って竜神平に向かう途中に咲き始めたばかりのようなササユリがある。これを写していると後から来た人がスタンバイして待っているので、もう一枚写したらさっさと移動する。
オトギリソウも咲き始めた


7/29追加
サワオトギリ
オトギリソウとは葉っぱの形状が違ってました
竜神平に到着。天気はこんなもの。


デジカメ時計=14時25分


この時間なのでここに居るのは私とササユリの順番待ちをしていた単独男性のみ
愛大小屋前のマユミの実

今日も竜神平の中に入って花を写そう。


     続く




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