今日は2時までに帰れとの時間制限が有るが、その時間で行けるいつもの山へ。コンビニで弁当を買い風穴に向かう。途中、カワミドリポイントで車を停めて花の様子を見に行くと、台風の大雨の影響か花がひどく傷んで写真に撮れない状況。今年のカワミドリは終わった。

ドライブスルーマツカゼソウ
ミズタマソウ

風穴の広い駐車場に車を停め、トイレに行って出発準備をしていると雨が降り出した。雨の中歩きたくないので様子見と言うことで防水コンデジだけ持って雨傘を差して駐車場や風穴付近を歩いてみよう。

ウドの蕾?
???

葉っぱは見覚えの有る山芋だが、こんな花が咲くの?

帰ってネットで調べるとヤマノイモで合ってました。山芋ではなくヤマノイモが正式名みたいです。
道端の植栽のナナカマド
何カエデか知らないけど雨で濡れて光っている
このナナカマドの実は赤くなっている
???


もう樹木観察会に3回も参加しているのにまだ覚えていない
たまにはこの謎の階段を上がってみよう
上がっていくとシャクナゲが見えてくる。樹木に素人の私でも分かる明らかにこの山とは異質の園芸種の西洋シャクナゲ。なんでこんなシャクナゲを植えるのかな?
終点には小屋が有り、そこから風穴を見下ろすことが出来る。小屋の手前の小さな階段を下りる。
風穴近くの岩場に咲くミヤマタニタデ
これも園芸用の大きな花のアジサイ
遠目にはきれいだが近寄ってみるともうダメだ。しかも葉っぱがモミジカラスウリ?に置き換わっている。

車に戻る頃には雨もやんだが、30分以上余計な時間を使ってしまった。時間制限も有るのでここから竜神平に上がるのはやめよう。竜神平に上がる最短コースの畑野川から上がることにしてその前にちょっと気になる花の偵察。

シロバナソバナかと思っていたがシロバナじゃないね。ただのソバナだった。
このソバナは色が薄い
この前の樹木観察会でキンミズヒキとは別にヒメキンミズヒキも有るよと教えられた。家に帰って違いを調べると一番分かりやすい見分け方はオシベの数とのこと。これはオシベが10本ぐらい有るのでキンミズヒキだ。
トリミング
イワニガナポイントに行ってみると岩の上を茎が這っている。これは一大発見か! と思ったが、家に帰って調べると私の一大発見ではないことが分かった。
登山口近くに車を停めて足元を見ると、青い紐が動いている。んんん? 蛇? いや、蛇ではない。ミミズだ。長さが20cmぐらい有りそうな大きなミミズ。

草の中に隠れる前のほぼ全身の写ったミミズの写真も有るけど、それをアップすると気持ち悪いと非難されそうなので、草に隠れたミミズの写真をアップ。この写真でも綺麗な(妖しい)緑色が分かるだろう。
おおお、これは! こんなの初めて見た。

普段はここは登山道で水はほとんど流れていない。あの白く泡立っている場所を通過しないといけないのだ。今日はここを通るのをやめて迂回する。
そしてこれが迂回路の橋。いつ崩れ落ちてもおかしくないような朽木の橋だ。普段はこの橋は利用しない。靴が滑らないように慎重に通過。
あらっ、こんなところにミヤマタニタデの群生がある


9月1日訂正 どうやらタニタデのようです

両方ともアカバナ科ミズタマソウ属ですが、ミヤマタニタデは
ネットの写真を見比べていると、こんな赤色は無い。下の写真はタニタデの特徴が出ている。
いつもは水が少ししか流れてない沢の水量が多い。岩の上に座布団を敷き、その上に60Dを置いてセルフタイマーで撮影。
こんなものも見つけた
ノギラン

ランの名前が付いているが、ラン科ではなくユリ科の花らしい
そう言われてみればランの花の形ではないな
ヤマジノホトトギス
竜神平が見えてきた

まずは愛大小屋前のベンチでコンビニ弁当を食べよう。座るところが濡れているので立ったままで食べる。私以外にはアイドルと常連の男性一人。そして他に女性が一人。

弁当食べたら竜神平の花を写しに行く

ハンカイソウの黄色が無くなった
今はヌマトラノオが主役か?
ヌマトラノオ
エゾシロネ
???
キンミズヒキとは別にヒメキンミズヒキが有るといわれたときに竜神平のはヒメだと言われていた。目の前にある花のオシベを60Dのファインダーの中で確認する。老眼の肉眼ではそのままの状態でオシベを見ることが出来ないのだ。

そしてオシベの数が5本であることを確認。間違いなくヒメキンミズヒキだ。
コンデジでのスーパーマクロで
ヤマアワ、コバギボウシ、ヌマトラノオが写っている
ヤマアワ
中は水浸しだ。本当はアオタチカモメヅルを探したかったが今日もあきらめる。もう帰ろう。
コバギボウシの向こうに愛大小屋


     続く




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