今日は月曜日。普通の人はお盆休みも終わって仕事が始まるが、サンデー毎日の私はお盆休みも正月休みも関係ない。静けさを取り戻したと思われる皿ヶ嶺に行ってみよう。でもこのお盆休みの間は愛媛はよく雨が降ったので皿ヶ嶺の登山者も少なかったのではないだろうか。だから「静けさを取り戻した」と書いたのは少し大袈裟かな?

上林のバス停付近から皿ヶ嶺を見る。上空は青空でこの時点では快適な山歩きが出来ると思っていたのだが・・・


デジカメ時計=7時52分
水の元のそうめん流しのちょっと向こうの道端にエビガライチゴがある。この前もエビガライチゴを見たことが無いと言う昔乙女を案内してきて少し食べた。ところが今日はイチゴは全く無くて、こんな茶色のエビガラばかり残っている。熟して自然に落ちたのか、それともこれを見つけた人に食べ尽くされたのか?

風穴の広い駐車場に車を停めて外に出ると小雨が降っている。さっきの青空は何だったんだろう? とりあえず様子見と言うことで防水コンデジと雨傘だけ持ってその辺をうろうろしてみよう。

駐車場には私の車だけ。まだ時間が早いからかな?


デジカメ時計=8時37分
トイレに向かって歩いているとトイレのすぐ前に植えられているツツジ?の植え込みの上に白いものが見える。カラスウリ? モミジカラスウリ?
いつものお花散策ポイントに行ってみる。キッコウハグマの蕾が出ているが、この花は蕾の期間がすごく長いような気がする。私の過去のレポートを見ても花が咲くのは10月に入ってからだ。
ツルリンドウの葉っぱ
ヤマジノホトトギス
ウドの蕾?
んんん???

この白い花は何? 見たことあるような無いような?
念のために葉っぱも写しておきましょう。この葉っぱの写真を撮っておいて良かった。葉っぱが重要な決め手だったのだ。

結論を先に書くと、このあと水の元でアイドルに出会い、液晶モニターを見せて花の名前を教えてもらった。ボタンヅル。

帰宅後ネットで検索すると同じような花で別の花が有り、その見分け方として葉っぱが重要と書かれていたのだ。
また60Dのマクロレンズで写しに来よう
んんん??? これは先日の樹木観察会で竜神平で見たアリノトウグサではないのか?
何枚も写した中で一番まともと思える写真。また今度60Dで写しに来ないといけない。この写真は防水コンデジで写したもの。
今まで毎年のようにこの白い花をゲンノショウコの白花と書いてきたが、どうも間違っていたようだ。間違いに気づいたのは矢張り葉っぱ。ゲンノショウコの葉っぱとは違う。

これはコフウロ
コバギボウシ
ヤマノイモ

今日はこの後も何か所かでヤマノイモを見ることが出来たが、どれもこんな丸い蕾の状態で咲いている花を見ることが出来なかった。また咲いた花を見に来ないといけない。
近くに植栽のヤマボウシが有ったが、風で裏返しになったのか表、裏、一緒に写せる葉っぱが有ったので写しておく

雨の様子見と言うことで防水コンデジだけ持ってうろうろ歩いたが、雨はまだやまない。基本的に雨の日は歩かない主義なのでもう帰ろう。車に乗って走り出したら雨がやんだ。今度は水の元に車を停めるとグッドタイミングでアイドルが下から上がってきた。さっき写した白い花は何ですか?とコンデジの液晶モニターを見てもらうと「ボタンヅルのようだ。でも似ている花も有るよ」みたいに言われた。

雨もやんだような気がしたので今度は60Dを持って天狗の庭まで行ってみよう。

こんな空模様なので登山者の車は手前の2台だけ。奥の方に停まっているのはそうめん流し関係者の車。


デジカメ時計=9時55分
ミズヒキ
ウシタキソウは花が落ちて水玉だけになっている
サワオトギリで良いのかな?
ガンクビソウ
オカトラノオの実
去年初めてこの花を見て名前が分からず花の名前を教えてくれる掲示板に写真を投稿したが確実な答えがなくて、謎のままで終わった花。オトギリソウの仲間だとは思うんだが。


8/19追加
ナガサキオトギリ
オオバヨメナ
草の葉っぱに隠れていたので周囲を少々散髪してから写したオオキツネノカミソリ。去年まではただのキツネノカミソリと書きまくってきたのを今年から訂正。
サラシナショウマが出てきた
これは何? 林道を這って成長している。全体の長さは1m以上あった。
葉っぱの付け根に一つ一つトゲが出ている。うっかり握ったら大変なことになりそう。


8/19追加
タラノキ
まだエビガライチゴの実が有った
この付近はタケニグサが密集している
オカトラノオの花が少し残っている
上の写真のトリミング
ハガクレツリフネはそこら中に咲いているので写しやすいのを一つだけ写してやる
ツルニンジンの蕾

去年もここに咲いていたことを知っているから見つけることが出来る。知らなかったら素通りしてしまうだろう。登山道のすぐ横にあります。
ヒカゲミツバ
天狗の庭の入口まで来たが、ここに来るまでに木の枝からボタボタ落ちる滴に濡れ、さらにまた降り出した雨で濡れるので60Dでの撮影はここまで。

ここまで来て引き返すのもなんなので、このまま濡れて行く。雨は小降りで大したことは無い。
天狗の庭に来た証拠写真。

これ以降はコンデジ撮影。
モミジウリノキのこの実はこれから何か変化するのかな?
 オオマルバノテンニンソウに蕾が出来ている
オオマルバノテンニンソウの蕾
天狗の庭のここにマンネングサが咲くことは以前から知っていた。しかしマンネングサなんて平野部の石垣やコンクリの隙間にも咲くような花なので、山の花ではないとの思いで写真を撮ってなかった。今年は心を入れ替えて皿ヶ嶺に咲く花は全部写すつもりで写している。

写した時点ではマンネングサとしか分からなかったが、家に帰ってネットで調べてコモチマンネングサに決定。

8/19追加
マルバマンネングサの可能性ありとの指摘。もう一度写真を撮って来る必要あり。
ルイヨウボタンの実


このサイズでもブレブレだと分かる(-_-;)
私のお気に入りのタコ足の木


写すのはこの部分だけなので、この木が何なのか知らない。なんのために樹木観察会に参加しているのか(-_-;)


これを写したら帰る
ヤマシャクヤクの実が雨に濡れて黒くなっている
ヤマシャクヤクのあの清楚なイメージからは想像も出来ない毒々しい色の赤い実が見える
帰りも同じような花を写しながら歩く

ヒカゲミツバ

コンデジだからピントが合っている。60Dでマニュアルで写していたらピンボケ写真の量産だったかも(-_-;)
ツルニンジンの蕾
登山道横にはクサアジサイも多い
ハナタツナミソウのこの部分はいつまでたっても残っているけどこれは実なの?
謎のオトギリソウを座布団に乗せて写してみる


8/19追加
ナガサキオトギリ
オトコエシの蕾
オトコエシの葉

葉の根元に翼が出ている独特の形
皿ヶ嶺の花はなんでも写すと宣言したからにはこれも写しておかなくちゃ


このひっつき虫みたいなのは何?


8/19追加
ヒカゲイノコヅチ または ヒナタイノコヅチ
ネット情報を参考に違いの分かる写真を撮って来ないといけない
オトコエシの花をアップで撮ろうと近づいたら先客がいた。黄金色をしている。
これがゲンノショウコ。葉っぱも最初に紹介したコフウロとは違う。
何の苦労も無くピントピッタリ。コンデジ最高(-_-;)
水の元に戻ってきた。そうめん流しの客の車が増えている。


デジカメ時計=11時39分
帰りにドライブスルーマツカゼソウポイントで車を停めて写す

今日はボタンヅルを初めて見たし
ゲンノショウコとコフウロの違いを認識出来て良かった。


     一人でお出かけに戻る   TOPに戻る   これまでの皿ヶ嶺山行記






inserted by FC2 system