ネット情報ではもう石鎚山頂付近の紅葉が見ごろになっている。さらに愛媛のローカルニュースでも石鎚山頂の紅葉が報道された。そして台風の接近も予想されている。台風一過の秋晴れの紅葉・・・と言う訳にはいかないのだ。台風一過では紅葉は散ってしまっているはず。そうなると台風が来る前に紅葉を見に行かなければならない。天気予報と相談したら4日の土曜日しかない。

本当は石鎚スカイラインがまだ通れる間に上に上がって瓶ヶ森林道からの石鎚夕景などを写したいのだが、諸般の事情が有って我が家を出たのが夜の10時前。国道11号線を西条に向かって走り加茂川に出会ったら国道194号線を南下する。対向車の来ない時間帯なので法定速度をほんのちょっぴりオーバーして快調に走り、新寒風山トンネルを抜けたら左折して昔の国道194号線を上がっていく。

上がるにつれてガスが出てきて速度も落とさざるを得ず事故を起こさないように慎重に走る。そして瓶ヶ森林道を石鎚方面に向かって走っていると林道上に2羽の鳥が佇んでいるのが見えた。これはフクロウ? フクロウかミミズクかブッポウソウか何か知らないけど、要はその系統の鳥がガスの中に浮かんで見えた。助手席のコンデジを持って車から降りると一羽はすぐに逃げて行ったが、もう一羽はそのまま残っている。

何か用? と私を見つめるその目が赤い
鳥ミング

出だしからこんなものに写真を2枚も使ってしまった。前途多難の予感(-_-;)
瓶ヶ森林道は場所によっては視界が2〜3m程度しか無いように感じた。路肩にかかれた白線を頼りにして走るが、視界から突然白線が消えてヒヤリとするような場面もある。
よさこい峠


デジカメ時計=0時12分

土小屋の駐車場に到着したのが12時20分ごろ。駐車場には車がぽつぽつ停まっている。中には私と同じように車中泊の人もいるだろう。さてここで仮眠と言いたいが、そう都合よく眠れないのだ。運転席のシートを倒し、目を閉じて休むだけの状況で時間が来るのを待つ。

3時に起きておにぎり1個とバナナ1本を食べたら出発。駐車場のあちこちで車のルームランプやヘッドランプが見える。登山口に行く前にレストラン前の自販機で熱い缶コーヒーを買う。コーヒーを魔法瓶に入れて持って行くのだ。これで準備完了。

東稜分岐


デジカメ時計=4時9分
二の鎖下の鳥居。休憩中にやってきた人に今日は御来光は無理かも知れないですねと話しかける。それほどにガスが濃い。


デジカメ時計=4時44分
鉄の桟道を歩いているといつの間にかガスが消えていることに気が付いた。ガスが消えたと言うよりは、ガスの流れる標高よりも高い位置に上がって来たと言うのが正しいのかな?

振り返ると空が明るくなっているのが分かる。60Dを桟道の手すりに置いて撮影

デジカメ時計=5時26分

弥山山頂に到着し、撮影ポイントに向かうが既に三脚が立ち並んでいる。しかし一昨年よりは三脚が少ない。今日を逃したらベストの紅葉を見逃すと思った人がもっと大勢来ていると思ったが? なんで三脚が少ないと感じたか? 私の入る十分なスペースが確保できたから。一昨年は「私は三脚使いませんから」と言い訳をして他のカメラマンの三脚の横で縮こまって撮影したのである。その時のレポートはここ

私の横に並ぶカメラマンは、期待する一瞬を待っているのか景色を眺めるだけでシャッターは切っていない。三脚を持ってない私は60Dを手ブレしないように岩の上に置いて撮影。私以外のカメラマンがシャッターも切らずに待っている中、なんでもかんでも写そうとする私のカメラのシャッター音が鳴り響く(-_-;)


上の2枚は岩の上に置いて撮影。ここから手持ち。そんなこといちいち書く必要無いって思うでしょう? いや、自分のメモのために必要なんです(-_-;)


デジカメ時計=5時50分
瓶ヶ森の頭が少しだけ見えている

とにかくむやみにシャッターを切る。次から次とシャッターを切る。同じような写真がいっぱい出来る。




御来光の雰囲気が出てきたのでここから大きなサイズで
石鎚と瓶ヶ森の中間点から太陽が上がる

とりあえず御来光のショータイムは終わったかな? 気が付くと私のすぐ近くにランスケさんが居た。この後墓場尾根に行くので行きましょうとと誘われる。

たまにはコンデジで 


左右同じじゃんと思うでしょう?


雲が違います
山頂のカメラマン


この時間帯に山頂にいたカメラマンは満足したことでしょう
 
 
 
西ノ冠岳〜二ノ森〜クラセの頭〜堂ヶ森の稜線がきれいに見えている

弥山からの写真もネタが尽きたので私もランスケさんの後を追って墓場尾根に行ってみよう。


     続く



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