15日のシダ観察会の最後の方で水の元に戻る手前でヒメジソと思える白い花をSさんに見てもらったところ、「ヒメジソはピンクじゃなかったかな」と言われた。それで17日にもう一度行ってみるとピンクの花が見つかったので、これでヒメジソ間違いなしと思っていた。しかし、17日のレポート作成後にネットで検索するとヒメジソは「シソ科イヌコウジュ属」となっていた。

イヌコウジュ属? えー? まさか!!! イヤな予感。イヌコウジュの残り花を見てヒメジソと思い込んだんだろうか? これはまた確認に行かなければと思っていた。そして今日は午前中に買い物のアッシー君を終えたら昼から出かけてヒメジソに決着をつけなければならない。

水の元に向かう途中で道端の花を写す。

ノコンギク?
車を水の元のトイレ横の指定場所に停めたらまずはトイレに入る。そして出たら目の前にこの紅葉した木がある。何カエデか知らない(-_-;)
裏側から写したらこんな感じだ
水の元から天狗の庭い向かって坂道を上がっていくとすぐにこの白いキクの花が目に入る。来る途中に道端で写したのは薄紫でこれは白色。でも見た目はソックリ。
葉っぱを見ると鋸歯が違うね。

鋸歯の違いに注目するようになるなんてやはり観察会に参加したからかな?
ヒヨドリジョウゴの鮮やかな色はホームページの彩に欠かせない
まずはイヌコウジュとの違いを見つけるためにイヌコウジュを探す。これがイヌコウジュの花後
葉っぱも写しとこう。この写真を撮っといて良かった。この写真に重要なものが写っていることに帰宅してから気が付いた。
ヤクシソウ
ゲジゲジシダ

一度見て教えられただけでもう覚えてしまった。これだけ特徴が有れば覚えやすいが、ほとんどのシダはみな同じに見える(-_-;)
これがヒメジソと思っている花。

帰宅していつも見ている花に詳しいサイトを見ると、イヌコウジュとヒメジソはよく似ているが、葉の鋸歯で識別できると書いてある。ここに写っている葉の鋸歯は5対。上のイヌコウジュの葉の鋸歯は8〜9対に見える。

その鋸歯のことを書いたサイトによれば、ヒメジソの葉は菱形で鋸歯は4〜6対とある。

葉の形、そして鋸歯の特徴からこの花はヒメジソで間違いないだろう
すると今度はこの白い花は何だと言うことになる
鋸歯は3対に見える。よく似た花のイヌトウバナは鋸歯が7〜8対。つまりこれはイヌトウバナではない。これもヒメジソ?
これで最後。写した写真を家で確認してから判断しようと思っているので、この時点ではヒメジソの確信は持ってない。
アケボノソウの実
んんん? ゲンノショウコの実が面白い形になっている
こんな形から
こんな形に変化するようだ。

ゲンノショウコの実の写真で検索してヒットしたページでは、この形を神輿の飾りに見立てて、ゲンノショウコは「神輿草」とも呼ばれると書いてある。なるほど。
これは何の実? ヤマノイモの葉っぱが見えるけどヤマノイモの実?

帰ってネットで探したらヤマノイモの実は全然違う。一体これは何?
ムカゴと謎の実が並んでいる
これはヤマノイモのムカゴだと分かる
ヌルデ


観察会のおかげで覚えた
ヌルデの特徴は軸に翼が有ることだと観察会で覚えた。翼って何?と尋ねると、軸の横に平べったいのが付いているのが翼だと言われた。
クサヤツデ


ピントが合っているのかいないのかよく分からん写真。いつも書いているように、行った気分にさせるのがモットーなので、ピントは合ってなくても良いのだ(-_-;)
ヒヨドリジョウゴ
ヤマブドウ 

今日は雨が降るかもしれないので、ここまでで帰ろうかと思っていたが、全然降る様子が無いので風穴に移動して例の花のその後を見て来よう。

   
     続く



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