昨日も皿ヶ嶺に行ったが今日も行くのである。でも昨日は予定外の皿ヶ嶺だったが、今日は以前から予定していた皿ヶ嶺だ。今日は東温市民ハイキングで、さくら山行会のメンバーはボランティアとして参加しているのである。この東温市民ハイキングは東温アルプスガイド発行を記念して開始したようなものなので、私が行かなくて誰が行くという気構えで参加する。

7時半ごろ我が家を出て東温市役所を目指す。市役所の駐車場に車を止めたら目の前のコンビニで弁当を調達する。弁当を買ったら駐車場のバスに乗り込む。バスは次に川内支所に向かうが、支所ではもう一台のバスが待っていて我々のバスが到着したら出発する。

バスの中で今日のコースの見どころや注意点を説明し、ついでに山行会の宣伝と山行会への加入を勧める。今日の東温市民ハイキングは全部で3コースがあり、初心者コース、一般コースA、一般コースBが用意されている。初心者コースは風穴出発。一般コースAは井内峠から皿ヶ嶺、一般コースBは井内峠から石墨の分かれ経由で唐岬の滝に降りるコースだ。

私は一般コースAのリーダーとして皿ヶ嶺に向かうことになっている。井内トンネルを抜けて広場が見えたが、思わずおおおと声が出そうだった。トンネル南の広場がきれいになっている。この前さくら山行会で東温アルプス縦走路の草刈りをしたが、そのときにここの広場も草刈りしたんだろう。

バス2台で一般コースA、Bの2 コース参加者が乗り合わせてきたが、ここで参加コース別に分かれて人数最終確認。確認が終わったらまずAコースから先に出発する。もちろん私が先頭だ。

ちなみにAコースは11人だが、さくら山行会が3人、市役所の人が1人含まれているので一般参加者は7人と言うことになる。

デジカメ時計=9時2分
落ち葉を踏みながら井内峠に上がっていく
もうほとんど紅葉も終わっているが、名残りの紅葉を楽しみながら坂を上がって井内峠 に到着。この後、一般コースBが上がって来るはずだが、上がってくるまで一休みと声 をかける。


デジカメ時計=9時12分

我々よりも遅れて出発した一般コースBメンバーの顔が見えてきたので皿ヶ嶺に向かっていよいよ縦走開始。

薄日もさして明るい縦走路を歩く
きれいな模様のキノコ
まだ綺麗な色の葉がが有れば写す
地蔵さんの前で小休止


デジカメ時計=9時35分
元気坂に到着。ここが今日の一番キツイところなので元気を出していきましょうと声をかける。


デジカメ時計=9時40分
元気坂を歩いてくるAコース参加者
葉を落としたブナ林の中を歩く
今日の私の使命はAコースのリーダーと言うだけではなく、東温アルプス縦走路がいかに素晴らしいかの宣伝部長でもあるので、気持ちよく歩けそうな場所の写真をアップして広報活動も務める。


でもこの元気坂はキツイ(-_-;)


写真では平坦に見えるかも知れないが、実際はかなりの急坂
この写真を見れば急坂だということがよく分かるだろう
稜線に上がってうなめごとの分岐に出た


デジカメ時計=10時3分

ここでちょっと長めの休憩。うなめごに行きたい人は行ってくださいと声をかける。私は行かない。

うなめごに行ったメンバーが戻ってきたら出発
井内の棚田がよく見えるよと後続に声をかける
ここで小休止。ここを降りていくとシャクナゲの群生地が有るので花の時期に行ってみて下さいと説明する。


デジカメ時計=10時54分
この付近は痩せ尾根になっている。特に北側(東温市側)は絶壁と表現したいよう急傾斜だ。

陣ヶ森のアンテナ横で小休止。陣ヶ森に行ったことのない人は陣ヶ森に行ってもらう。ここで単独男性2人と出会う。やはり休日なのでここまで足を運ぶ登山者もいるようだ。

陣ヶ森から上林峠までは下りですよと声をかける。それを聞いて少しは元気が出たかな?
白糸の滝駐車場と書いた標識。この標識の方向に降りて行けばツガの巨木群が有るので、また別の機会に見に行ってくださいと説明する。


デジカメ時計=11時33分
林道に降りる分岐に到着。「もうこれ以上は無理と言う人はいませんか? ここから林道に降りたら車が待っていますよ」と声をかけるが返事が無いのでそのまま上林峠に向かう。
上林峠に到着。小休止。


デジカメ時計=11時43分
上林峠からの上り坂

水の元スタートならこの階段もそんなに苦しくないと思うけど、今日は井内峠から歩いて来ているのだ。皆さん苦しいとは思うけど頑張って上がりました。

階段を上がりきったらゆるい登山道になってきた
こんなベンチも待っている
この分岐を左に曲がって竜神平に向かう


デジカメ時計=12時9分
竜神平まではゆるい下り坂なので楽勝
樹林帯を抜けると山頂方面が見えてくる
愛大小屋の前はすごい人数の登山者がいる。東温市民ハイキング以外のグループも居たようだ。


デジカメ時計=12時21分

愛大小屋前の広い場所で弁当にする。初心者コースを引率してきた会長さんからバスは風穴に3時に迎えに来るから時間を見計らって歩いて下さいねと言われる。

弁当食べ終わったらデジカメ持ってうろうろする。市民ハイキングの初心者コースはもう出発したのにまだこんなに大勢いる。


デジカメ時計=12時45分
竜神平の中に入ってみよう。これは何?

消去法で考えたらこれはコバギボウシの実?
これはミズチドリ
ハンカイソウの綿毛
出発前に竜神平


デジカメ時計=12時57分

弁当食べている時に何時に出発予定ですかと聞かれて1時出発と答えていた。だから予定どうりキッチリ1時に竜神平を出て山頂に向かう。

森のペアダンサー。昨日に続いて2日連続のご対面


向こうのダンサーが焼き餅焼くわよと言われてしまった(-_-;)
山頂到着。小休止。

我々が到着したら休んでいたグループが出発していった。


デジカメ時計=13時21分
今の気温は11℃
十字峠でさきほど山頂にいたグループが何か説明を聞いている。その横を通過。


デジカメ時計=13時39分

今日は人数が少ないのでちょっと寄ってみますかと言ってイワカガミの場所に連れて行く。来年のゴールデンウイークの頃に花を見に来てくださいと説明する。

平坦地で最後の休憩。目の前のコマユミの実を写す。


デジカメ時計=13時57分
そしてこの分岐に降りてきた


デジカメ時計=14時10分
バスが待っているのでこのバスに乗り込む


デジカメ時計=14時24分

あー、やれやれとバスでくつろいでいると、このバスじゃないので降りて下さいと言われバスから降りる。我々は初心者コースを市役所や川内支所に送って行ったバスに乗ることになっているのだが、そのバスがまだ風穴に戻ってないらしい。確かに竜神平で会長さんからバスは3時に迎えに来ることになっていると言われていた。でも予定よりも早く戻ったんだと思ってこのバスに乗ったのである。しかもこの間違って乗ったバスのフロントには東温アルプスとか観光物産協会と書かれたプレートが掲示されている。紛らわしいね。

迎えのバスが来るまで時間つぶしでコンデジを持ってタカネハンショウヅルを見に行くと、ドウダンツツジの紅葉とマッチして良い感じ。
ナギナタコウジュは完全にピンボケ

バスが来るまでの暇つぶしで写しているのが見え見えの写真なのだ(-_-;)

3時過ぎにようやく迎えのバスがやって来た。これで東温市役所に戻り今日の業務は終わった。

今日は井内峠からの縦走だったが参加してくれた人はこのハイキングを楽しんでくれただろうか?また来年も有ると思うので興味ある方は東温市観光物産協会のホームページで確認してください。



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