昨日も皿ヶ嶺に行ったばかりなのに今日も行く。ヒマなのである。本当はこんなことをしている場合ではないのである。まだ扶養家族を抱えている身としてはたとえ数万円の給料でも仕事を見つけたいのであるが、1年前と比べると確実に勤労意欲は衰退している(-_-;)

水の元の紅葉が良い感じだ。でも車から降りることなくコンデジで一枚写したら通過。帰りに気が向いたら車から降りて写してみよう。

テレビでは今日の松山の天気は晴れと言っていたが、この時間はまだこんな感じ


デジカメ時計=11時59分

いつものように風穴の駐車場に車を停める。ここにも先客の車が2、3台は停まっていた。

この前の市民ハイキングのバス待ち時に気付いたタカネハンショウヅルとドウダンツツジの紅葉の取り合わせをまた見に行く
ちょっと見る角度を変えてみる

この白いモジャモジャしたのがタカネハンショウヅルの花が終わった後の姿
その付近をうろうろしてみる。いかにも落ち葉の小道というものを写してみよう。
何の葉が紅葉しているのか知らない
ヒメジョオンで良いのかな?
これはイタドリ?

なかなか渋い色になるね
先日見かけたハナビゼリがその後どうなったか様子を見に行く。これがそうかと近寄ったらオトコエシだ。オトコエシとハナビゼリは草丈が似通っているのだ。
これがハナビゼリだな。かなり背が高くて私と同じくらいの高さだ。こんなに背が高くなる草は私の知る限りでは他にオトコエシかタケニグサぐらいだ。でもこんなに大きく成長するのに花が咲いているのを見たことが無い。それは理由は簡単。花の時期にここを歩いてないからだ。来年は花の時期に歩いてみよう。
目の前に光芒が見えた。これから天気が良くなるかな?
風穴の登山口付近でこれを見つけた。コフウロの実だ。

ゲンノショウコは神輿草と言う別名がつくぐらいで神輿の屋根のような形になるが、同じ仲間のコフウロも探せばそんな形のものが有るんだろうか?


デジカメ時計=12時56分

普通の人が山の上の方で弁当を食べてもう下山しようかと言う頃に登山開始なのである。
風穴から竜神平に向かう登山道の途中にテーブル岩と呼びたい岩がある。その上に落ち葉が積もっていたので岩の上の落ち葉とその向こうに見える登山道を写してみた。
ギンバイソウの実

目についたものは何でも写すのだ。これが行った気分にさせる秘訣である。
観察会に参加したおかげでこの5枚葉がアケビだと分かるようになった。しかし、これがアケビだと分かって周囲の頭上を見渡してもアケビが見つかることは無いのである。
定点観測のミズナラ


さっき光芒が見えたから晴れてくるかなと期待したが、まだ晴れない
上を見上げてもまだこんな感じだ
ヤマアジサイ
ブナの樹皮も写しておこう
曇り空にそびえるブナを写してみる
おっ、良いもの見つけた。この前見に行った千代さんの写真展では森のティアラだったか良い名前を付けていたね
コンデジでズームイン


森のビー玉と名付けようか(-_-;)
寄り添う母子


よく見ると親子関係は無さそうな葉だ(-_-;)
ムラサキシキブは葉を落としてしまい実だけが残っている
このままお皿に乗せてクッキーだよと言って出したら食べてしまいそうだ
ベンチの目の前の紅葉

何の木か分からない。樹木観察会にあと数年は参加しないと頭に入らない(-_-;)
ベンチ目の前のシロドウダン、

今年の実と来春の新芽


デジカメ時計=13時59分
お気に入りのブナ林は古い白黒映画の世界
森のフラダンサー


日が当たり始めた
葉を落としたブナの並木を見ながら歩く
竜神平に到着


デジカメ時計=14時19分
愛大小屋
これはススキだ
レンズを広角ズームに交換
秋の草原の雰囲気が出ている


んんん???

秋の草原ではない。もう立冬なのだ。初冬の風景だ。
ハンカイソウの綿毛

ハンカイソウは竜神平の中に入って写していたので、写し終わって愛大小屋方面に歩いていると、愛大小屋の前にいた男性が「ブログネタを教えてあげる」と言って私を先導するように歩いて行く。私はこの男性を知らないが、この人は私が誰か知っていて案内してくれているようだ。

この男性が言うには「水場の水が止まった。皿ヶ嶺開山百年で初めての出来事だろう」とのこと。

シャクナゲの下の水場。

ここは何回も来ているけど、じっくり見たことが無かったような気がする。

無色透明のきれいな水が溜まっているし、このすぐ下流では僅かに水も出て竜神平に流れている。


デジカメ時計=14時45分

この僅かに流れ出ている水が有るので私が「これで水が止まっているんですか?」とアホな質問をすると、「こんなものじゃない。本来はあの辺りから水が湧いて出てくるが、今日は全然流れ出ていない。これでは飲み水にならない」と言いながら奥の隙間を指差す。

「竜神平湿原復活の活動をするのも良いけど、水が出ないことには湿原は復活しないよ」と言われた。私が頭上の杉林を指差して「この杉林を自然林に戻せば水は出ますかね?」と聞くと、「伐採するならまずはカラマツ林だろう。愛媛には無いはずの木なんだから」と言われた。

貴重なご意見を頂いて竜神平を後にする。

風穴に降りる登山道はもう日陰になる時間だが、向こうの斜面にはまだ日が当たって明るい
森のフラダンサーも頭の上だけ光っている
お気に入りのブナ林ももう日陰で暗くなっている
いつものミズナラ
なんでもない道端
風穴に戻った


デジカメ時計=15時40分

今日は昼から登山開始と言うのんびり歩きだったが、それなりに楽しめて良かった。



     一人でお出かけに戻る   TOPに戻る   これまでの皿ヶ嶺山行記





inserted by FC2 system