1年前に雪の堂ヶ森に登ったが、あのとき誘ってくれた人からまた堂ヶ森に行きませんかと誘われた。私を誘った理由はラッセル君になって欲しいということだが、一人で堂ヶ森には行けないので喜んでラッセル君になりますと返事する。

6時半に近所のローソンまで迎えに来てくれるということで、待ち合わせ時間に間に合うようにローソンに歩いて行く。もう昨日のうちに食料は用意しているのでローソンで買うものは無いのだが、車が来るまでは店に入って時間つぶし。やがて暗闇の中にヘッドランプが見えて迎えの車が登場。

荷物を載せて助手席に乗り込む。車には3人の昔乙女が乗っている。去年のレポートでドライフラワーガールズと命名したらとても喜んでくれたので、今日もドライフラワーガールズと呼ぶことにしよう。3人のうち2人は1年前にも一緒に堂ヶ森に行った人で、もう一人は初対面。と思ったら違うらしい。皿ヶ嶺の植物観察会で一緒に歩いたと言われたが全然覚えてない。スミマセン。私は名前と顔を覚えられないんです。

ローソンを出たら東に向かい桜三里を走る。そして桜三里を出る直前に右側の谷間に入っていく。どんどん奥に向かって走っていると私を誘ってくれて今日も運転している人が、いつもならこの辺は凍結するときが有るけど今日は全然凍結してないねと言う。堂ヶ森の反射板が助手席から見える時が有るが、反射板も白くなってない。今日は霧氷期待で来ているのに霧氷が無いかも?

終点の登山口に到着。軽トラが1台停まって男性一人が準備中。

登山口


デジカメ時計=7時19分
登山口出発は7時20分にしておく

地面に転がっているのは私のスキーのストックと軽アイゼンの入ったレジ袋
去年の大雪を経験しているので、今日は雪が無いねと言いながら歩いてきたが、それでも標高が上がると雪も見えてきた
カラ池で小休止。そしてここからアイゼン装着。私は6本爪の軽アイゼンを着ける。


デジカメ時計=8時33分
アイゼンは着けたが、まだそんなに雪は深くない。ササや背の低い樹木の葉っぱが見えている。
シャクナゲ尾根。去年はこのあたりでも新雪が深かった。
三ヶ森が見えるがここも霧氷は全く着いてないように見える
ストックが雪にささったまま忘れられている
水場到着


デジカメ時計=9時29分

去年はこの上で雪が深くて苦労したのだが、今年は雪が少ないのであっけなく通過。イヤ、あっけなくは言い過ぎだった。今日は軽アイゼンで来たのだが、やはり前歯の出ている10本爪のほうが良かったなと思える場所もあり、そんな場所は慎重に通過したのだった。

雪に埋もれた梯子が見える。これが見えると言うことはその程度の雪の量だと言うことになる。
頑張ってついてくるドライフラワーガールズ

ようやく樹林帯を抜け出て周囲が見渡せる場所に出た。正面に石墨山。左手奥に大川嶺。

石墨山にも霧氷は無い。


デジカメ時計=9時59分
梅ヶ市への分岐を示す標識

そのすぐ向こうに面河ダム


デジカメ時計=10時1分
石墨山

ここから皿ヶ嶺は見えない
堂ヶ森山頂の反射板も見えてきた
さっきの梅ヶ市分岐までは調子よく上がってきたのに、このあたりから足が動かなくなった。私のペースの遅さに我慢できなくなったのか、私を追い越して行く。あー、年を感じる(-_-;)
去年は純白の雪面にきれいな風紋が出来ていたが、今日は雪が少ないので緑の葉っぱがあちこちに見えている。そのために風紋もあまり綺麗に出来てない。
石鎚が正面に見える。今日は石鎚にも霧氷は無さそう。


一番高い白い山がクラセの頭。その左に小さく見えているのが石鎚弥山。さらにその左に高く上がっているのが西ノ冠岳。二ノ森はクラセの頭に隠れて見えない。


デジカメ時計=10時45分
登山口から3時間25分
霧氷の着いた白骨林と石鎚山系を写したかった
この木が霧氷で真っ白になっているはずだったのに
ドライフラワーガールズは反射板の付近まで散歩に行っている。私も行ってみよう。当然のことながら反射板にも霧氷は着いてない。去年はこの反射板も霧氷で白くなっていた。
わずかな風紋と石鎚を写してみたが風紋が分かりにくい
これもわずかな風紋を探して無理やり石墨山と一緒に写す

無風とは言えないが、そんな強風でもないので石鎚を正面に見ながら冷たい風に吹かれてランチタイム。魔法瓶のお湯を注ぐだけで出来上がるカップスープがお気に入りなのだ。ランチを食べたら帰ります。

帰る前のメモ写真


左奥が石墨山


デジカメ時計=11時37分
もう今日は上がって来ないだろうと思っていたら年配の男性二人組が上がってきた。ドライフラワーガールズに挟まれている人の年齢は喜寿で、皿ヶ嶺に行くときは見奈良の駅から歩いて行くと言っていた。私よりも元気かも。
上るときは軽アイゼンではちょっとしんどいなと思っていた所も下りは楽勝

(私以外は皆さん10本爪のアイゼンですよ)
霧氷の欠片がいっぱい転がっている。下山時は靴を置くたびに欠片がさらさらと流れ落ちる。
水場の標識通過


デジカメ時計=12時5分
帰りもシャクナゲ尾根を写しとこう
カラ池


ここでアイゼンを外す


デジカメ時計=12時25分

アイゼンを外しても登山道の雪が無くなったわけではない。ときどき靴が滑って「おっとっと」と言いながら歩く場面も。

なんでもない登山道の様子
青滝山への分岐通過


デジカメ時計=13時5分
駐車場に戻った


デジカメ時計=13時25分

今日は霧氷期待で行ったのに霧氷は皆無で雪も少なかったので去年見たような雪景色もなかった。でもそれなりに冬山を楽しめたのでヨシとしよう。

ところで想定外に早く下山したのでまだ家に帰るのは早い。どこかに行こうという話になり結局白猪の滝のユキワリイチゲを見に行くことになった。


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     去年のレポート


今日のGPSトラックログ


去年は登山口からカラ池まではまともなログが取れてなかったが、今年はなんとか取れたみたい
標高差は約1100m

結構キツイことが分かる
横軸は時間
横軸は出発してからの経過時間





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