今日はさくら山行会で善通寺の里山を縦走する計画である。ネットでは最近見るようになった縦走コースのようでちょっと気になっていたので山行会で計画してくれてラッキーである。

今日は県外遠征と言うことで出発が朝の6時半になっている。それに間に合うように川内支所に歩いて行く。今日は下山後に温泉に入ると言うことなので着替えの入った温泉セットも持って行く。川内支所ではすでに竹乃井交通のバスが待っている。バスに乗って今日の会費を払う。

メンバーが揃えばバスは出発。川内インターから高速に入る。石鎚SAで矢野さんが乗り込んだら善通寺ICに向かう。善通寺ICを降りてどこに行くのかと思ったら、善通寺の有料駐車場に入った。ここからスタートのようだ。

今日の天気は晴れ。気持ちよく縦走出来そうな予感。
バスの向こうに見えるのが土産物屋でトイレも有る。この有料駐車場に停めて縦走スタートが良いと思う。

デジカメ時計=8時11分
駐車場のすぐ横に有る善通寺の境内にちょっとだけ入ってみた
境内からまた駐車場に戻る。正面の山が縦走コース最初の山の香色山のようだ。
準備が終われば出発。縦走開始だ。
香色山登山道に入る


デジカメ時計=8時36分
朝日を浴びてハイキング
瀬戸大橋がきれいに見える
山頂まで○○mと書いた標識がいくつかあったが、どれもメートルの表示が細かい。どうやって測定したのか知りたいものだ。
いたるところに茶色の袋が有って何だろうと思って見たら何か注意書きが書かれている。農薬を使って松くい虫の駆除作業中なので触らないでくださいと書いてある。
香色山の山頂に到着したようだ


デジカメ時計=8時55分
登山口から19分
山頂からの展望

少し右手の形の良い山が讃岐富士
居合わせた地元のじいさんがストックで指し示しながら「アレはあれ、コレはこれ」と解説してくれる。

ここは標高157m。登山口からは遊歩道のような歩きやすい道で近所の人の散歩コースのようだ。
次の山に向かって出発。ここから先が本格的な登山道の縦走コース。


デジカメ時計=8時59分
季節外れのツツジが迎えてくれる
途中には石仏もある。すぐ右に黒っぽく写っているのは石仏に水をあげるための手水鉢? 手水鉢には氷が張っていた。今朝は冷え込んだようだ。
今日のコースは別名「空海ウオーク」と名前がついているようだ。縦走コース各所に空海ウオークの標識が有った。
ここは落ち葉が大量に積もっている。今日は晴れているから良いけど、雨の日は歩きにくそう。
お寺?の横を通過
意外と勾配のきつい斜面を上がっていく。里山ウオークのつもりで気軽に歩けると思ってきたら苦労しそうなコースだ。
こんな標識も立っている
登山道の途中で振り返ると瀬戸大橋
このお尻の角度からでも急傾斜ということが分かるだろう
先頭集団がかたまっている。筆ノ山の山頂に着いたのかな?


デジカメ時計=9時58分
香色山からちょうど1時間
筆ノ山の森とは

善通寺市の五岳山の一つである筆ノ山は古くから人々に密着した里山として親しまれてきました。しかしなが、近年は山に人が入ることも少なくなり、荒廃が目立つようになってきました。
そこで、この筆ノ山を新しい里山として見直そうと取り組み始めたのが「筆ノ山絆の森事業」です。山林所有者、市民グループ、善通寺市の三者が協力し、筆ノ山の山林の健全な保全を目指すとともに、市民や子どもたちが林業体験活動や里山学習活動などさまざまな活動を行います。
筆ノ山からはこれから向かう我拝師山、中山、火上山が順番に並んでいるのが見える
筆ノ山を降りて行く。正面は次に向かう我拝師山。
大坂峠に到着。バスが待っている。ここで小休止。

実はここまでほとんどのメンバーが荷物をバスに置いて手ぶらで縦走してきた。ここからは荷物を担いでの縦走となる。
バスは鳥坂峠に移動する。

デジカメ時計=10時25分
五岳山縦走ルート

五岳山は、その昔から聖域として殺生禁断の地とされていました。善通寺のお供えや寺の造営など以外に、草木を伐採したり、狩猟をすることはできませんでした。五岳山縦走ルートには、お大師さまの幼い頃そのままの山道が残されています。夢や悩みを抱きながら五岳を巡り、成長していくお大師さまのお姿を追いながら、それぞれの山道を踏みしめてくださいませ。
我拝師山登山口スタート


デジカメ時計=10時37分
我拝師山は標高が481mで今回の縦走コースの中では最高峰の山であるが、それでも500mもない山なので山歩きに慣れた山行会メンバーにとっては楽勝と思ってきた。ところが意外に傾斜がきつい山で侮れない。
空海ウオークの標識がいくつも設置されている。これを一人で付けて回るのはかなりの労力が必要。ボランティアグループ大勢で付けたんだろうな。
???

なんとかドコロ?

ヤマノイモ?
振り返ると歩いてきた香色山(157m)、筆ノ山(296m)が見える。その向こうには讃岐富士。
目の前は筆ノ山、その右手に香色山、奥に讃岐富士。

肉眼では瀬戸大橋もきれいに見えているのだが、写真ではかすんでしまっている
 
我々の後から女性が追いついて来てしばらく並んで歩いていたが、休憩のときに先に行ってもらった。その後も単独男性が追い越して行った。二人とも縦走コースを行っているようだった。
傾斜がなくなって明るい広場に出た。山頂かな?
ここが我拝師山山頂(481m)
周囲は落葉樹で明るい。


デジカメ時計=11時51分
登山口から1時間ちょっと。
記念写真
明るい山頂で一休み
出発
向こうに見えるのがこれから向かう中山と火上山

デジカメ時計=12時6分
足元に禅定寺が見えてきた。凄い高度感。
なかなか行列が進まないのでどうしたのかと思っていたが、自分がその場所に行ってみて渋滞の理由が分かった。険しい岩場になっている。
険しい岩場に石仏が立ち、捨身請願之聖地と書かれている
ここに取り付けられている鎖がピカピカの真新しく見えるステンレスの鎖。ステンレスなら錆びないはずなのでこんな保守点検が簡単に出来そうにない場所に取り付けるのにはピッタリの素材。
もうお寺が目の前に近づいてきた
禅定寺の境内に到着。ここで弁当を食べる。
お寺の境内で弁当を食べることに遠慮が有ったが、レポート作成時にネットで検索したら、昼食は境内で食べるよう書いたサイトも有る。境内にトイレも有る。


デジカメ時計=12時29分
弁当食べたらカメラを持って周囲の気になるものを写す。

これは江戸時代のものと言われている岩に彫られた梵字
これは南北朝時代のものと言われている梵字
禅定寺から見える大麻山

この山の向こう側斜面に金毘羅さんが有る
奥にかすんでいるのは徳島の山だと思うけど、どこの山かは分からない。雪が積もっているのは分かる。

境内で弁当を食べて矢野カフェのコーヒーを飲んだら出発。


      続く




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