今日は久しぶりに皿ヶ嶺に行ってみよう。皿ヶ嶺には先月の19日に行っているので久しぶりにと言うのは大袈裟だろうと思う人もいるかも。実は3月に皿ヶ嶺に行くのは2年ぶりなのである。去年はとある事情で3月に皿ヶ嶺には行けなかった。とある事情が気になる人もいるかも知れないが、知らない方が身のためである。知ってしまったらショックを受けるかも(-_-;)
我が家を出て皿ヶ嶺に向かう途中でコンビニに立ち寄り、昼食のサンドイッチと車中で飲む100円コーヒーを買う。皿ヶ嶺の麓から高度が上がって行っても道路には全く雪が無い。これなら風穴まで車で行けるかも知れないが、今日は上林峠コースで下山のつもりなので水の元に車を停める。
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デジカメの露出設定のせいで空が白く見えるが実際には青空
デジカメ時計=9時7分 |
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もう春の気配を感じさせるものが出てないかと雪の消えたお花畑に入ってみるが、結局なんも無かった |
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登山道に霜柱がびっしりと出ている。それをざくざくと踏んで1mほど行き過ぎてから、あっ、足跡を写さなきゃと思ってわざわざ引き返して自分の足跡を写す。 |
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道路に出た。予想通りこの付近にも全く雪は無い。 |
ここで忘れ物に気付いた。ポケットにスマホが入ってない。スマホ依存症の私がスマホを忘れるとはかなりアレが進行していると言わざるを得ない。忘れてきて良かったのは帰れメールが受信できないので遅く帰っても言い訳ができること。でも腕時計が無い私はスマホが無かったら時間が分からない。
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道端のシシガシラ
目に付くものはなんでも写すのだ |
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そして風穴の広場を通過。青空が見える。
デジカメ時計=9時29分 |
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ここに来たらお約束のフキノトウを探すと、有った |
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階段を上がって風穴を目指す |
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アキチョウジのガク |
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ミヤマノキシノブ?
以前はこんなものには目もくれなかったが観察会に参加するようになってからは一応チェックするようになった。これは風穴に向かう階段のすぐ横。 |
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風穴周辺はまだ雪がいっぱい残っている |
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コチャルメルソウの葉っぱだけ
まだ蕾は出ていない |
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この時期に元気な緑色をしているのはヤマアイ |
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葉を落として枯れたような林だが、あと1ヶ月もすれば新芽が出てくるだろう。 |
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何か春の兆しは出てないかと足元を探しながら歩いていると見つけた。
ハシリドコロ
何年か前に初めてこの紫色を見つけた時は「これは何?」と思ったが、今ではハシリドコロだと断定できるようになった。 |
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これは何? メッシュの袋状になっている。
研究者なら研究室に持ち帰って調査するかも知れないが、私はただの写したがりだけの人なので、これは何?と写真を撮ったら、そのままポイ(-_-;) |
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登山道に雪が見えてきた。おー雪だと単純に写すだけでその後の厳しい状況を全然イメージできないアホな私。 |
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いつものようにどれかにピントは合うだろうと写す |
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ここの雪を見てようやく事態の深刻さが分かってきた。
この写真では分からないが雪の表面がガチガチに凍っているのが見える。
今日は滑り止めを持って来てない。忘れたのではなく、もう今日は要らんだろうと最初から持って来てないのだ。 |
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登山道から下を見る。奥に見える小さく白い四角のものは風穴のトイレの横の避難小屋の屋根。 |
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ガチガチに凍っているのが分かる写真を
こんなところを慎重に通過するのでいつもよりもかなり遅いペースで歩く |
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登山道は歩けないので右側の斜面を歩く |
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平坦地に出たところで小休止。後から上がってきた単独男性はここで簡易アイゼンを着けた。 |
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樹木観察会で「なんとかムグラ」というものを何種類か教えてもらったが、どれもよく似ていてまだ区別が出来ない。これは何ムグラ? |
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これはダイコンソウだ |
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登山道から外れて様子を見に行く。花が咲くのは5月の中頃なので当然花の雰囲気は無い。 |
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ここも登山道は歩けないので樹木の間を歩いて行く。登山道は登山者に踏み固められているのでガチガチに凍結するのは理解できる。しかし登山者の歩かないところはそんなに凍ってないだろうとの甘い予想は外れた。歩いてない所も凍っていて足が滑る。 |
滑って尻餅をついたついでに座ったまま小休止。するとアイドルが上がってきたので朝の挨拶。私が「今日は上林峠コースで降りようと思っていたけど無理ですね」と話しかけると「滑り止めが無いならやめといたほうが良い」みたいな返事だった。アイドルからは春の花情報をもらったので「帰りに行ってみます」と答える。
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十字峠
デジカメ時計=10時51分 |
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しつこくガチガチ凍結路を写す |
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カラマツの上の方が白くなっている。あらっ、霧氷が着いている。 |
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もう少しカラマツと霧氷らしい写真を |
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登山道に戻ると、目の前の木にも霧氷が着いている |
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霧氷をアップで |
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山頂が見えてきた。アイドルと仲間が立って話をしている。
デジカメ時計=11時10分 |
山頂のテーブルセットにザックを降ろし小休止。ここではランチを食べない。魔法瓶のコーヒーとおやつタイム。
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大川嶺方面 |
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小田深山スキー場方面 |
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六部堂に降りる登山道周囲にはびっしりと霧氷が着いている |
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今日の気温はマイナス3℃
デジカメ時計=11時19分 |
立ち話中のアイドルに声をかけて下山。愛大小屋でランチにするつもりなのだ。
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笹原がまだ雪に覆われているのでブナに会いに行く。何度も書くけどササが隠れる雪の季節の方が行きやすいのだ。 |
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天気は良いんだけど、スッキリとした影が出来ない |
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この周辺をうろうろしている間に山頂にいたアイドルとその仲間が降りて行くのが見えた |
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登山道に戻って石鎚ビューポイントから石鎚を見る |
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森のペアダンサー |
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竜神平に向かう登山道 |
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かなり慎重に歩いたつもりだったが今日2度目の転倒。ただし、いきなりひっくり返るというような転倒ではなく、あー転ぶ転ぶと手を出して、前向きに手で支えることが出来たが、首からぶら下げていたデジカメは登山道の固い氷に当たった。このあとも何事も無く撮影できたので、たぶんデジカメにダメージは無いと思う(と信じたい)
この写真は転んだ場所の登山道の様子。氷しか写ってない。 |
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竜神平が見えてきた
デジカメ時計=11時50分 |
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竜神平 |
愛大小屋に入ってランチにしようと思っていたが、風も無くそんなに寒いとも思わなかったので日当たりの良いベンチに座ってコンビニサンドイッチ。食べたらさっさと帰る。
続く
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