5日に皿ヶ嶺に行って来たが、その後に「皿ヶ嶺のレポート見ました。今度石墨山に行きませんか?」とドライフラワーから勧誘メールを受け取った。私の場合、一人で決断できないので「お伺いを立ててから返事します」と返信した。そして無事に許可が下りたので行きましょうと再度返事した。

集合時間は9時なのでそれに間に合うように我が家を出て近所のコンビニに歩いて行く。コンビニ前で待つが約束の時間よりも少しだけ遅れて迎えの車が到着。今日のメンバーは先月の寒風山のメンバーから一人減ってドライフラワー2人とワンコ1匹。遅れた理由は近くの産直市で野菜を買い占めていたらしい(-_-;)

今日の天気予報は晴れとなっているが東温アルプスの山並は雲に隠れている。でも天気予報を信じて行ってみよう。そして「どこから登りますか? 唐岬の滝駐車場? 黒森峠?」 と聞かれたので、私は「黒森峠から登りたい」と答える。以前、黒森峠から石墨山に向かった人が転落して重傷を負ったというニュースで、いったいどこで転落したの? と思っていたので、黒森峠からのルートをあまり歩いたことのない私は今一度自分の目で確認しようと思ったのだ。

こんな天気の日に石墨山に行く人はおらんよねーと言いながら石墨山登山口まで来ると車が1台停まっている。おー、おるね〜。この車の人とは山の中ですれ違うことになる。

唐岬の滝駐車場までは道路に雪は全く無かったと思うが、ここを過ぎてからは道端に除雪の跡と思える雪のかたまりが点々と見えてきた。一応国道なので定期的に除雪しているようだ。そして右手の崖には大きなツララが下がっているところも通過する。でもこのツララはサイズは大きいが、もうかなり融けているような色合いと形状だ。

全然晴れる気配のない天気の中、黒森峠に到着。広場に車を停めて出発準備。

出発時の写真

晴れるとの天気予報を信じて行く


デジカメ時計=9時53分
黒森峠から上がったことのない人のために登山口を紹介

上の写真をトリミングしたもの

コンクリの擁壁の手前に小さな標識が立っているのでそこから上がる
最初は広い防火帯を進む。最近草刈りされたのか歩きやすくて快適だ。
ここはやせ尾根で右側はかなりの急傾斜。でも転落するような登山道ではない。

この後でほんのわずかだが急な登りで木の根が自然の階段になっているようなところを通過。ここならバランスを崩せば落ちるかも知れないが、本当にここなのか???

(注)レポート作成時にこの事故のことを念のために検索したらこの木の根の階段のところだったようだ。
三角点 割石峠の標識


以前はキティちゃんの標識が有ったと思うが、もういつからなのか不明だが、あちこちでキティちゃんの標識が片っ端から外されているのを目撃する。マイナーな山にもキティちゃんの標識が有れば安心していたんだけどね。
少し視界が良くなったかな?
東温高校の小屋まで来た。小休止。


デジカメ時計=10時20分
人工林の中は日が当たらないので雪が残っているが、このあたりの雪はまだ滑り止めは不要
ショウジョウバカマの葉っぱ


でも私はここでショウジョウバカマの花を見たことが無い。ただ単に花の時期に来てないから見てないだけなのかも知れないが。
ツルリンドウの実が残っている
あー、もう滑り止めなしで歩くのは困難になってきた。ここで滑り止めを着ける。ドライフラワーズはアイゼン。私はホームセンターで買った安物の滑り止め。

5日の皿ヶ嶺では滑り止めを持たずに行って痛い目に遭った。今日はその反省で滑り止めを持って来たがアイゼンではない。これが結局・・・



この写真がぼやけてソフトフォーカスの写真のようになっている理由は、ここに来るまでにも滑り落ちないように木の幹にしがみついたり足元に手をついたりしたので手袋が濡れてしまった。その濡れた手袋でレンズキャップを着けたり外したりして、いつの間にかデジカメの保護フィルターが濡れてしまったのだ。と言うことは当然デジカメ本体も濡れた手袋で触っているんだけど、大丈夫かな?
「いっぷくしましょう」の文字が完全に消えてしまった
登山道右側の斜面の様子

ここにはロープが数本用意されている。雪の無い時期にはロープを利用したことが無いが、今日はロープ無しでは上がれないような状況で、全てのロープを利用させてもらう。そんな状況では写真を撮るどころではない。ただ滑り落ちないようにと必死の思いで上がっていく。やっぱりここの急登はホームセンターの滑り止めではなくアイゼンじゃないとダメだ。

おっ、光芒が見える。光芒が見えると言うことは太陽が出ていると言うことだ。
青空も見える

男性が一人降りてきた。私が「もう山頂に行って来たんですか?」と聞くと、「石鎚と雲海がきれいに見えるよ」と教えてくれた。これは楽しみだ。元気が出てきた。

石墨の分れに出た。青空が広がる。先ほどまでの空模様が嘘のような快晴。

雲海の中を歩いて来てここで雲海の上に出たと言うことだろう


デジカメ時計=11時31分
一休みしたら出発。ガイド犬も張り切ってるワン。


デジカメ時計=11時39分
稜線の登山道から石鎚が見えてきた
ズームイン
うーん、来てよかった

でも石鎚は黒くて霧氷が着いているようには見えない
雲海と滝雲
真ん中の山が皿ヶ嶺
展望岩から石墨山を正面に見る


デジカメ時計=12時1分
その展望岩から石鎚を見る


石墨山に行ったことのある人なら見慣れた光景だろうが、こんな雲海は珍しいのでは?
青空も強調



石鎚の左に小さく黒い点が見えるが、デジカメの撮像素子に着いたゴミではない。三ヶ森だ。
同じような写真を何度でも



行った気分になってもらうためにはこれが必須です(-_-;)
地面には霧氷の欠片がいっぱい落ちている。5日に皿ヶ嶺に行ったときに山頂付近に少し霧氷が有ったが、同じ日に着いた霧氷なんだろうか?
さあ、山頂はもう目の前だ
石墨山頂に到着


デジカメ時計=12時17分
ちょっとズーム
石墨山から見える石鎚山系の位置関係
石墨山の標識も写しておこう


三ヶ森の姿がさっきよりも少し大きくなった気がする。雲海が少しずつ下がっているようだ。

石墨の分れ手前ですれちがった男性は雲海がきれいだと言っていたが、我々よりも1時間以上前にここにいたはずなので、もっとすごい雲海を見ていたのだろうか?

ここからランチタイム。雪をかぶってない岩が有ったのでそこに腰を降ろす。風も無く暖かいと感じる。そしてランチが終わればまた同じような写真を写しまくる。こんな良い条件は滅多にないんだから写せるときに写さなきゃ。

最大ズームの写真を等倍で見ていると弥山に登山者が立っているように見えるけど、実際のところは分からない
何度でも同じような写真をアップ



これがたまらんと言うファンも3人ぐらいは居るはずと信じて(-_-;)
筒上山と手箱山かな?
ドライフラワーズがひょっこりひょうたん島だと喜んだ三ヶ森
ランチも終わって帰り支度をするドライフラワーズ
面河ダムはほぼ満水
たまには縦位置で
さあ、石鎚の素晴らしい景観を楽しんだら帰りましょう


デジカメ時計=12時59分


      帰る



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