実は4日前の3月16日に皿ヶ嶺の麓で春の兆しを探そうとうろうろ歩いてきた。しかしレポートにアップ出来るようなものが無くて、行ったけれどもレポート無しという状況だった。その後ポカポカ陽気の日も有ったし今日も天気は良さそうだ。今日こそ何か春の兆しを探しに行こうと出かける。

午前中に買い物のアッシー君で出かけた時にスーパーで弁当を買ってもらい昼前に我が家を出発。そして皿ヶ嶺に向かう前に東温市の観光協会に立ち寄って出来上がったばかりの東温アルプスガイドの最新号を受け取る。水の元に車を停めて車の中でスーパーの弁当を食べる。家で食べてから来れば良いじゃないと思う人も多いだろう。もう何回もこの場面で書いたことをまた書こう。家で食べたくないのである(-_-;)

弁当を食べたらデジカメだけ持ってまずは天狗の庭方面に向かう坂道を上がっていく。

苔に水滴がいっぱいついている。どれかにピントが合うだろうと言ういつもの安易な気持ちで写す(-_-;)
アケボノソウだと思うんだけど
いつものニッコウネコノメポイントで
ヤマアジサイ

天狗の庭方面から単独男性が歩いて来る。近づいてみると皿ヶ嶺の常連さんだ。私がアワコバイモはもう出てますか?と尋ねると、蕾は有ったよ。大体あのあたりだと教えてくれたのでお礼を言って別れる。あっ、大事な物を忘れていた。ここに来る前に受け取ったばかりの東温アルプスガイドを渡す。

これはガンクビソウだと思うんだけど自信が無い。一応レポート作成時にネットで検索したらよく似たのがアップされていたのでガンクビソウに決定。

花の写真はいくらでもヒットするんだけど、こんな花後の写真をアップしている人は少ない。
ヤマアイ
オオキツネノカミソリ
ダイコンソウ
天狗の庭に向かう登山道は日も当たり明るくて気持ちが良い。

午前中の買い物に行くときに皿ヶ嶺を見ると雲がかかっていて、本当に晴れるのかな?と思っていたが、昼ぐらいからきれいに晴れあがった。
ハシリドコロはもうあちこちに出ている
天狗の庭に到着
春の新芽と言えば普通は緑色だと思うけど、これは違う。

ヤマシャクヤク

さっき常連さんが教えてくれたアワコバイモの蕾を見つけた場所と言うのを探すけどなかなか見つからない。もしかしてお互いに全然違う場所をイメージして会話していたのかな(-_-;)

登山道から外れてうろうろとアワコバイモを探していたらこの花に気付いた


ユリワサビ
クローズアップ
結局アワコバイモを見つけられないままにタコ足の木まで来てしまった。

ここから引き返す。アワコバイモを探しながら水の元に戻る。
頭上を何回もヘリの轟音が通過する。ヘリを狙ってみたが、デジカメは律儀に手前の梢にピントを合せた。
これはアワコバイモの一枚葉だよね?

この葉っぱは何枚も見つけたけど肝心のアワコバイモは見つけられない。
アワコバイモはあきらめてハシリドコロ(-_-;)
足元に何か小さい白いものが見える。よく見るとハルトラノオだ。アワコバイモは見つけられなかったがハルトラノオを見つけたので良しとしよう。
この前も写したこの赤いのは何?

坂道を淡々と歩いて水の元に戻ってきた。今度はこの上のお花畑の偵察だ。

これは何ネコノメだったっけ?
この時期のお花畑の様子
おっ、アワコバイモ発見。ほう、出始めは蕾は上を向いているんだね。初めて見たような気がする。
これはもう下を向いている
2つ並んでいる
ここにもヤマシャクヤク

今日の目的のアワコバイモの蕾をいくつも見つけることが出来た。今度は車で風穴に移動する。風穴の広い駐車場に車を停めてまずはトイレ周辺のチェック。

エイザンスミレを探したけど葉っぱも無かった。代わりにこのスミレ。
かなり成長したフキノトウ
これは何?と思ったが、ツルアジサイが朽ちて強い筋だけが残ったもののように見える
まだこの程度の雪が残っている
プランターの中にイワネコノメが有るはずと探したら有った。もうこの時期から咲いているの?
ズームイン
サイゴクサバノオだと思う。まだ葉っぱだけで蕾は無い。
これはまだパック詰めで売れそうなフキノトウ
アキチョウジ
もう出てるかなと見に行ったら出ていた


シロバナエンレイソウ
何度でもフキ
ショウジョウバカマは蕾の準備が出来ている。それにしてもなんで葉っぱがこんなに短いの? 虫に食われた?
ズームイン

ピンク色の蕾がよく分かる
これはツルリンドウ(多分)
キッコウハグマ

葉っぱの形がキッコウ(亀の甲)だからキッコウハグマと名前が着いたらしいがあまり亀の甲には見えんけどね


デジカメ時計=16時1分

今日の散歩はこれで終わり。

天狗の庭でアワコバイモを見つけることは出来なかったが、ユリワサビとハルトラノオの蕾を見ることが出来た。そして水の元のお花畑では目的のアワコバイモの蕾をいくつも見ることが出来て良かった。今後しばらくは好天が続くとの天気予報なので、毎日のように変化が有るに違いない。また来週も来るのが楽しみである。


     一人でお出かけに戻る   TOPに戻る   これまでの皿ヶ嶺山行記






inserted by FC2 system