今日は竜神平の愛大小屋修復のボランティアの誘いを受けて皿ヶ嶺に行く。ボランティアを理由に時間制限なしを勝ち取った。集合が9時に畑野川登山口とのことなので車を上林トンネルを抜けた広場に停めて歩いて行く。
ボランティアの内容は補修工事のための資材運びと言うことで、セメントや砂の入ったビニール袋が用意されている。そして砂袋はザックに入れて運びやすいように1袋が5kg程度に小分けされている。その砂袋を2つザックに入れる。つまり10kg背負って行くことになる。ザックを片手で持ち上げたら重い。いかに普段のザックが軽いかということが分かる。ちなみにセメントは小分け出来ないので25kgの袋をそのまま誰かが担ぎ上げる。 10kgを背負って行くが、普通の登山道を歩くときは意外と重量を感じないが、沢を渡るために足を大きく開くような場面ではちょっと重いと感じる程度。 歩いている時にSさんから興味深い話を聞いた。それは足元のヤマルリソウの色が白っぽいので「瑠璃色じゃないけどヤマルリソウですね」」と私が話しかけると、Sさんは「白の変異が有るのは当たり前だから気にしたことが無かった」と言う。それでさらに私は「皿ヶ嶺には白いソバナが有るけど、あれはソバナなんですか、シロバナソバナなんですか?」と聞くと「シロバナソバナと思い込みたいんならシロバナソバナでも良いんじゃないの」みたいなことを言われた。分かりました。今後は「ソバナの白花」と表現します(-_-;) レポート作成時に参考のために「シロバナソバナ」をgoogleで検索すると、結構上位に私のレポートがヒットするが、有名な花図鑑関係のサイトにはヒットしない。やはりシロバナソバナは正式に認定された名前では無いのかも。 見た目が同じでただ単に色が白いと言うだけで「シロバナ○○○」と名前をつけたがるのは素人と言うことかな?
最初、登山口に置かれていた資材と参加人数を見て2往復を覚悟したが、愛大小屋に到着したら1回で終わりにしようと言われた。ラッキー。しかしトイレに行って戻ってみると、みんな元気なのでもう1回往復しようと言われて、「え〜!」と言ってしまった。最初は2往復を覚悟していたのに、1回で終わりと言われて気持ちはもうボランティア終了になっていたのだ(-_-;)
畑野川の登山口で再び砂袋を2つザックに入れて竜神平に向かう。
2往復のノルマが終わったら観察会主催者のSさんから一緒に歩こうと誘いを受けていたが、他の参加者から魅力的な話を聞いたのでそっちに向かう。魅力的な話とは久万高原町の某所にトウゴクサバノオがいっぱい咲いとったよと聞いたのだ。その場所にトウゴクサバノオが咲くということは皿ヶ嶺の常連さんからも聞いたことが有るが、私はまだ見たことのない花なのだ。今日は時間制限がないので今日を逃したらもう見に行けないかも知れない。誘ってくれたSさんには断って一人で某所に見に行こう。 車は上林トンネル出た広場に停めているので上林峠コースでから下山する。
車に戻りコンビニ弁当を食べながら久万高原町に向かう。走りながら食べることを想定して買ったわけではないが時間の節約が出来て良かった。 続く |