一昨日も皿ヶ嶺に行ったばかりだが、今日も皿ヶ嶺に行く。今日は東温高校の生徒全員が皿ヶ嶺に登ることになっていて、さくら山行会の有志はボランティアとして参加するのである。

川内支所から乗り合わせていくことになっているので、その前に歩いてコンビニに行き弁当とお茶を買ったらそのまま川内支所に向かう。支所に到着すると既に今日の段取り説明が始まっていた。今日の参加者は10人で、4組に分かれて登山道の要所に立ち、生徒への挨拶や声掛けをするのだ。

全員が揃ったら出発する。私は会長さんの車の助手席に乗り込む。自分の運転じゃないので楽チンである。上林の集落に近づいたら大型観光バスが降りてくるのとすれ違った。そして高校生が何人か歩いているのも見えた。あれっ、バスで降りる場所よりも手前で歩いていると言うことは、この子たちは学校から歩いて来ているのか?

風穴の駐車場には10台以上の車が停まっている。登山者だけでなく東温高校の先生の車も混じっているんだろう。


デジカメ時計=9時10分
生徒はまだ到着してないので、のんびりと景色を写しながら自分の持ち場に向かう
逆光で光るものは何でも写す
コンロンソウ
こんな黄色の紙にいろいろメッセージを書いて登山道沿いにくくりつけられている。一昨日は無かったので昨日のうちに誰かが取り付けたんだろう。
これは逆光に輝くウバユリの実。去年の残骸である。
一昨日も写したユキザサ
ヤマウツボ
ラショウモンカズラ


毎回同じ花を繰り返しアップするのが行った気分にさせるコツです(-_-;)
これは何の葉?


緑の感じが良いと思うんだけど、良いコメントが思いつかない
ヤマブキソウ
気の早いバイケイソウが蕾を付けている
シロバナネコノメも完全に終わっている
イチリンソウ
一昨日も写したシコクナベワリ

花が不自然に横を向いている。これを写そうとしたカメラマンがわざと花を葉の上に乗せて横向きにしたように思える。確かにこの花は下を向いて咲くので、デジ一でファインダーを見ながらでは撮影が相当困難。でもそこまでする? 

んんん? 横向きにしたのではないかと言うのは私の勝手な推測ですから、自分の推測に突っ込んでどうするん?という感じですね。

私は下向きに咲く花を横に向けることは有りませんよ。座布団写真で写せますから。
イチリンソウとヤマブキソウが仲良く並んでいる
黄一点


このタイトルは「こういってん」と読んでね。「きぃいってん」とは読まないように。
斜面を見上げれば逆光で輝くバイケイソウ
シダも輝く
自分の持ち場に到着。ここで会長さんと二人で生徒に声をかけるわけだ。


デジカメ時計=10時2分
生徒が来るまではヒマなので近くのものを何でも写す。これはミツバアケビの花。
オタカラコウ

フキではない。でもこの写真だけパッと見せられて、これが何かと聞かれたらフキと答えてしまうかも知れない。毎年ここにオタカラコウが咲くことを知っているからオタカラコウと書いているだけであって、フキとオタカラコウの違いを明確に述べよと言われても出来ないのである。
淡い色の新芽がまるで花びらのように光っている
ヨシ! 飛行機もバッチリとらえた(-_-;)
何か花か実が付いているのを訳も分からず写しておく
ミツバアケビの花
オタカラコウ


フキと間違えても何の不思議もないくらい似ている。しかし似ているのは葉っぱだけで花は明らかに違うので花が咲く時期になれば分かる。
ついに東温高校の先頭がやってきた。女の子だ。目の前に来たらお互いにこんにちはと挨拶する。挨拶して声をかけるのが今日の私の業務なのだ。


デジカメ時計=10時16分
数人単位のグループで登っているようだ。これが人数確認の鉄則ですね。竜神平に到着して待ち構えている先生に一人一人が「何年何組の○○到着しました」と報告してたらそのうち先生が発狂するでしょう(-_-;)
きれいなヤマブキソウ

生徒が通過し始めて最初のうちは、それぞれのグループ通過の間に少し時間が有ったのでその辺の花を写す余裕が有った
去年の樹木観察会で覚えたコバンノキだと思う
一般登山者も上がっていく。1000人近い生徒に挟まれて「今日は来るんじゃなかった」と思っているかも?
カメラを構えるとピースサインをしてくれる子も多い
新緑の山を行く雰囲気を


快晴で良かったね
女子ばかり写していると変態と思われるので男子もたまには写そう
整列してピースしてくれたので大きなサイズで
えっ、もう降りてきたん?
本当に竜神平まで行ったん?


デジカメ時計=11時3分

下りではほとんど走っていたんだろうか?
もうこれ以後は降りてくる生徒と、まだこれから登って行く生徒がすれ違うことになる。登って来るときに「こんにちは」と挨拶した子が帰りでもまた「こんにちは」と挨拶するが、帰りは挨拶なしでも良かったんよ。返事が大変だから(-_-;)
手を振って元気よく歩きましょう
走る
走る
走る
はい写して〜、ピース
まだ走って上がって来る
走る


ほとんどの生徒は上林のバス停までバスで来て、そこから歩き始めたらしいが、一部の男子生徒は学校から歩いて来ているらしいのだ。だから、この時間に走って上がっているのはバス停からではなく学校から歩いてきた生徒なのかも知れない。


デジカメ時計=11時23分
3人の大昔乙女がやって来る。どこかを指差して「あそこに花がぶらさがっとる」みたいな声が聞こえる
せっかく「チーズ」の号令で写真を撮ったのに、二人とも目を閉じている。今度3人で撮りなおしに行こうか(-_-;)
上の大昔乙女の「花がぶらさがっとる」の声を聞いて私の貧弱な知識ではサワグルミ?と思いながらも、周囲を探すとこんなぶら下がる花が見えた
私の目の前で何人もの女の子が足を滑らせそうになり「わー」とか「きゃー」とか声を出しながら降りて行く。

足元をずっと見ているとこの石が動くのが分かった。今までここを何十回も歩いたけど、ここの石が動いたなんて経験は無い。やはり1000人近い人間が短時間に集中して負荷をかけたら動かない石も動いてしまうんだな。
走れ、青年!
花がぶらさがっとると話していた大昔乙女が目の前に来たので、「何の花がぶらさがっとんですか?」と聞くと「チドリの木」だと答えた。私の写していた遠くの花を見て「あれがチドリの木」と教えてくれた。
大昔乙女3人組は足元の花を写し、遠くの花を眺め、鳥のさえずりに耳をかたむけながらマイペースで竜神平に上がっていく
近くにチドリノキが有った


レポート作成時にネットで調べたら「チドリの木」ではなく「チドリノキ」だと分かった
トリミング

チドリノキを知っている人はこの写真を見て「確かにチドリノキだね」と言ってくれると思うが、チドリノキを知らない人が見たら「もっとマシな写真は無いん? 撮りなおして来て」と言いそうだ。はい、また適当に撮りなおして来ます(-_-;)
ウリハダカエデの花とウリハダの名前の由来となった樹皮を一緒に写し込むと言う技を使ってみたが、その思いが全然伝わらない写真(-_-;)
はい、にっこり笑ってピース
あそこに写っている女の子は、あの地点からもう私の構えるカメラに気付いてカメラ目線になっている
はいチーズと声をかけたら二人だけピースサインで他の生徒は隠れてしまった
全員が揃うように言ってハイ、チーズ


デジカメ時計=11時59分
どの時点での写真か分からないが、若い娘とハイタッチ出来てニコニコの私(-_-;)
こんなオジサンと無邪気にハイタッチしてくれて有難うね。

「家で爺ちゃんとしているから平気よ」と言われそう。


横に居た会長さんがいつの間にか撮ってくれていた

ちょっと行列が途切れて会長さんが「そろそろ移動しましょうか」と言うので我々は持ち場を離れて竜神平に向かう。

もう終わりかと思っていたら、続々と降りてくる。この行列が終わるまで、つまり全員が下山するまでは前に進めない。
イワタバコ

去年の花の残骸付き
この二人で正真正銘の最後とのこと


お疲れ様でした


デジカメ時計=12時9分

さて、これで本日のさくら山行会のボランティアは終了。この後は竜神平で弁当を食べて、山を歩いて帰りましょう。


      続く





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