今日は私にとっては今年2回目の観察会に参加する。観察会は良いんだが天気予報は良くない。中止メールが入るかと思っていたが、連絡が無いので予定通りだろうと言うことで水の元に向かう。集合時間ちょうどぐらいに水の元に到着するとすでに主催者のSさんが待っている。もう一人もいて私を含めて3人で観察会みたいだ。

今日の行動予定は畑野川からシダの楽園に行くということだが、まずは風穴に向かう。水の元はそうめん流しの営業が始まっているので風穴に停めた方が良い。そして風穴に停めたが雨が降っている。少し様子を見ようということで風穴の避難小屋で時間つぶし。

避難小屋の軒下で雨がやまないかなと眺める。ここに立っていると駐車場から登山口に向かう人の様子がマル見え。この雨の中、完全装備で出発する人も結構いる。


デジカメ時計=9時4分

1時間以上避難小屋の入口付近で雑談をしながら時間つぶしをしたが、雨がやみそうにないと言うことで本来の目的の観察会は中止に決めた。その代り、この付近をぶらぶらしようと言うことで準備を始めたらもう一人やってきた。と言うことで今日の参加者は4人になった。準備が終われば防水コンデジと傘だけ持って歩き始める。

ぶらぶら歩き始めて最初に写した写真。メモ写真なので何が写っているのか知らない(-_-;)


デジカメ時計=10時43分


※7/17追加
シオデの可能性大
このあたりは先日草刈り機を使ってきれいに除草されたが、ヨツバヒヨドリは刈られずに残されている
そしてウドも何故か残されている
オジサン3人で徘徊中。

あっ、私もいれて4人で徘徊中だった(-_-;)
ナナカマドの実(植栽)


私がSさんに、「皿ヶ嶺にナナカマドが植えられているのは、山にはナナカマドと言う固定観念が有って植えられたんですかね?」と尋ねると「そうじゃない。単に業者が苗を入手しやすかっただけだろう」とアッサリ言う。
これは何ですか?と聞くとコブシの実だと言われた。そう言われてみればそれらしき白い花が咲いているのを見たことが有る。でも自生ではなく植栽だと分かっているので花の写真を撮ったことが無かった。

ちなみにかなり前にさくら山行会の先輩に「四国にコブシは無い! 似た花を見たらそれはタムシバだ」と断言されたことが有る。

そのコブシがここに植えられているのは、先ほどのSさんの論理でいけば業者が苗を入手しやすかったからということになる。そもそも四国に存在しない木を植えるというのはいかがなものか。
???


※7/17追加
ツルマサキ
ニシノヤマタイミンガサも何故か刈られることなく残されている
「おいわさん、これは何か分かる?」と聞かれたので「葉が2枚でアオテンナンショウ」と答える。オモゴテンナンショウは葉が1枚だとこの前の観察会で教えられたばかりなのだ。
「おっ、ハナビゼリだ」とSさんが言う。あー、これがハナビゼリの葉っぱですか。去年ハナビゼリの実を見たので今年は花を見たいと思っていた。これでまず葉を見つけたということは、これから定期的にチェックにくれば花が見つかるだろう。
イヌツゲ

櫛に加工されるツゲと違って役に立たないことからイヌツゲと呼ばれるとのこと。念のためにネットで検索したら下記のようなことを書いたサイトが有った。このサイトの記述を信じてもこれはイヌツゲだ。


「ツゲ」は、葉が丸く対生。
「イヌツゲ」は、葉縁にぎざぎざがあり、互生。
オッサン3人が雨中徘徊の図を画像ソフトで加工して芸術作品にしてみた(-_-;)
バライチゴ


他のイチゴ類よりも花が咲くのが遅い?
???


似たようなのがいろいろ有って、Sさんでもこれが何か即答できなかった


※7/17追加
ヤブマオ
クサアジサイ


まだ蕾
タケニグサ
ムラサキニガナ
ハガクレツリフネ
オカトラノオ
コナスビ

いかにも雨の中で写した雰囲気
ヒヨドリバナ


葉が2枚ずつ出ている。そして花の色は白。
ヒヨドリジョウゴ
植栽のガクアジサイ
松山方面を見る


いつの間にか上空は青空になっている


デジカメ時計=11時46分
ハンカイソウが満開
これはヤブヘビイチゴとSさんが言う。赤い実のつぶつぶの部分がヘビイチゴとは違うとのこと。ネットで調べると葉っぱでも見分けられるらしい。ヘビイチゴは葉が全体的に丸く、ヤブヘビイチゴは写真のように葉の先は細くなっている。
じゃ、その実の何が違うんともうすこし大きく写してみた。でもヘビイチゴとの比較写真がないとよく分からん。
トサミズキ(植栽)の実
ナツツバキの標識がついているが、これはヒメシャラだとSさんが言う。皿ヶ嶺にヒメシャラが有るとは知らなかった。もちろん植栽。



私の勝手な推測では業者はナツツバキのつもりで苗を注文したらヒメシャラが混入していた(-_-;)
ヒメシャラの実
ミツマタ(植栽?)


これを見たらランチにしよう

この後、トイレの近くにあるテーブルセットに座りランチタイム。ランチが終わり荷物を片づけようとしていると県外ナンバーの車から降りてきた夫婦づれの奥さんから「ブルーポピーはどこですか?」と聞かれたので「この上だけど、花だけが目的なら車で行けるよ」と答える。夫婦は再び車に乗り込んで出発。我々も風穴の様子を見に行く。

竜神の吐息がよく見える
ケシの花はまだ咲いている


先ほどの夫婦もあそこに写っている。
???


セリ科の花
おいわさん、これをマクロで写しといてと言われて数枚撮ったが、これが一番まともな写真(-_-;)


こんな写真でも分かるだろうか?


※7/17追加
イブキヌカボの可能性大

これで観察会もどきは終了。メンバーは解散だが、私はもう少しうろうろしてみよう。


     続く






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