天気予報では冷え込むと言っていたし、実際に今朝は冷え込んだようだ。皿ヶ嶺に霧氷を見に行きたいなと思っていたら妻のほうから先に「山に行くの?」と言われた。もちろんです。今日も買い物のアッシー君のご褒美のサンドイッチを買ってもらい、車の中で食べながら皿ヶ嶺に向かう。
鉄塔横の2車線の道路から右折して細い道に入り、しばらく走ると路側に雪が見えてくる。水の元までは無理かも知れないが、行けるところまで行ってみようとそのまま走る。路面にも雪が見えてきて路上駐車の車も有る。そろそろこの辺りで車を停めよう。
出発準備をしようとしていると手袋が片方無いことに気付いた。なんで? 玄関にちゃんと一組置いていたのに? デジカメやウエストポーチとまとめて一緒に手袋をつかんだ時に片方落としてそれに気づかずに出てしまったみたい。手袋なしでもなんとかなるやろとそのまま出発。まさか手袋無いからやめたなんてことにはなるはずが無い。
|
出発直後のメモ写真
道路は凍結していない。靴底でこすって確認した。
デジカメ時計=11時40分
こんな時間に出発である |
|
写すもの無いから登山道沿いの杉でも写しとこう |
|
水の元に到着。空模様はあんな感じ。
デジカメ時計=11時58分 |
|
稜線の霧氷にズームイン |
|
上林峠に向かおうとして天狗の庭への坂道を進む。今日の先行者は一人かな? |
|
この前、植物図鑑ネタを求めてウロウロしているときに、これと同じ葉っぱがいっぱい有るのに気付いた。この葉っぱは何?とレポートにアップしていたら「クサイチゴかも?」との指摘があった。え〜? 草じゃないやん! 草じゃないのにクサイチゴ?
念のためにWikipediaを見ると下記の記述が有った。
クサイチゴは背丈が20-60cmと低く、草本のように見えるため、このように呼ばれるが、実際は木本である。 |
|
アケボノソウ |
|
ニッコウネコノメ
一応定点観測ポイントはいつ来ても押さえておく(-_-;) |
|
ヤマアジサイ |
|
タラノキ
目に入ったものはなんでも写すのである |
|
ハナタツナミソウ |
|
これはハナタツナミソウのガクらしい |
|
モミジガサ |
|
ギンバイソウ |
|
天狗の庭の入り口まで来たけど、正面に見えるあの木が何の木か分からんのである。観察会でここを通ったことが有るはずなのに教えてくれないし、聞いてもないのである。 |
|
その木に着生しているオシャグジデンダ
冬には枯れるシダも多い中で、これは冬に元気になる種類のようだ |
|
イヌガヤ |
|
大きな岩の上に緑の葉っぱが見える。何だろうと思い登山道から外れて近寄ってみる。 |
|
緑の葉っぱは岩に生えている植物の葉ではなく、岩に倒れこんだ高い木に巻き付いていたツルマサキのようだ |
|
アキチョウジ |
|
これは何の葉?
とりあえず植物図鑑のネタとして写しておこう |
|
岩の上に立つ木から太い根が出て岩の表面を這っている。そこに雪が積もっている。 |
|
天狗の庭の雰囲気
この後、お気に入りのタコ足の木も写すつもりでいたのにキョロキョロしながら歩いていたらいつの間にか通り過ぎてしまった。ま、いいか。ここのタコは逃げない(-_-;) |
|
この大木がツガらしいことがようやく分かってきた |
|
右側の白い雪の帯の下は階段になっている。この階段を上がって上林峠に向かう。一応軽アイゼンは持ってきているが、凍結もしてないし新雪なのでアイゼンを着けることなく出発。
デジカメ時計=12時42分 |
|
モミ
この間までイヌガヤとモミの区別がつかなかったが、ようやく分かってきた。モミは軸に対して上下左右の4方向に葉が出ているのに対して、イヌガヤは左右2方向に出ている。 |
|
もう一度さっきのイヌガヤの写真を持ってきた。こうやって並べて見比べるとよく分かるでしょう。 |
|
目の前に霧氷が見えてきた |
|
真っ白。あえて露出オーバーで真っ白で写してみました。
この写真は意図的に露出オーバーで写したけど、意図的じゃないのに露出オーバーの写真を今日も量産(-_-;) |
|
コメント困難(-_-;) |
|
オタカラコウにも雪が積もって何が何だか分からんようになっている。ここにオタカラコウが咲いていたということを知っているからオタカラコウと書ける。 |
|
これはカンスゲかな? |
|
コアカソだと思う |
|
コアカソだと思った理由は、ここに写ってないけど下のほうが木質化していたから |
|
凍結していればアイゼン必須の場所だが、何故か全く凍結してなかったのでアイゼンなしでも何の不安もなく通過出来た。でも私のこのレポートを見てアイゼンなしで行けると思うのは間違いですよ。今日はたまたま凍結してなかったと考えるべきです。 |
|
周囲の雰囲気が分かるように大きな写真で |
|
青空が欲しい |
|
上林峠
デジカメ時計=13時5分 |
|
これが青空で、なおかつ太陽のゴーストが入れば最高なんですが(-_-;) |
|
リョウブにも霧氷 |
|
階段もアイゼンなしで不安に思うことなく通過。先行者もアイゼンを着けすに歩いている。 |
|
|
|
|
|
出来立ての霧氷? 鋭い針状の霧氷だ。 |
|
|
|
晴れる予感が! |
|
|
|
手袋片方ないことがジワジワと効いてくる。シャッター押す指が凍えてしまいそう。手袋はめている方の手でこすりながら歩く。 |
|
少し青空が見える |
|
|
|
竜神平への分岐に来たが、青空が広がる予感がしたのでこのまま直進して霧氷を楽しもう |
|
逆光で輝く霧氷を写したつもりなんだけど、説明がないと何を写したのか分からん写真だね(-_-;) |
|
霧氷に太陽の光は当たっているが、空は白い雲がかかって青空にならない |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
霧氷に日があたると融けてどんどん落ちてくる。デジカメに当たらないことを祈りながら写すのだ。
ここにも融け落ちて飛んでいる霧氷の欠片が写っている |
|
竜神平に到着。何故かテントが1つ。
デジカメ時計=14時23分 |
|
|
|
愛大小屋近くの木に着生しているミヤマノキシノブ。葉が細く縮こまってこんな形になっている。 |
愛大小屋に入っておやつ休憩しよう。中に入ると若者が4人テーブルを囲んでトランプをしている。昨夜泊まったのと聞くと、今夜泊まるとのこと。「テーブル使いますか?」と聞かれたので「ここで良いよ」と板の間に腰を下ろすが、若者が今夜の寝床にしようとしている敷物にちゃっかりと腰を下ろす(-_-;)
家から持参の魔法瓶のコーヒーとお菓子で休憩したら出発。その前に若者に「ホームページネタにして良いか?」と声をかけて写真を撮らせてもらう。
|
4人は愛大の学生だとのこと。ワンゲルかな? |
下山
|