今日から凄い寒波がやってくるとの天気予報で、それなら明日は白猪の滝に行ってみようかと思い、今日のお出かけは自粛しようとしていた。しかし何故か都合よく昼からフリータイムが出来た。ちょっと皿ヶ嶺に行ってみよう。竜神平まで上がるつもりはなくて、ヘアピンカーブの鉄塔横に車を停めてそこから風穴ぐらいまでは歩いてみよう。

ヘアピンカーブを曲がったところにはすでに先客の車が数台停まっている


デジカメ時計=11時35分
稜線の霧氷にズームイン
少し歩いたところで道端の木にキヅタが巻き付いている。よく見ると実が出来ている。先日淡路ヶ峠で初めてキヅタの実を見たが、皿ヶ嶺じゃないので図鑑ネタには出来んなと思っていた。今日は都合よく見つけることが出来て良かった。

ちなみに淡路ヶ峠で見たヒサカキはちゃっかりと植物図鑑に入れている。言行不一致な私である(-_-;)
この前の二人観察会で教えてもらったサネカズラ。でもこの前見た時とは外観が変わっている。この前はもっと丸い粒々が有ったのに、今日はその粒々がほとんど残ってない。
正面奥に直進すれば水の元に向かう登山道だが、瞽女石の横を通りたくないので左に向かう。いったん林道に出てすぐにまた右に向かう道に入るのだ。
やっぱり私と同じように瞽女石の横を通りたくないという人が多いようだ。先客の足跡も多い。
道端のキヅタ
ナワシログミかアキグミか分からないけど、点々とグミの木も見える
真ん中に写っているこの葉っぱは?

右上からかぶさってくるのはシロダモだと覚えた
その葉の裏に小さな粒々が見える。これは蕾?
池の管理用道路を終点まで歩いて池の様子を見に来た。全面凍結でもしてないかと思って来たが、そんな雰囲気はない。
来たついでに池の名前を覚えよう。この池はヌタの元池と呼ばれているらしい。
んんん? イヌガヤの葉の付け根に小さな粒々がいくつも見える。ネットで調べたらイヌガヤは雌雄異株でこれは雄花の蕾のようだ。
上の写真のトリミング


これが雄花なら雌花を見つけないといけないな
マツカゼソウ

どこにピントが?と思うでしょう?

安心してください! オリジナルサイズで見るとピンポイントで合っている部分は有ります。
ありゃりゃ! これはシュウブンソウではないか!

シュウブンソウを知ったのは去年のこと。それまで見たことなかったので珍しい花かと思っていたが、その後あちこちで見つけてこれでもう6個所目ぐらい? 皿ヶ嶺ではありふれた花だと分かった。
テキリスゲかナキリスゲか分からん○○スゲだと思う
それの実
ピントが合っている部分をトリミング
草じゃないけどクサイチゴと知ったのはつい最近のこと
林道に出会って林道の様子を写してみる。路面の凍結は無い。
登山道を歩いてまた林道に出た。写真のほぼ中央に登山道入り口が有るが、今日は気まぐれで林道を歩いて水の元に向かう。
ドライブスルータラノキ(-_-;)

車を運転していても簡単に見つかると思う。でも車の運転には注意。

「今日、皿ヶ嶺で車の事故が有りました。原因はタラノキを探しての脇見運転です」とテレビで報道されないように気をつけましょう。
この写真を見ただけで鼻がムズムズする人もいるかも(-_-;)

これがスギ花粉の発生源です。
ナギナタコウジュ
これはヤマハギかな?
土砂が流れ落ちて岩盤が露出している部分の表面が凍結している
上のほうはツララが重なっている。白猪の滝も凍結しているだろうな。
白っぽい葉の裏はその名の通りシロダモかな?
水の元に到着


デジカメ時計=12時50分
稜線の霧氷


青空が欲しい
水の元のお花畑にもオニグルミが有るよと樹木観察会で言われていた。これがオニグルミかな?
この木の枝先は太い。観察会で聞いた金言「葉の小さい木の枝は細く、葉の大きい木の枝は太い」から判断すればオニグルミで間違いないと思う。

ここはもう何回も来ているはずだけど、足元の小さな花を探して下ばかり見ていたので、どんな木が有ったか全く分からない。
冬のハイキングの楽しみは動物の足跡観察
これはぴょんぴょん飛び跳ねているからウサギかな?
これは2足歩行に見えるから竜神平の小屋に住む7人の小人に違いない(-_-;)
苔から下がるミニツララ
本来の登山道は直進だが先行者の足跡は全て左に向かうショートカットコースに向かっている。私はこのショートカットコースが嫌いなので直進する。
ギンバイソウ
添木のあるのは独特の色合いのヒメシャラかな? 皿ヶ嶺には自生しないはずのヒメシャラが植栽されている理由を観察会主催のSさんに聞いたことが有る。Sさんの答は衝撃的なものだった。

「業者が苗を入手しやすかったんだろう」

この答が事実かどうかは分からない。
先行者は全員ショートカットコースを歩いているので本来の登山道を歩いているのは私だけ。そのため登山道の雪は踏まれてない。登山道の丸太の階段の上に雪が積もっているために、そのまま雪の階段になっている。
ここで左から上がってきたショートカットコースに合流するが、そのまま登山道を突っ切って急斜面を上がっている足跡が見えてビックリ。ハードなコースを行くのが好きな人なんだね(-_-;)
赤い実はウメモドキ。この木も添木が有るので植栽だと思うけど、ウメモドキは皿ヶ嶺のあちこちに自生しているので違和感は無い。
これはノリウツギかな?


背後にまばらに降る雪が写っている。この時は、まだこの程度の雪だった。
アキチョウジ
風穴に到着


デジカメ時計=13時20分
ソリを下ろして楽しいソリ遊びだ
右手には大きな雪玉を作っている父親と男の子。向こうはその上に乗せるための小さめの雪玉を作る母親。その横には我関せずの女の子・・・とファミリーストーリーを考えてみました(-_-;)
風穴まで来た証拠写真
風穴から見上げた景色


今日はここまで


デジカメ時計=13時30分
ソリ遊びの子供は数人いた
路面は凍結はしてないが、それなりのタイヤじゃないと走れません
水の元


デジカメ時計=13時51分
水場横のトサミズキ
登山道に入る前に山の景色を写しとこう
ついに雪が本降りになってきた。ここからは防水コンデジで撮影。
お気に入りポイントに立ち寄ってコウヤボウキ
ここに立ち寄った理由はこのコショウノキの花が満開になってないかと思って。でも満開どころか閉じていた。
ナワシログミも定点観測中なので写しておく
彩り用にバラの実
鉄塔横に戻ってきた


デジカメ時計=14時42分

短時間のハイキングだったが植物図鑑用の写真も撮れて良かった。


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