2日前の17日に皿ヶ嶺に行ってきたので、数日間は山に行くのを自粛しようと思っていたのに、妻のほうから先に「行きたいんなら行って良いよ」との有り難い申し出が有った。これを断ったら今後1年ぐらいは山歩き出来ないかも知れないので有り難く行かせてもらう。でも2日前にも行ったばかりなので今日は皿ヶ嶺の麓をうろうろして植物図鑑ネタを探しに行こう。 今日も買い物アッシー君ついでにランチ用のサンドイッチを買ってもらうが、今日は出発時間が少し早いので食べながら走ることはしない。少しぶらぶら歩いてお腹をすかしてから食べることにしよう。ヘアピンカーブを曲がって鉄塔近くの路肩に車を停めて出発準備。今日はまず白糸の滝方面に向かうことにする。 白糸の滝方面に向かうのには理由が有る。まずはこの前の二人観察会の時に見つけていたユキワリイチゲの葉っぱがその後花を咲かせているかも知れないという期待。そしてもう一つは白糸の滝近く? にユキワリイチゲの小さな群生地が有るらしいという情報で探しに行く。 皿ヶ嶺の植物図鑑のユキワリイチゲに掲載している写真は全て白猪の滝で撮影したものなのだが、皿ヶ嶺の植物図鑑なのに白猪の滝で写した花しか無いというのもどうかと思い、ぼんやりとした情報しかないユキワリイチゲを探してみようと思ったのだ。
私を追い越して白糸の滝の駐車場に停めた車から降りた男性の顔を見ると、時々皿ヶ嶺で出会う皿ヶ嶺の四季の管理人さんではないか。久しぶりに会って挨拶する。私がユキワリイチゲを探しに来たと言うと、遊歩道入り口を指さして「あそこに咲いているね」と言う。
皿ヶ嶺の四季の管理人さんに皿ヶ嶺への道路状況を聞かれたので、2日前に行ったばかりだけど、水の元までは行けたよと答える。ここのユキワリイチゲの確認だけが目的だったようでさっさと出発して行った。
さてと、ぼんやりとした曖昧な情報でユキワリイチゲの群生地を探そう。ぶらぶら歩いて林道から降りて畑の中を歩いて川に近づこうとしていると、山歩きの恰好をしてデジカメ持ったオッサンが畑のあぜ道を歩いていることを不審に思われたのか、農作業のおばちゃんに「何を探しているの?」と聞かれた。「ユキワリイチゲと言う白い山の花を探している」と答える。するとおばちゃんは「その花は知らんけど、昔は梅の花に似た白い可愛い花があの辺に咲いとったよ」と言う。おばちゃんの話にピン! ときた私は「そうそう、その花も探しとるんよ。どの辺に咲くんですか?」と質問する。するとおばちゃんは指差しながら「あの辺りに咲いとった。でも可愛い花なので盗られてしまったのか最近は見んね」と言う。思いがけない情報を入手しておばちゃんにお礼を言って別れる。もうユキワリイチゲはどうでも良い(-_-;) 車に戻り車の中でサンドイッチを食べる。食べたら車を移動。今度はいつものお気に入りポイントへ。
今度は車を水の元に移動する。水の元から天狗の庭に行き、そこから上がって林道に出たら林道ぶらぶら歩いて風穴に移動するコースを考えている。
さて、タコ足の木を写したら水の元に引き返そう。あれっ、おいわさん、このまま林道に上がって林道を歩いて風穴に行く計画じゃなかったん? と思うでしょう。そうしたいところなんだが、出来ない事情が出来てしまった。その事情とは? 忘れ物(落とし物)捜索(-_-;) マクロ用のコンデジで小さな花を写すときは自作の小道具を使っていたが、その小道具が行方不明なのだ。コンデジで写した写真を液晶モニターで見ていくと、最後にその小道具を使ったのはニッコウネコノメだ。ニッコウネコノメを写してから天狗の庭に来るまでの間にその小道具を落としたようだ。 私はこれまでも座布団を何回も置き忘れて回収しに行って結局無くて新たに買ったことが3回ぐらいある。あの座布団はホームセンターで買って来たものをそのまま使っているが、この小道具はホームセンターで買って来たものを少し改造して使っているので、無くしたらまた改造する作業が必要でそれが面倒なのだ。なんとか見つけたい。しかし、結局見つからないままに水の元に戻った。
車に戻り、そのままホームセンターに直行して小道具の元となる品物を買い、その日のうちに改造して小道具が完成。今度は落とさないように何か工夫が必要だな。 一人でお出かけに戻る TOPに戻る これまでの皿ヶ嶺山行記(月別) |