今日は天気予報は晴れると言っている。「山に行きたいんなら行っても良いよ」と言われたので皿ヶ嶺に行こう。今日も買い物のアッシー君のご褒美で買ってもらったサンドイッチをコンビニの100円コーヒーで流し込みながら皿ヶ嶺に向かう。まずはいつものお気に入りポイントに車を停める。

定点観測のタラノキはまだ芽吹いていない
ほぼ定点観測のマツカゼソウ


おいわさん、いつも同じものを写して飽きないの? と言われそうだが飽きないのである。今は皿ヶ嶺の植物図鑑のネタ探しで夢中なのである。

ネット上には植物好きの個人がアップしている植物図鑑がいくつも有るが、マツカゼソウの花の写真だけアップして、「はい、これがマツカゼソウです」というような図鑑が不満なのである。植物の誕生から終焉までの姿を図鑑に入れようと思っているのだ。これはマツカゼソウの終焉の姿のつもり。
あらっ、林道が整地されている。ここは藪化した林道でもう車は入ってこないと思っていたのに。そしてこの辺りはシュウブンソウが数株有ったんだけどな。多分タネはこの付近の地面に落ちていると思うのでまた芽が出ることを期待しよう。

ここに通いだして気付いた事。スギの人工林の中の林道なんて何もないと思い込んでいたが、実際はそうではない。林道を通すことで日当たり、風通し、水はけ等、植物の生育条件が林道周辺だけ異なるために意外なものが見つかるのである。植林する前に生えていた植物が植林されたことで一度は消滅し、林道が出来てから復活するのかも知れない。
ツルリンドウって常緑なんだね。これもこうやっていつも写しているから常緑だと分かってくる。
コショウノキの花が少し増えたような気がする
ヤマノイモ
アリノトウグサ

先日の水の元から天狗の庭散歩の時にコンデジでマクロ撮影するときの小道具を無くしてしまい、下山したその足でホームセンターに行って材料を買ってきて、その日のうちに小道具を作った。ここでその小道具を披露しよう。似たようなデジカメを持っていて山の小さな花を写したいという人の参考になるかも。

白いのは食品容器。130円前後で売っている。その右がストラップ。もう絶対に落としてはいけないという思いで工夫したのがこのストラップを追加したこと。このストラップが意外と高い。600円ぐらいした。丸い部分はカラビナになっているので落とすことはないと思って、この高いストラップを買った。
食品容器の底はカッターナイフで切り取っている。専用の工具が有れば簡単かも知れないが、ただのカッターで底を切り取るのは結構大変。

そして写したい物が真ん中に来るように容器を置く。
その上にコンデジを置いて撮影する。つまりデジカメを固定して写すことになるので手ぶれはほとんど無い。ただし岩の上に置いて撮影するならともかく、こんな土の上に置いて写すときは手で支えていてもつい力が入って容器が動くことが有るのでセルフタイマーが良いかも。

そもそも何故こんな小道具を作ろうと思ったのかと言うと手ぶれ防止のためだったのである。
そして写した写真がコレ

コンデジと安い小道具でこれだけ拡大した写真が撮れるのでお気に入りである。マクロ撮影を楽しみたいけど手持ちで写すと必ず手ぶれするのが悩みと言う方は一度試してみては?
相変わらずウツボグサ。花の残骸にピントを合わせているんだけど全然分からんね。花の残骸ってどれ?と言われそうな写真(-_-;)
ウツボグサの葉を上記の方法で写す
このポイント最後はナワシログミの定点観測写真


      続く



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