水の元のトイレ横に車を停めて出発準備をしていると、観察会仲間の I さんが私に気付いて「Sさんは遅れてくるそうですよ」と言う。じゃ、それまでこの付近をうろうろしよう。

サンショウ

さっき、お気に入りポイントで見たイヌザンショウと何が違うか?

トゲの付き方が違う。サンショウは対生でイヌザンショウは互生なのだ。
ヒトリシズカ
もう一枚
アカマツ
コンロンソウ

多分コンロンソウを写している頃にはSさんが到着していたと思うけど、集まってきた参加者に今日の段取りを説明していて、私はわれ関せずで一人花を写していたと思う(-_-;)
ミヤマハコベ
コンデジで大きく

全員が揃って今日の段取りが決定。まずは車で畑野川登山口に移動し、山頂〜竜神平〜上林峠〜天狗の庭〜水の元のコースのようだ。

畑野川登山口。

今日の参加者は全部で8人なので車2台に分乗出来るのだが、ワンコがついて来ると言うことでワンコ専用車が出て結局3台に分乗で登山口に到着


デジカメ時計=9時29分
歩き出してすぐにアオイスミレが有る。ここにアオイスミレが有ることは去年の観察会で教えられていたが、そのときは花が咲いてなかった。
今日は花が咲いている。初めて見るアオイスミレ。あまり美形ではない。それは単にカメラマンの腕が悪いって?
今日も活躍した単語カード。今日のために昨日の夕方100円ショップで油性マーカーを買って来たのだ。

全くの余談だが、まだ現役で仕事をしていたころ、100円ショップで買ったボールペンを使っていたら品質が悪くて、100円ショップのボールペンは仕事には使えないと悟ったが、今は仕事はしてないので100円ショップのボールペンを愛用している。
花が出ているのが見えるかな?
上の写真のトリミング

赤い部分が有るのがヒメカンスゲの特徴とのこと
畑野川コースを行って途中から山頂に向かう分岐の手前にショウジョウバカマの株がいくつも見える。でも花が咲いていたのはこれだけだったような???
オタカラコウのお花畑

丸く見える葉っぱは全部オタカラコウ。去年の花の残骸も見えているね。そして枯草のかたまりのように見えるのはオタルスゲ。
ミヤマシキミ
これはシコクブシだと教えてくれた。これがシコクブシ???

シコクブシの花が咲くころの葉は知っているけど、今の時期の葉っぱがこんな状態だと初めて知った。これで謎が解けた。この葉っぱは毎年見ているが、何の葉か分からず謎のままだったのである。
中央まで切れ込みが入っているのがシコクブシの特徴だと言われた
この細いもじゃもじゃした葉っぱがSさんをして謎の植物だと言わせた植物。今後も定期的に観察に来ないといけないな。
あれっ、バイケイソウが群生している
Sさんと付き人が何かを探している。この場の雰囲気を絵画風にしてみた。
ニッコウネコノメのきれいに咲いているのが有った
ピントぴったりだと思ったのでトリミング
ツクバネソウの首の無いのが有ったので「あんな首の無いのはツクバネソウとは別の名前で呼ばれるみたいですが?」と言うと、「花が咲いてみないと分からない」と言われた。別の名前で呼ばれるツクバネソウなら花が咲いた状態で首が無いそうだ。この個体はもしかしたら首を伸ばしながら花を咲かせるかも知れないと言うことかな?
皿ヶ嶺山頂を目指して歩く。天気は快晴。絶好のハイキング日和。
シハイスミレ
その葉の裏側


葉の裏が紫だから紫背スミレと名付けられたそうだ。
山頂に到着


デジカメ時計=11時18分
山頂のすぐ手前にこの黄色の花がいくつも咲いている。このテの花は似たものが多くて敬遠してきたが、植物図鑑のネタを増やすためには避けることが出来ない。Sさんに尋ねると「ヤブヘビイチゴか○○か?」と言われたが、とりあえずヤブヘビイチゴにしとこうと言われた。
山頂で休憩する人が多い中、私は一人ウロウロ(-_-;)

ヤマヤナギ
山頂すぐ下のアセビ

アセビの花は私も見たことのある花で珍しくも無い花だが、皿ヶ嶺で見たのはこれが初めてなのだ
青空をバックに
アセビを熱心に写していると私を呼ぶ声がする。何が有るのと行ってみるとウグイスカグラが咲いていると言う。ウグイスカグラはこの前初めて見た花だ。それが山頂のすぐ近くにも咲いている。
上の写真のトリミング

この花は小さく、なかなか写しにくい。何枚も写したけど、結局使える写真はこれだけ(-_-;) 今度行った時にはもう花は終わっているはずなので来年に期待だ。
それに比べてアセビは写しやすい。どこかにピントが合っていれば良いんだから(-_-;)
飛行機も入れてみました
コンデジでも写そう
山頂にはアキグミもある
今の温度は20度
ヤマナシの蕾を写したら竜神平に出発


デジカメ時計=11時38分
このコース名物の木の股に咲くクロフネサイシンを見ると花が咲いている
反対側に回って花を写す
これもシハイスミレかな?
コミヤマカタバミは多かった
なんとかスゲ。単語カード使ってなかったので名前がワカラン。
その花の部分
シハイスミレ
ショウジョウバカマ
マルバイチヤクソウだろうと言われたけど、ここで花が咲いているのを見たことない
私の前を行く昔乙女が「カラマツの枝が落ちている」みたいなことを言う。山頂から十字峠に降りる途中にはカラマツはいっぱいあるけど、竜神平に降りる途中にカラマツなんか有った?と疑問を言うと、あそこに有るよと言われた。確かにカラマツだ。
上の写真のトリミング

この芽吹きの頃の色、形がお気に入り
今日は山頂から竜神平に降りる途中でショウジョウバカマをいくつも見た。今までで一番多く見たような気がする。タイミングが良かったのかな?
シハイスミレ
これもシハイスミレ
これは何の芽吹きだろうと言う話になった。ユリ科は間違いないと思うが・・・
コミヤマカタバミ
竜神平に到着


デジカメ時計=12時24分

愛大小屋前のベンチに座りランチタイム。


     続く




inserted by FC2 system