今日は久しぶりにさくら山行会で山に行く。行先は南予の三本杭だ。この時期はシャクナゲで有名らしいが、まだ私は見たことないので楽しみである。

今日は行き先が遠方なので出発時間が6時だ。それに間に合うように目覚ましをセットして寝たが、目覚ましが鳴る前に目が覚めた。年である(-_-;) 準備が出来たら我が家を歩いて出て、まずは弁当調達のためにコンビニに向かう。コンビニで弁当を買ったら今日の準備完了である。

川内支所に行くとすでに竹之井交通のマイクロバスが停まっているのでバスに乗り込み今日の参加費用の支払い。全員が揃ったら出発。今日の参加人数は21人とのこと。

高速のパーキングでもトイレ休憩のために停まったが、高速を降りてからももう一度トイレ休憩。ここは道の駅のおさかな館。


デジカメ時計=7時32分
滑床渓谷の万年橋近くでバスは停まった。ここで全員降りて登山準備。


デジカメ時計=8時7分
ここで登山前のトイレに行く人もいるの、その間私は万年橋の上から滑床渓谷を写す。これは三筋の滝。
橋の上でGPSの電源を入れたが、渓谷の谷底なのでなかなか人工衛星を捕捉出来ない。右手を高く差しあげて、出来るだけGPSを人工衛星に近づけてみるが、それでも捕捉できない。GPSで悪戦苦闘している間に山行会は出発してしまっていた。あわてて後から追いかけて河鹿の滝で追いついた。
河鹿の滝
これはコケシノブの仲間だな

今日はさくら山行会の山行だけど、一人植物観察会のつもりで歩くのである
滑床を右手に見ながら遊歩道を行く
たまには大きなサイズで渓谷を行く雰囲気を
左側の岩にはコケシノブが群生している。皿ヶ嶺のコケシノブは「どこ、どこ? どれ、どれ?」と2〜3回聞いてやっとわかるぐらいの数しかないが、ここは普通に道端に密集している。
赤いツツジが鮮やかだ
ここで渋滞していたら単独男性が追い越して行った
橋の上から写す
雪輪の滝に到着

しばし撮影タイム


デジカメ時計=8時46分
今日は滝めぐりではないので雪輪の滝の写真はこれで終わり


 you tubeにアップした動画
滑らかな岩の溝を勢いよく水が流れる。ゴムボートを浮かべたら天然のウオータースライダーになりそう。
クサヤツデがあちこちに見える
この花は何?
ヒメレンゲ
ギンリョウソウも出ている
この白い花は熊のコルに上がるまで、ずっと咲いていた
キッコウハグマも有るね
先頭グループが川の中を歩いている。千畳敷に到着かな?
やはりここが千畳敷でした。私もみんなに続いて川に向かう。


デジカメ時計=9時19分
すぐにこの葉に気が付いた。皿ヶ嶺でよく見かけるイヌガヤに似ているけど違う。これはカヤかな?
広い千畳敷でくつろぐ今日のメンバー
みんなが休憩している間も一人うろうろして川の表情を写す
そろそろ出発しそうな雰囲気になっている
対岸の岩肌にはクサヤツデが密集している

去年初めて白糸の滝でクサヤツデを見たが、今日ここで見たこととあわせてクサヤツデはこんな環境が好みなんだなと感じた
渋滞が発生していたので何かと思ったら左から本流に流れ落ちる沢を渡るのに時間がかかっているようだ。
右側が滑床渓谷の本流ですね。
そこを渡っているところ
三本杭付近のブナ林とニホンジカの食害について書かれた看板

※一部抜粋
この地域のブナ林は、林床にミヤコザサという小型のササを伴いますが、このササはニホンジカが好むササでもあり、近年、ニホンジカの個体数が増え林床のササが急激に衰退しており、土砂の流出の恐れが出てきたため、三本杭(滑床山)山頂付近はシカよけの防護ネットを張って、林床植生の回復を図っています
奥千畳までは川沿いを行く
コケシノブの緑色の上に白い花が散る
この白い花は登山道沿いにずっと咲いていた。この花ばかりアップするのは今日の目的のシャクナゲが不発だった場合に備えての保険である(-_-;)
ギンリョウソウの足元にも白い花
ここでもナメを渡る。水量が多かったら渡るのに躊躇するような場面だ。
苔むした岩だらけの谷
渓谷を行く雰囲気
何度でもコケシノブと白い花

それだけこの組み合わせを見るチャンスが多かったと言うことだ
奥千畳まで100m
奥千畳に到着


デジカメ時計=10時23分
ここも千畳敷と同じく川底は一枚岩だ

ここは2本の川の合流点
ヒメレンゲがあちこちに咲いている
んんん???

これはアレではないのか!
何スミレ?
横顔はピンボケ。全体の雰囲気を見てもらおう。
苔むした倒木に咲くタニギキョウ
大木が折れているが、その断面を見るとまだ新しいように思えた。最近折れたのかな? 当然登山道は倒木にふさがれているので倒木を乗り越えて行かなければならない。
倒木の上にも白い花

シャクナゲが不作の場合に備えての布石が着々と(-_-;)
こんなところに石垣がある。大昔の作業道か? それとも作業小屋でも有ったのか?
熊のコルと書いた標識が見えてきた。もう間もなく稜線に出るのかな?
これが最後の渡渉かな?

万が一足を滑らせたら悲惨なことになるので慎重に通過
例の白い花が登山道に積もるように落ちている
このギンリョウソウは色白できれいだ
この花弁を見たとき「ヤマザクラ?」と思って頭上を見たが、それらしきものは見つからなかった
するとヒメシャラの木が見えた。あの白い花弁はヒメシャラに違いない。
このスミレが登山道沿いあちこちに咲いていて気になるが、何スミレか分からない
新緑を背景に赤いツツジがきれいだ
そして気になるのはこの白い花。皿ヶ嶺では見たことない。
ヤブツバキ
大きな岩の上を這って地面を探しやっと地面に到達した根
シコクスミレではないな。そして茎が毛深い。
同じ花を別の角度から
マツカゼソウも多い
稜線、つまり熊のコルが目の前のようだ
稜線の直前でシカよけネットの間を通る
熊のコルに到着。ここでランチを食べるとのこと。


デジカメ時計=11時51分

稜線の思い思いの場所に座ってランチタイム。私はコンビニ弁当。弁当を食べたら出発までの間、この付近の写真を撮ろう



     続く





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