今日は東温市民ハイキングの日だ。私は上級者コースの参加メンバーを引率して歩くことになっている。今年の上級者コースは皿ヶ嶺の風穴を出発し竜神平に上がったらあとは東温アルプスを縦走して井内峠まで歩く。そして井内峠から林道に降りたらあとはひたすら林道を歩いて井内の集落のバス停で待っているバスに向かうのである。 8時に市役所駐車場を出発となっているので7時半ごろ我が家を出る。駐車場の目の前にあるコンビニで弁当調達したら駐車場で待っている担当者の方に向かって歩いて行く。他のメンバーも徐々に集合してきて結局今日歩くのは12人とのこと。ただしそのうち3人はサポート要員のさくら山行会メンバー。そして2人は市役所の職員みたいだ。つまり実質的な参加者は7人かな? 8時になれば駐車場出発。バスの中で一応挨拶。バスに乗り込む前に全員に配られた東温アルプスガイドの写真は全部私の撮影ですと自己宣伝(-_-;)
トレランの人が次から次に竜神平方面からやってくる。誰かが話を聞くと30人ぐらいで走りに来たそうだ。どうりで朝の時間帯にしては駐車場に車が多いと思った。バスは無かったからそれぞれがマイカーで来て、登山者の少ない時間帯を選んで走るんだろう。
ガスだけではなく時折霧雨のような雨が降ってきて防水コンデジを出した方が良いかなと思ったくらいだ。これ以上天気が悪くなるようなら初心者コースが上がってくるのを待って、初心者コースのメンバーと一緒に歩くことも一瞬考えたが、今日の参加メンバーは井内峠まで歩けると言うことを楽しみに参加を申し込んでいるのだ。私一人の軟弱な判断で勝手にコースを変えることは出来ない。そのまま行こう。
上林峠へ下っていると団体さんとすれ違った。全部で11人とのこと。誰かが「どこから来たんですか?」と聞いている。岡山から来たと言う返事が聞こえた。私のザックには東温アルプスガイドが数枚入っているので、人数分は無いけど渡せば良かったと思いついたのはすれ違ってちょっと行ってから。3m程度離れただけなら駆け上がって渡すけど、10mも離れたらもう無理だ(-_-;)
ここまで冷たい風を受けながら歩いてきたので、弁当を食べるなら風の無い場所でと思っていたが、ここは地形の関係なのかそれとも登山道横に生えているスズタケが防風の役目をしているのか風が弱い。時間的にも丁度良いのでここで弁当にしよう。後続メンバーに「ここで弁当にします。うなめごはすぐなので行きたい人は行って下さい」と声をかける。この時点では私は行くつもりはなかった。
さあ、ここからが元気坂と呼ばれる激下りですよと声をかけて出発する。 続く |