14、15日と2日連続で皿ヶ嶺に行っているので私からは何も言ってなかったが、朝の買い物アッシー君を務めたら行ってヨシとお許しが出たので買い物ついでに弁当を買ってもらう。 14日は久しぶりに皿ヶ嶺の山頂に行くつもりで家を出たが、水の元よりも下の方のチェックポイントで時間がかかり過ぎて山頂をあきらめた。今日は山頂に行ってみよう。そのためには途中のチェックポイントをスルーしないといけないな。でもやっぱり気になるものや、14日のレポートで指摘されたことの確認のために、ちょっとだけ寄り道しながら行ってみよう。

やっぱり気になる謎のテンナンショウと寄り道したら、ついに全貌を表していた。ところがパッと見た瞬間、「なんや、ただのアオテンナンショウか。ガッカリ」という気分。見たことのない珍種のテンナンショウかと期待していたのに。でもこの形になるまで何回も定点観測写真を撮っていたので、植物図鑑ネタとしては良い写真が撮れた。


デジカメ時計=11時24分
次のチェックはこれ。14日のレポートでミドリハコベ?と書いたら「ウシハコベの可能性」と指摘された。ネットで学習してウシハコベの特徴を調べてきたので、この花でチェック。
コンデジのマクロで大きく。肉眼では分からないが、デジカメのモニター画面を拡大していってウシハコベの特徴を確認。これはミドリハコベではなくウシハコベだ。
上の写真のトリミング


ウシハコベの特徴は中央の花柱(よれよれの白い糸みたいなもの)が5本だと学習してきた。間違いなく5本あるのが分かる。これが5本あるのはハコベの仲間ではウシハコベだけとのこと。
14日のレポートでは???としか書いてなかったが、ジュズスゲかもとの指摘が有ったので、もう一度写しておこう。
車で走っていると黄色の花が点々と咲いていて、しかもいくつかの種類があるのが分かる。さっと写そうとコンデジだけ持って車から降りる。
ジシバリ
コウゾリナ
ウマノアシガタ

14日に見た時はキツネノボタンと思い込んで写した花だ。ところがレポート作成時に念のためにキツネノボタンの写真と見比べていたら花は同じだけど葉が違うのに気付いて「キツネノボタンじゃない。これは何?」と調べてウマノアシガタに決定したのだ。
オニタビラコ
黄色の花の近くで真っ赤に熟したイチゴに気付いた。これはヤブヘビイチゴに違いない。何故なら副萼片が目立つ。


と写真を撮っているときはヤブヘビイチゴと思い込んでいたが、レポート作成時にヘビイチゴとヤブヘビイチゴのサイトをあれこれ眺めているうちにどっちか分からなくなってきた(-_-;)
これはすぐ近くに有ったヤマブキ
車で走っているとこれに気付いたので、サッと降りてサッと写す


イタチハギ
14日のレポートでタチイヌノフグリ?と書いたら、オオイヌノフグリだと指摘された花を見た場所に立ちよる。タチイヌノフグリ?と書いた根拠は茎が長く立っていたから。立っているからタチイヌノフグリだとまるで小学生のような論理で決めていたのだ。

指摘され、ネットで学習してこの2種類のフグリには明確な違いが有ることを学習した。花の下が長いのがオオイヌノフグリで、それが無いまたは極端に短いのがタチイヌノフグリだと書いてある。横から写すと首が長い。つまりこれは指摘されたとおりオオイヌノフグリだ。
これは? ミミナグサかな?

ハコベの類じゃない。花弁が5枚に見える。


レポート作成時にネットで調べてミミナグサに決定
ヤブヘビイチゴで間違いないと思うんだが?

風穴の広い駐車場の車の中で弁当を食べる。食べたら出発準備。

出発準備が終わって最初に写したのが駐車場の斜面に生えているウド。一昨年は写しやすいところにウドが有って定点観測写真を撮っていたが、去年はその場所に生えたウドが採られて定点観測写真が撮れなかった。


デジカメ時計=12時26分
ウバユリ
そして今日の空模様は快晴だ
去年まではこのテの黄色の花は避けてきたが、今年は心を入れ替えて写そうと思っているが、やはり何かよくワカラン。
真上から見ると副萼片が見えなかったが、横から見ると結構大きな副愕片だ。やっぱりヤブヘビイチゴかな?
風穴に近づくにつれて涼しくなってくる。快晴で気温も上がっているので余計に温度差を感じる。
コチャルメルソウもまだ咲いている。でも花のトリミングは無し。ぶれているから(-_-;)
岩陰にイチリンソウが咲いている
ウスバヒョウタンボクの実


ヒョウタンの名前は、実際にヒョウタンに似た実が出来るからと言うことらしいので、この実の成長の過程を定点観測しなきゃいけない。
ラショウモンカズラ
シロバナネコノメ
イワネコノメ
ヒマラヤのケシの蕾が出来ている


今日は山頂に行くつもりなので、そろそろ出発しよう
ツクバネソウでも写しながら行きましょう
ヤマアイの実かな?
頭上に白い花が見える。花だけを見てもよく分からんが葉を見てすぐに分かった。ミツバウツギだ。
ハシリドコロの葉に落ちているのはサワグルミの雄花だ。なんで雌花ではなく雄花だと分かるのか?

雌花は実をつけるためにそのまま残る。それに対して雄花は受粉したら用済みなので捨てられる運命なのだ。
雌花を見つけようと見上げるが高過ぎてよく見えない
ヤマウツボ
コクワガタ
上も下もモミジウリノキ。一応念のためにオリジナルサイズの写真で確認したが、固い蕾が写っていた。
サワルリソウに蕾が付いている
ウワバミソウかヒメウワバミソウか?

決め手となる鋸歯の数が6つだからウワバミソウかな?
参考にしたサイト情報では鋸歯の数が5個以下がヒメウワバミソウと書いてある。
ツリバナ
オオキヌタソウが咲いている
このサワグルミは何かぶら下がっているのがよく見えた
ズーム最大にして写してもこの程度。低い位置で花を付けてくれないのだ。
上の写真のトリミング

長いのが雌花で短いのが雄花。短小な雄花は捨てられる運命が待っている(-_-;)
遠くにオトコヨウゾメ
コゴメウツギかな?
登山道横にオトコヨウゾメが有った
ハート形の葉っぱはシコクスミレ。もちろん花は終わっている。
オオバヨメナ


      続く






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