集合場所の水の元に来ると既に観察会仲間の I さんが待っている。そして間を置かずに主催者のSさんとMさんがそれぞれの車で到着。今日の参加メンバーはこれで全員のようだ。Sさんの今日の行動計画に従って、全員風穴の駐車場に移動する。そしてアクシバのくるりんカールの花を見るために上林トンネル出た広場に移動する。その前にSさんの車はトンネル手前の広い路肩に停めておく。

陣ヶ森が正面に見える広場に車を停めて出発準備。くるりんカールの花を見るためにあのアンテナ近くまで歩いて行くのだ。


デジカメ時計=8時16分
クマシデ
クマノミズキ
ヤマハギ
ヤマハギ
Sさんがクマシデの実を一つちぎって中に見える実を見せてくれる
クマシデを私の手に持って撮影
トリミング

実が見える
斜面を這うあれは何ですかと尋ねると、「ツタ。ナツヅタともいう」と言われた
ミツバアケビの実
???

何だったっけ? 単語カード使ってなかったので思い出せない
ノブドウ
トンネル手前にはオオイタドリが群生している。ネット情報では道路工事とともに広がっているので、オオイタドリは必ず道端に有るとなっている。まさしくその通りの状況。

ここを車で走ったことがある人なら分かるだろう。車を停めた広場からここまで車で走ったら1分もかからないような距離だ。その間にこれだけの図鑑ネタをゲットである。
オオイタドリの花にズームイン
さらにコンデジのマクロで
まだまだオオイタドリネタは続きます。

イタドリとの相違点は、まず名前の通りサイズが大きいと言うことと、葉が心形、つまりハート形になっていると言うこと。わざわざハート形に見えるように写してみたんだが分かってくれるかな?
陣ヶ森に向かうアンテナ保守工事用林道の入り口のコマツナギ


デジカメ時計=8時34分

最初の写真からここまで18分。さすが観察会。
エゴノキの実
ガードレールの下、つまり林道の擁壁をイワガラミが覆っていると思ってこれはイワガラミですねとSさんに言ったら、「違う。これはツルアジサイ。イワガラミはこんなに鋸歯が細かくない」と言われた。うー、まだまだ修行が足りません(-_-;)
アカシデ

アカシデはつい3ヶ月前の観察会で教えられたばかり
アカシデの実はクマシデに比べて作りが悪いな。クマシデの実の粗悪品と表現しよう。
枝や芽が全体に赤っぽいからアカシデと言う名前になったらしいんだが???
芽は確かに赤っぽい。でも赤い新芽の樹木は多いと思うけど?
クマシデとアカシデの葉の見分け方は?と聞くと、クマシデは葉の基部が心形、つまり内側に切れ込んでいるとのこと
上の写真のトリミング

確かに切れこんでいる。凄いね〜。よく観察している(-_-;)
アカシデは見たとおり。切れ込みは無い普通の形だ。
遠くに見える白い花は何だろうと言う話になった。ミズキ? クマノミズキ? いやいやリョウブだろうということになり、今年はリョウブが当たり年なのか、あちこちの山で綺麗に咲いているという話で最終的にリョウブに落ち着いた。
上の写真で左端の白い部分をトリミング

間違いなくリョウブですね
これはネコハギだと言われた。速足で歩いている時にチラッと見る程度ならクローバー(シロツメクサ)が有ると思いそう。

ところでネコハギもまだ植物図鑑に入ってないのでこれで新ネタゲットだ
ネット情報では8月が開花時期となっているので、また花を見に行かなくちゃ。もしかしたら真剣に探したら蕾が有ったのかも???
ネット情報では全体に軟毛が生えるとなっていたのでトリミングしてみた。確かに毛は多そうだ。
サンカクヅル


これも植物図鑑の新ネタゲット
ミズメの枝を折って渡される。この葉っぱの出方が分かるように写しといてと言うのだ。

葉が2枚ずつ出るのがミズメの特徴らしい
ミズメの葉の裏側
ミズメの樹皮。サクラと同じような横方向に筋状の模様が入る。
ガードレールに巻き付いている葉は?

これもツタだと言われた。こんなものでも貴重な図鑑ネタになるのである。
ガードレールの下に見えるのはホドイモだと言われた
ホドイモの葉は5枚葉。この5枚葉がホドイモの特徴だと言われた。


これも植物図鑑新ネタだ
ヤシャブシ。オオバでもなくヒメでもないただのヤシャブシ。

これも植物図鑑新ネタだ。

ところでレポート作成時にあらためてオオバヤシャブシをネットで見ていたら、どうもオオバヤシャブシは四国には自生しないように書かれている。既に図鑑にアップしているオオバヤシャブシは林道工事の際に植えられたもののようだ。オオバヤシャブシは林道工事で緑化のためにあちこちに植えられているらしい。
ヤシャブシの実

オオバヤシャブシと何が違うんだろう?
近くに有ったリョウブを一枚
ヒカゲノカズラと言う声が聞こえてきたので写しとこう
イヌワラビ
ネジキで合ってるかな?

単語カード使ってないので確かネジキと言われたはずと言う曖昧な記憶を元にレポート作成
やっと登山口に到着


デジカメ時計=9時10分


林道入口のコマツナギを写したのが8時34分。そこからここまで30分以上かかったことになる。

ここから登山道に入り東温アルプス縦走路に出会ったら陣ヶ森に向かいくるりんカールのアクシバを見る予定。


     続く






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