今日は新しく出来た国民の祝日の「山の日」である。今日行かなくていつ行くんだと言う強い気持ちで山に行く。そして今日の第一の目的はシノノメソウ。この前の観察会でシノノメソウがそろそろ咲き始める頃だろうと言う話が有り、まだシノノメソウを見たことのない私はシノノメソウの咲く場所を教えてもらった。シノノメソウは提供された写真を使って既に図鑑にアップしている。(皿ヶ嶺の植物図鑑のシノノメソウ)
シノノメソウを見たら帰るというわけにはいかないから、早めに家を出てシノノメソウを見てから竜神平の夏の花を見て来よう。
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車はここに停めた
デジカメ時計=6時59分(-_-;) |
私は山行レポート作成時は写した写真を見た順番に並べているが、これが一部の常連さんからは「貴重な花の場所を特定する有力なヒントになっている」と不評なのである。まだ皿ヶ嶺にこの花が咲くことがあまり知られてない段階ではそんないつものレポートを書くのはやめとこう。
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と言うことでいきなりシノノメソウ
聞いていた場所に来て見つけたと言うのではなく、花を探しながら歩いて来たら見たことのない花を見つけて、それがシノノメソウだった |
私は朝日を浴びて輝く花を写せるものと思い込んで来たのだが、その考えは甘かった。シノノメソウはちょうど木陰の場所に咲いている。確かに太陽はもう出ている時間帯なのでそんなに暗くは無い。しかし花をクローズアップで写そうと思えば手ぶれしないようなシャッター速度にしたいのだ。上の写真は高感度のISO1600で撮影。太陽は木の隙間から見えているので、もうちょっと待てば日が当たるかもと近くをウロウロして時間つぶし。
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待っていると奇跡的に一株だけに木漏れ日が当たった。でも長くは続かなかった。太陽の移動とともに陰に入ってしまった。太陽の光が当たらないままにしばらくは写していたが、いつまでもここで太陽を待つわけにもいかない。もうシノノメソウの撮影をやめて竜神平に行こう。 |
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これが気になる。ガンクビソウに雰囲気が似ているが葉の付き方が違う。 |
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ネットでガンクビソウに似た花を探すと、ヒメガンクビソウという、これとそっくりな花を見つけた。
もう私的にはヒメガンクビソウで決まりだけど、一応観察会主催者のSさんにこのレポートを見てもらってから決めましょう。
もしヒメガンクビソウで確定なら皿ヶ嶺の植物図鑑の新ネタゲットだ。 |
これ以外にも植物図鑑用に気になるものを写したので紹介しましょう。
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この前の観察会で覚えたアカシデの実 |
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上の写真のトリミング
パソコンでチェックしていたら種子が写っているのに気が付いた。現場では何も気づいてない(-_-;) |
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念のために種子を見てみようと保護しているカバー(葉の変形したものらしい)を引っぱたらカバーごと種子が取れてしまった。なるほど、自然落下するときはこの状態で外れて風に流されるわけだな。 |
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コンデジのマクロで写すとこんな感じだ |
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畑野川登山口に車を停める。今日も時間制限が厳しくて「2時に帰るよう努力します」と言って家を出てきたのだ。そのためには竜神平や山頂への最短距離のここに停めるしかない。
デジカメ時計=10時37分 |
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ミズタビラコの実が有ると思って写した |
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上の写真のトリミング
実ではなく、花も実も落ちた後のガクみたいだ |
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タニタデ |
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上の写真のトリミング |
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珍しい色のキノコ |
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ノギランの終わったの |
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山頂に向かう途中で鮮やかな赤い実はヤブデマリ |
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オタカラコウがもう咲いている |
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シコクブシ
真ん中に小さな蕾が付いている |
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シュウブンソウ |
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ミヤマタニタデが咲いている |
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ミヤマタニタデをコンデジのマクロで写す |
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蝶が何かに群がっている。近づいて飛び立った後を見ると動物の糞だった。 |
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観察会主催者のSさんの表現は「シダ天国」
観察会だとここを通過するのに30分かかるが、私一人の場合は1分で通過(-_-;) |
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コバノフユイチゴ |
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オモゴテンナンショウ |
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ミヤマタニタデの小群落
でもこの花を写すなら風穴が良いな。岩の上に咲いているのでしゃがむ必要が無い(-_-;) |
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山頂手前の様子 |
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山頂に到着し最初に写したトゲアザミ
デジカメ時計=11時52分
登山口から山頂まで1時間15分かかっている計算になるけど、それは途中でいろいろ写しているから。ひたすら歩いて来たら数十分で来られるはず。 |
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今日の温度は27度。下界は間違いなく30度オーバーだろう。 |
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山頂のヤマナシ |
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アキグミは一部が白く枯れたような状態になっている。今年は実がならないようだ。 |
山頂で休むことなく竜神平に向かう。
続く
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