6日前の8月11日にシノノメソウを見てきたが、行った時間が早すぎて花に日が当たらず納得いく写真が撮れなかった。今日はあえて遅めに出て日の当たるシノノメソウを見て来ようと家を出る。ところが皿ヶ嶺が近づいてくると皿ヶ嶺は厚い雲の中だ。これでは今日もシノノメソウは暗い中で写すことになりそうだ。シノノメソウはさっさとあきらめて久しぶりに白糸の滝に行ってみよう。白糸の滝に行こうと思った理由は、滝が目的ではなく、滝の横を這いあがれば天狗の庭に出るルートが有ると聞いたことが有るからである。天狗の庭に行く程度の歩きなら未踏のルートでも夕方までには帰れるだろうと思ったのだ。 鉄塔No.156のヘアピンカーブを曲がったところに車を停める。ここから白糸の滝まで歩くのだ。
ここまでは踏み跡をたどって上がって来たが、天狗の庭に行けると言う噂のルートはどこなんだろう? とりあえず引き続き踏み跡をたどってみる。しかし踏み跡はどんどん谷間に向かって降りていく。んんん??? このまま行ったら白糸の滝の上流に出てしまうのでは? そして予想どおり谷底の川に降りた。もうここまで来たら白糸の滝の落ち口を見てみよう。
ここで何か声が聞こえたので振り返ると観察会仲間のNさんだ。Nさんも白糸の滝周辺を歩いていたらしい。私が白糸の滝から天狗の庭に行こうと思っていたけど、結局滝の上流に出てしまったので、そのまま降りてきたと話すと別のルートを教えてくれた。また気が向いたら挑戦しよう。 ここで厚かましくも鉄塔までNさんの車で送ってくださいとお願いすると快く送ってくれた。有難うございました。車に戻ったが、今日はもともとはシノノメソウを目的にしていたのでまだ時間余裕が有る。例のお気に入りの藪化した林道で植物図鑑ネタを探そう。 続く |