昨日は時間制限が厳しくて朝早くから皿ヶ嶺を歩いて来た。今日は昼からのんびり歩ける時間が出来たのでトンネル横の林道で植物図鑑ネタを探して来よう。風穴の広い駐車場に車を停めて準備をしていると、駐車場横のテーブルセットでコーヒーブレークをしている常連さんがいる。久しぶりに会ったので挨拶して来よう。すると向こうから「コーヒー淹れようか?」と声がかかったので「車の中で走りながら飲んでいた」と答える。すると「それじゃコーヒーはいらんね」と言われてしまった。正直者は損をする典型である(-_-;) 常連さんのすぐ近くまで行き、昨日私が見た花のことや他の花の情報を教えてもらいながら出されたお菓子を食べる。ここで気になったのが避難小屋前の道路に居た団体さん。山登りの服装でもないし何をしているんだろうと観察すると真っ白のウエディングドレスを来た女性が一番奥に立っているのが見えた。えー?、ここで結婚式の前撮り?と意外に思ったが、常連さんによれば、皿ヶ嶺で前撮りをしているのは時々見るとのこと。 当初の計画では風穴の駐車場から歩いてトンネル横の林道に行くつもりだったが、ここで話し込んで少し予定外の時間がかかってしまった。車で移動することにしよう。 トンネル手前の広い路肩に車を停めて出発準備。今日はお手軽散歩なので半ズボンにTシャツ、そして運動靴である。靴を履き替える手間が無いので出発準備と言っても小さなザックとウエストポーチを身に着けたらそれで準備完了である。
昨日はシンミズヒキを初めて見たが、前日に「シンミズヒキが有ったよ」というメールを受け取ったのでどんなものかネットで予習して行った。ネットの予備知識ではミズヒキとシンミズヒキは花の付き方(密度)が違うと言うことだったが、帰宅してもう少し調べると葉の毛の有無や葉先の形も違うと言うことが分かった。そして私が気付いたのが葉っぱの黒い模様である。ミズヒキには上の写真のような模様が有るが、シンミズヒキには模様が無い。よし、これが決定的な分かりやすい相違点だなと思ったが、昨日の後半、そして今日気付いたのは、ミズヒキの葉の模様は必ず有るわけではないと言うこと。つまりこの葉の模様の有無で見分けは出来ないということになる。
昨日は最後の最後にアレチヌスビトハギを見たが、ネットでアレチヌスビトハギの解説を見ると花弁に明確な特徴のある模様が有ると書かれている。しかし昨日は花の拡大写真を撮ってないので花弁の模様が写ってない。今日も最後にその模様だけを写すつもりでコンデジだけ持って車から降りる。
昼からのお手軽散歩で、特に珍しいものを見たわけじゃないけど、植物図鑑のネタ用の写真が撮れて良かった。 一人でお出かけに戻る TOPに戻る これまでの皿ヶ嶺山行記 皿ヶ嶺の植物図鑑 |