今日は1週間ぶりに皿ヶ嶺で植物図鑑ネタ探し散歩に行ってみよう。我が家でランチを食べているので、おやつとお茶を準備したら出発。もちろんデジカメは忘れない。

先週は見つけるのに苦労したキッコウハグマだが、1週間が経過したら花も増えて見つけやすくなっているだろうと思い、まずは風穴の駐車場付近をうろうろ。

センブリも咲き始めた。アケボノソウと同じように花弁が5枚の花と4枚の花が同じ株で咲いている。
キッコウハグマは予想通り花が増えていて容易に見つけることが出来る
今日のお気に入り
センボンヤリの槍の穂先
センブリ
もう終わっていると思っていたコシオガマ

でもこの花は自分で見つけたのではなく同じ時間帯にこの花を探していた人が見つけて「ここに有るよ」と教えてくれた花。一人だと「あっ、もう無い」とさっさとあきらめていたかも。
上の花がどこに咲いていたかと言うとココ。フキの根元に隠れるように咲いていた。
目的のキッコウハグマも写したし、もう無いだろうと思っていたコシオガマも写せたのであとは植物図鑑ネタ探し


アカネの実
ミゾソバ
イヌタデ
アキチョウジの実


色が白いと言うことは出来たばかりの未熟な実?

風穴はここで終わり。次のポイントに移動する。

クサヤツデはもう終わり。辛うじて花の姿を残していた貴重な花を写す。
ヤマノイモ
ボタンヅル
ノブドウ

今度は道端のドライブスルーヒキオコシポイント。

ヒキオコシの実
コンデジで


この実も白いのは未熟なためなんだろう
まだ咲き残っていた花

そして最後のお気に入りポイントに車を停める。

アリノトウグサ

肉眼ではもう見えないが小さな実がいっぱいついている
アリノトウグサの実

このマクロに強いコンデジはオートフォーカスなので空中でこんな小さな実にフォーカスを合わせるのが困難。そのため自分の指にオートフォーカスを合わせようと指先に置いた。
コンデジで大きく写したつもりだが全然大きくない(-_-;)


こんな写真を見て喜んでくれるのは観察会仲間だけに違いない。それ以外の人は「もっときれいな花の写真をアップしてよ〜」と思っているんだろうな。
コウヤボウキはまだまだ咲いている
ヤマハギの実
ノダケの実
イヌザンショウの実が弾けて中から黒い種が出ている
おっ、目の前にヒサカキの実がある。来年はここで間近に花を写せるな。
ナワシログミ
道端のヤマハッカ
珍しくピントぴったりに見えたので花だけトリミングしてみた
ヤマハッカの実が見える
トリミング
シロダモ


シロダモはネット情報では花と実が同時に見られるとのこと。真ん中の蕾がどんな花を咲かせるのか楽しみである。
上の写真のトリミング

なんとなく蕾らしく見える
今年はこの株しか見ていないヤブタバコ

花の最後がどうなるかまで定点観測しなきゃいけないな
先週見つけていたけど、フユイチゴなのかミヤマフユイチゴなのか見分けるポイントを写してなかったので今日は写しとこう
茎にほとんど毛が無いからミヤマフユイチゴだ
キバナアキギリのガクの奥で芋虫が這っているようにも見える(-_-;) でも多分あれは芋虫ではなくキバナアキギリの実だ。
すぐ横には花もまだ咲いている
芋虫の口直しにノコンギク(-_-;)
ナンバンハコベはほとんど実になっている
ノコンギク、ナギナタコウジュ、ハナタデ


秋の山の道端でよく見る光景
ミズヒキの赤い色が気に入って写したんだけど、ナギナタコウジュの色が貧弱だなあ
おっ、ゲンノショウコの独特の形を見つけた
ゲンノショウコの別名は神輿草(ミコシグサ)

この形が神輿の屋根の形や屋根飾りに似ているのでミコシグサと呼ばれるらしい
マツカゼソウの実
マルバノホロシの赤い実が有った
もう少し近づいて
イヌコウジュの終わったのを見つけて種が入っているだろうと周囲をぐるっと一周して写す。肉眼では見えないんだから有るだろうとの推測で写すのである。予想通りガクの中に種が見える。

今日はこれで終わりと思ったが、帰る途中で広い路肩に車を停めて山の斜面を見上げると赤い実が見える。

あれはゴンズイ?
トリミング

ゴンズイで間違いなさそうだ

ゴンズイは初めて見るわけではないが、皿ヶ嶺の植物図鑑に入れるのは鉄塔No.156よりも標高の高い場所で見たものとの規制を自分で作っている。その規制範囲内では初めて見た。つまり植物図鑑の新ネタゲットだ。
足元にはエゴマが有る
エゴマも実が有るかなと真横から写してみる。これも実が入っているのが分かる。
トリミング

これで今日の植物図鑑ネタ探しの旅は終了。今日の収穫はゴンズイ。そしてアキチョウジ、ヤマハッカ、ヒキオコシ、キバナアキギリ、イヌコウジュ、エゴマの全部シソ科植物の実を見ることが出来て良かった。ヒメジソを見てないのが悔やまれる(-_-;)


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