縦走と言うには大袈裟かも知れないけど高尾山から小仏峠まで歩いて来た。ここで小休止したら高尾山に引き返す。

出発時に写した狸の置物。小仏峠と狸と何か関係が有るんだろうか?


デジカメ時計=13時23分
高尾山とその周辺にはアオキが多かった。落葉樹の中で常緑なので余計目立つんだろうな。
スギ林の坂道を上がって行く。スギの根が露わになっていて歩く人が多いのが分かる。
小仏城山

私は最初この表示を「こぼとけじょうやま」と読んでいたが、アルファベットを見たら「こぼとけしろやま」となっていた
小仏城山のピークを過ぎたらしばらくは下り坂となる
一丁平の展望台に戻って来た
富士山はかすんでしまった。ここでも富士山は右の方に写っている。

コンデジの液晶モニターでは富士山が見えないので富士山の方向に向けてシャッターを切ると、この程度にしか写らないという情けないことになる。
「こぼとけしろやま」とアルファベットで書いている。これが無かったらずっと「こぼとけじょうやま」と信じていたと思う。
ヤマザクラの枯れた枝を長い柄のノコギリで切り落とす作業をしている。この登山道沿いにはヤマザクラの大木が何本も有った。
目の前を子供が歩いている。ケーブルカーで上がってくればこんな子供でも小仏峠まで歩いても大丈夫だろう。


とにかく視界から人間が消えることは無かったです。さすが都会のハイキングコースですね。
こんな木の階段が続いている場所も有る。これだけ登山者が多いと登山道が荒れてしまうので階段にするしか無かったのかな?
これは途中の茶店ですね。高尾山山頂では有りません。

ここで外人さんも休んでいました。
何の木かは分かりません。新緑の頃に歩けばまたそれなりに良い雰囲気かも?
アセビの花が咲いている
高尾山展望台に戻って来た

かすんだ富士山が見えている


デジカメ時計=14時58分
ヘリコプターの下に富士山が見えているんですよ。分かるかな?
かすんだ富士山を眺める登山者や観光客


初めてここに来た人はきっと「富士山はどれですか」と周囲の人に聞いているに違いない。
下山は6号路を通りましょう
登山者の多い山の宿命ですね。登山道がどんどん削られて木の根がむき出しになってくる。
ミヤマシキミ
???
6号路はこんな谷間を通るところも有ります。もし冷え込んで雪や凍結が有れば少し厄介なことになりそうな経路ですね。

そしてここの斜面にも謎の葉っぱが群生している。
このシダは私にとっては珍しい。何が珍しいかと言うと3回羽状複葉だ。


皿ヶ嶺の植物図鑑でシダのことも勉強しようとたまにはシダの図鑑みたいなサイトを見ることが有る。そのシダの葉の分類方法に1回羽状複葉。2回羽状複葉。3回羽状複葉と分類があり、皿ヶ嶺で3回羽状複葉のシダは見たこと有ったかな?
もし見ていたら私のシダの観察力がまだまだ無いと言うことになるが。
上の写真のトリミング

3回羽状複葉が分かるように
オオバノイノモトソウ


ただのイノモトソウは無いかと注意して見ていたが分からなかった
群生している謎の葉の根元は紫色だ
目の前を歩く昔乙女が話しているのは韓国語みたいだ。まさか韓国からわざわざ高尾山に来るとは思えないから、東京近郊でハイキング好きの韓国人の奥様グループかな?

こんなどおでも良いことを妄想しながら歩くと楽しいのである(-_-;)
琵琶滝
シャガの効用と書かれた看板。これでようやく謎の群生植物がシャガだと分かった。


ついでに看板に書かれた全文
シャガは中国産の植物でもともと日本には有りませんが、高尾山ではたくさん見られます。丈夫な根を伸ばして数を増やすので、高尾山では土がくずれるのを防いでくれています。シャガは5月頃、薄紫色の花を咲かせます。
アスファルト道路が見えてきた。登山道はここで終わり。


デジカメ時計=16時1分
ケーブルカーから大勢の登山者が降りている
駅に戻って来た


デジカメ時計=16時8分
電車のホームに出ると目の前に高尾山温泉がある。都心から電車で来た人は下山後にここで汗を流しビールを飲んで帰れるわけだ。良いなあ。 

高尾山に来るのはこれで3度目だけど、3度目の正直で富士山が見えて良かった。


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