今日のお昼前に私の妻は仲の良いお友達と遊びに出かけた。鬼の居ぬ間に・・・と出かけようとしていると春休みに入ってヒマを持て余している娘が「一緒に行くぅ」と言い出した。え〜??? 困ったなと思ったが、妻が帰宅した時に「私の居ない間にコッソリとどこ行っとんよ!」と詰められたときの言い訳のネタになる(-_-;)

元々一人でまずは白糸の滝に行くつもりでいたが、山歩きの装備が何もない娘がついてくることで、標高の低い白糸の滝しか行けない状態になったが、ま、それでも良いか。

鉄塔のヘアピンカーブを曲がって広い路肩に車を停めてここから歩き始める。

オニグルミ

これからはここのオニグルミが定点観測ポイントになる
日陰になっている畑の水たまりには氷が張っているのが分かる。白く見えるのは水ではなく氷だ。
この前来た時に見つけたクリハラン
クリハラン
白糸の滝の駐車場


そうそう、ここに来るまでの細い道で車が降りてきたので「こんな細い道を車が通るん?」と娘がビックリしていた。そこで私が「滝好きの人はネットで情報を調べてどんな滝にも行くんだ」と他人事のように解説する(-_-;)

ちなみにその車は大阪ナンバーだったので、それに私がビックリしたんだが。
滝への遊歩道入り口近くのユキワリイチゲ
フユノハナワラビの頭が垂れ下がっている
川がこんな状態なので登山道も当然凍っている部分も有るが、注意して歩けば山歩き用の靴ではない娘でもなんとか白糸の滝まで転ぶことなく歩いて行けた
途中の小滝
この前来た時に鋭いエッジが危険だと思っていた部分はきれいに削られていた
白糸の滝に到着
この前初めて見たケケンポナシの樹皮。でもまだケケンポナシだと確定したわけではない。ケンポナシかも知れないので葉が出た時にまた見に来ないといけない。
今日白糸の滝に来た理由はハコネシダをもう一度見るため
この胞子嚢を写したかったのだ
ハコネシダの胞子嚢を写したらここに来た目的は達成。もう帰ります。
すぐ近くの岩場にはコケシノブが見える。これが何コケシノブかは今度ここで観察会が開かれた時に確認しよう。
ここの鋭いエッジが危険だと東温市役所にメールを出していたのだがキチンと対応してくれている
これが先月の同じ場所の状態。もし転んで後頭部がこのエッジに当たったら頭蓋骨が骨折すると思ったのだ。

迅速な対応ありがとうございます。
ユキノシタ
ゴルフ場の向こうに見えているのは興居島の小富士山


皿ヶ嶺の山中で愛媛には自生しないと言われているアオモジを見たが、どうやらそれはあのゴルフ場から鳥が運んできたもののようだ。花の時期にゴルフ場に見に行こうと思っている。
人家近くまで降りたら棚田にこれが咲いている
オオイヌノフグリ

車に戻ったらまだ1時半ごろ。私一人なら当然のように次のポイントに移動するところだが今日はおまけがついて来ている。今日はこのまま帰りましょう。大事な言い訳のネタを作ってくれたんだから。


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