3月下旬になったらもう皿ヶ嶺の麓の花も咲き始めたに違いない。今日は麓をうろうろして植物図鑑のネタ探しに行って来よう。スーパー弁当を持って我が家を出発。いつものようにコンビニで〇〇美茶と100円コーヒーを買い、コーヒーを飲みながら皿ヶ嶺に向かう。

鉄塔のヘアピンカーブを過ぎて少し走ったら路肩の少し広くなった場所に車を停める。今日の最初の目的は白糸の滝入り口のユキワリイチゲ。

オオイヌノフグリのかたまりを写したのだ。私はまだこの花の名前の由来となったフグリを見たことが無いのでフグリを探しているのだ。これを写して家に帰って写真を眺めるがフグリが見つからない。
イヤ、そもそも現場で分かるだろうと言う声も聞こえてきそうであるが、現場では分からないのである。理由? 老眼では見えないのである(-_-;) パソコン画面でオリジナルサイズの写真を見てやっと判別可能。

露出オーバーになっていたみたいで何を写したのかワカラン(-_-;)
棚田のあぜ道にはこの白い花が群生している。これは何? タネツケバナ?
オニグルミ


今年からこの木が定点観測ポイントになった
おっ、ヤマネコノメが咲いている。ここは標高が低いので咲くのも早いんだな。
道端のユキノシタ。でも私にとっては岩場に咲くものが正しいユキノシタの姿。これは道端の岩場でも何でもないところに生えている。
見つけたら必ず写すようになったクリハラン。ランの名前が付いているがシダの仲間だ。クリの葉に似ているのでクリハランと名前が付けられたらしい。
裏をひっくり返して胞子嚢チェック
これはウバユリかな?
白糸の滝遊歩道入り口のユキワリイチゲはまだ咲いてない
いくつか見えたユキワリイチゲはどれもこんな状態。咲いてないのはまだ時期が早いのかそれとも今日の天気のせいなのか?
林道から渓流を写したらここは終わり。時間がたっぷりあれば白糸の滝まで行っても良いんだが今日も時間制限が有るので滝には行かない。

駐車場に停まった県外ナンバーの車から若いカップルが降りてきて滝に向かおうとしている。しかし女の子の靴はかかとの高い靴。思わず「その靴では滝には行けんと思うよ」と余計なことを言ってしまう。女の子は軽く「がんばります」みたいに返事をくれたので「気をつけて」と言って別れる。

葉の先が尖っているからミヤマフユイチゴだな。


観察会に参加するまではこんなものには目もくれなかったのに今はチェックするようになった。でも実はまだこの花を見たことが無い。現時点では植物図鑑に入れているミヤマフユイチゴの花の写真は観察会仲間から提供された写真。今年は自分の写真を追加しなきゃと思っている。
この葉は何だろう?
これは葉先が尖ってないからフユイチゴ


フユイチゴは植物図鑑に花の写真が無い。観察会仲間もフユイチゴの花を見過ごしていたようだ。
これはカキドオシかな?


あちこちのサイトを眺めていてシソ科の花で葉が丸いのはこのカキドオシだけだと気が付いた

車に戻り今度は天狗の庭に行くために水の元を目指す。

途中で定点観測中のダンコウバイ。ようやく蕾がほころび始めたという雰囲気。
ダンコウバイ

水の元に到着したらまずは車の中でスーパー弁当を食べる。弁当食べたら出発。

車を停めたすぐ横のフサザクラ
天狗の庭に向かう坂道の途中でメモ写真を写す。天気はこんな感じ。結論を先に書けば雨は降らなかった。


デジカメ時計=12時6分
目の前の木がフサザクラ。ここにフサザクラが有るのを知ったのは2年前。それ以前も数えられないくらいここに来ているのにフサザクラを見ていない。と言うかフサザクラを知らなかった。観察会に参加して初めてフサザクラを知ったのである。
天狗の庭に向かう時の空模様。こんな天気では暗くて写真が撮れないんじゃないかなと思いながら歩いて行く。
アケボノソウ
ナガバモミジイチゴ
ツルカノコソウ


蕾が出来てないかと探したが見つからない
ニッコウネコノメ


この写真を撮った後、コンロンソウを排除した。このニッコウネコノメの群生の中でコンロンソウが成長したらニッコウネコノメが滅びるのではと思ったから。
これはサワギクに違いない。去年は同じこの場所で蕾をつけていたのに今年はまだこんな状態。
定点観測中のコクサギ
坂道の途中にあるこの木はアサガラだと観察会で教えられた。そのとき私が「ここは何度も通っているけどアサガラの花を見たことない」と言うと「この大きさでは花は咲かんだろう」と言われた。
樹皮を写してみたけど間違いなくアサガラだと言う自信が私には無い
オトコエシ
ミヤマシキミの赤が鮮やかだ
ヤマアイ

この時期に元気な緑色はヤマアイだと観察会で教わったし、実際に緑色の葉はヤマアイぐらいしか目に入らない
シコクブシ

2年前まではこの葉を写しては「これは何?」と書いてレポートにアップしていたが、去年ようやく決着がついた
天狗の庭の登山道に大きな岩がある。表面が平らで濡れていると滑りやすい。この前ここを歩いたとき、この岩の上に立ち止まってデジカメのモニター画面を見て、さ、行こうと体を動かし始めた途端にひっくり返って痛い目に遭った。
この写真の主役は真ん中の赤いキノコ
デジカメを少しコンロンソウに寄せて写す
天狗の庭でもようやくヤマネコノメが咲き始めた
マクロに強いコンデジで写す
今日の天狗の庭の雰囲気
マルバマンネングサ
イヌガヤの雌花。雄花を写すの忘れた。
ユリワサビの花を探すがこの程度の蕾しか見つからない。去年は3月上旬に花を見ているので今年は本当に花が咲くのが遅れている。

他にもキョロキョロと探し物をしながら歩いていたらお気に入りのタコ足の木を行き過ぎてしまった。わざわざ引き返すほどでも無いのでそのまま行こう。

天狗の庭からの登山道を上がって林道に出会うとその林道を奥に向かって歩いて行く
目的はタムシバを探すことだったんだが結局分からずこれ以上奥に行くのをやめて引き返す


         続く  





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