昼前に買い物アッシー君で出たら、「山に行きたいんなら弁当買おうか?」と言われたので「お願いします」と返事する。しかし家で食べてから出発するのと同じような時間帯だ。運転しながらでも食べられる弁当を買ってもらう。家に帰ってデジカメ持ったら即出発。今日も皿ヶ嶺の麓で植物図鑑ネタ探し。6日前にも行ったばかりだけど何か新ネタは有るかな?

いつものダンコウバイ定点観測

花も完全に終わり、葉しか写すものが無い
ヒトリシズカは花を落として実になりかけている
ハナイカダ
これは何スミレかな?
写真だけで同定して欲しいならいっぱい写真を撮ってと言われたのであちこちから写す。背後に道路のアスファルトが写り込んでいることに全然気づいてない。
ぐっと近づいて
ついでに並んで咲いているキランソウ
今度はヤマブキ
ヤマブキの蕾が行儀よく並んでいる
去年ミツバウツギを定点観測していた場所に有ったからミツバウツギだと思うんだがまだ三つ葉に見えない。本当にミツバウツギなのか不安で帰宅してからネットで探すと同じような葉っぱをミツバウツギとしてアップしているサイトを見つけて一安心。
これは多分ツボスミレ(ニョイスミレ)
これは?

オオイヌノフグリに似ているけど?

タチイヌノフグリかなと思いながらネットで検索して確認。タチイヌノフグリで間違い無いようだ。でも花がとても小さい。マクロに強いコンデジだから写せた。

庭の草引きをしていたら同じような花が有ったがこれはどこにでも咲く花なの?
足元のキランソウ。道端で写しているよということを強調するためにわざわざアスファルトを一緒に写す。今の時期は水の元に向かう林道を歩いても結構花を見ることが出来るので植物観察が目的なら林道歩きもおすすめです。
水の元手前のウグイスカグラは今日も蕾
ここでミズタビラコの花を見ているので、これはミズタビラコだと信じて写す

水の元に到着。先客の車は10台ぐらい停まっている。今日は天気も良いので皆さん花を求めて来ているんだろう。ここから天狗の庭に行くつもりだがその前にちょっと付近を散策。

クマノミズキ

葉が無いので枝が対生だと言うことが分かりやすい
コマユミ
上の写真のトリミング

蕾が出来ている
葉っぱがよく成長しているエイザンスミレ

エイザンスミレは自力で同定できる。理由はもちろんこの葉っぱ。
ヤマヤナギ

これも雌雄異株らしいがまだ雄株、雌株の見極めまで頭が回らない

ヤマヤナギを写したら天狗の庭への坂道を上がる。

株の小さなヤマルリソウ
坂道の途中で振り返ってメモ写真


デジカメ時計=14時28分


こんな時間に出発なので天狗の庭往復で終わりだな。せっかく来たので何か良い物見つけて帰ろう。
ヤマアジサイ

我が家の裏庭のヤマアジサイにはもう蕾が付いているが、ここのヤマアジサイにはまだ蕾はない
エイザンスミレのきれいな花を見つけたら写す
これはゼンマイで良いんでしょうか?
タケニグサの去年の茎の根元に新芽が出ている
ミツバテンナンショウ
ニッコウネコノメ
ツルカノコソウ
ニッコウネコノメ
サワギクは6日前から変化がないように見える
ニッコウネコノメはこんな水辺が好きみたい
定点観測中のコクサギ
上の写真のトリミング


家で写真チェックしていたら蕾が付いていることに気が付いた。現場では気付いてないのだ。観察会に参加していても所詮はこの程度の観察力なのである(-_-;)

コクサギは雌雄異株でこの株は実が出来ている。つまり雌株だから花は雌花だ。また今度雌花を撮りに行かないといけないが、その頃にまだ花が有るかな?
これもコクサギ

オシベが自己主張しているから雄花だな
このヤマルリソウは青みがかった色だ。毎年のように書いているけど皿ヶ嶺では瑠璃色と呼べるようなヤマルリソウは見たことない。ちなみに高縄山には有る。
ヤマルリソウを写すときは花の真上から写すことが多いので、写真だけの印象だと地面を這いまわるような花に思ってしまうが、この株は立ち上がって咲いている様子がよく分かる。
ナガバモミジイチゴ
アサガラのはず
モミジガサが出てきた
このニワトコはもう花弁も落ちて小さな実になろうとしている
クマイチゴはやっと蕾が出来た
林道で登山者に踏まれるオオバコも植物図鑑ネタにする。登山者が靴底に種をつけて下から持ってきたと言えなくもない。
オオバコ
サラシナショウマかな?
これはヒナスミレ


22日のレポートで何スミレ?と書いていたらヒナスミレだと教えてくれた
横顔
ウグイスカグラが咲いている。水の元の下のウグイスカグラはまだ咲いてなかったのにそこよりも標高の高いここで花が咲いているのは日当たりのせい?
快晴だけど無風ではない。風で微妙に揺れる花を何枚か写した中でぶれてないと思える写真をアップ。
これもヒナスミレ
ハナタツナミソウ
ウワバミソウかヒメウワバミソウか?

参考にしたサイトでは鋸歯が5対以下のものをヒメウワバミソウと呼ぶと書いてあったのでこれはウワバミソウだ
4枚葉と3枚葉のツクバネソウが並んでいる
キバナアキギリの小さな葉
これも22日のレポートにアップしていたらフイリナガバノスミレサイシンだと教えてくれた。あと3回くらい繰り返したら覚えるだろう(-_-;)
コミヤマカタバミ
これは鋸歯が多いから迷うことなくウワバミソウ
ヤマアイが雌雄異株だと知ってから雌花を探している。よく目にするのは雄花で雌花は注意して探さないと見つからない。これは雌花の匂いがする。
上の写真のトリミング
ユキザサ
花を写しやすいコクサギが有った。でもこれもオシベが自己主張する雄花だ。

ヤマアイ、そしてコクサギも雌花は見つけにくく雄花は見つけやすい。これは雌花が見つけやすかったら簡単に採られて種の保存が出来ないからだろうかとこれは私のド素人の個人的見解です。
上の写真のトリミング
ミヤマハコベを見つけた。今年の初見だ。
同じ花を真上から

デザイン的にも良いね。何かのシンボルマークに使えそうだ。
オオタチツボスミレ

このスミレも自力で同定できる数少ないスミレのうちの一つだ
横顔を写したつもりだが分かりにくいな
上の写真のトリミング
フタバアオイに小さな蕾が付いている
チャルメルソウ
コンデジで大きく写そう
このハシリドコロは花弁が落ちてガクだけになっている
かなり膨らんだイチリンソウの蕾
天狗の庭の雰囲気
ヤマブキソウの蕾はあちこちに見えた
もう終わってしまったハルトラノオ
ヤシャビシャクはまだ花が咲いている
上の写真のトリミング
ワチガイソウ
このユキザサは一つだけ小さな花が咲いている
メギ

もしかしてあれは蕾?
上の写真のトリミング
このハシリドコロはまだきれいに咲いている
アワコバイモの実
シロバナネコノメ
フタバアオイの花を見つけた

ボディの大きなデジ一では撮影不可能な隙間に小さなコンデジを押し込んで撮影可能
このシロバナエンレイソウは文字通り純白の花
ルイヨウボタンの蕾も少し膨らんだような気がする
ヒメエンゴサク


純粋に植物図鑑用の写真なら植物だけを写せばいいんだが、こんな花の周辺の雰囲気を感じる写真がお気に入りなのだ
6日前に見つけたユリワサビの実をコンデジで大きく写そう
目の前にあるこの花は何の花?
この花の枝、幹を目でたどっていくとお気に入りのタコ足の木ではないか。去年の台風か大雨で倒れてしまったが、こんなきれいな花を咲かせるほどまだ元気だと言うことが確認できて良かった。倒れたから目の前で花を見ることが出来たんだな。

で、このタコ足の木は何?

思いがけないきっかけでタコ足の木を見たらもう水の元に引き返そう。

花の末期のシロバナエンレイソウは花弁がピンク色に変わってくる
この前、白糸の滝方面から帰るときに道端で見たウスバヒョウタンボクは満開だったが、ここのウスバヒョウタンボクはまだ蕾だ
マルバマンネングサ

上の写真には夫婦と思える年配の男女が写っているのだが、男性はずっとガサゴソとストックの先で地面の落ち葉を掃くような音を立てていた。私が腕章をつけるような立場の人間なら「何をしているんですか?」と声をかけたいような気分だった。しかし多分登山道から外れて写真を撮る私も他人から見れば同じように見られているかも知れないな。

ミヤマハコベ
サイゴクサバノオ

苦労して写したのに気付けば花の末期でサバの尻尾が見えている
タチネコノメ
んんん? トゲが対生と言うことはサンショウだな。でも雌雄異株の雄株か雌株かは分からない
タケニグサの縄張りにヒトリシズカが侵入している
エイザンスミレとヤマルリソウ
オオバショウマの残骸がまだ有る
多分タチツボスミレ。隣はサルトリイバラ。
水の元に戻って来た。車は私の車1台のみ。


デジカメ時計=16時59分
車を停めたすぐ横のフサザクラ

定点観測していたが、肝心の花の見頃を見逃してしまった

毎年同じようなものを見ているけど、今日初めて見たのはミツバウツギの蕾かな?


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