水の元から2時間以上かけて風穴に到着した。いかにも観察会らしい。これから風穴のケシを見てから上の方に向かう。

これはスイバだろう。水の元で聞いたエゾノギシギシとの見分け方がなんとなくわかって来た。
ウド
セイヨウタンポポの総苞外片が反り返っているのがよく分かると言われたので撮ったけど、レポート作成時に図鑑を見たら既に分かりやすい写真は入れていた。

やはりどこがセイヨウタンポポなんだと分かるような写真は最初に気にしていたんだと思う。でもこの写真も図鑑には入れるつもり。
綿毛の写真は図鑑に入れた記憶がないのでついでに写しとこう
上の綿毛写真はここで写しています。写しやすい場所で写すのが鉄則ですから(-_-;)
石碑の右下に見える葉の形状が違う2種類の葉はどちらもツタウルシだと言われた
オククルマムグラ
上の写真のトリミング
コクワガタ
ヒマラヤのケシは蕾をつけていた。これから暑くなると避暑をかねてこの花を見に来る人が増えるだろう。
コンロンソウ


ここは風穴から吹き出る冷気のせいで気温などの条件が他とは違うはず。だから他の場所ではもうほとんど実になっているのにここはまだこんなにきれいに咲いている。植物図鑑も普通は撮影場所は明記しないが、6月のコンロンソウがきれいに咲いている写真だけ撮影場所を「風穴」と明記している。そうじゃないと6月に皿ヶ嶺に行けばどこでもきれいに咲いていると誤解されるから。
タチネコノメ
コチャルメルソウ
ラショウモンカズラの花がまだある。やはりこれも風穴の冷気の影響だろう。
サワルリソウ
オオキヌタソウ
レイジンソウ
サラシナショウマ
シコクブシ


この写真もそうだけど上のレイジンソウもサラシナショウマも日陰で分かりにくい写真だ。今日は快晴なんだけど樹林帯はすっかり葉が茂って木漏れ日しか届かないのだ。
ハナビゼリ
サワダツ

さらっと書いているけどこれを見つけたSさんも私も名前がなかなか出てこない。この場所を離れてしばらくたってからSさんが「さっきのはサワダツだ」と思い出した。
サワダツに蕾が出来ている
サワグルミの大木


こんな大きなサワグルミは滅多に無いよと言われる
コゴメウツギ
オトコヨウゾメ
シコクスミレ
上の写真のトリミング

写真をチェックしていたら何か写っているのに気が付いた。これをひっくり返したらシコクスミレの実が見えたのかな?
現場で気付いていたらコンデジで大きく写したと思うけど、悲しいかなもう老眼では現場で気付くことは無い(-_-;)
ヒメクロモジ

植物図鑑のヒメクロモジのページには花の写真が無い。これは花を見ただけではヒメクロモジとの判断が出来ないからである。皿ヶ嶺にはケクロモジ、ウスゲクロモジ、ヒメクロモジが有るが、どれも花の時期には葉は出てない。葉を見ないことには何クロモジか判定できないのだ。しかしウスゲクロモジだけ花の写真が図鑑に入っている。今となっては逆にこれが謎だ。皿ヶ嶺に有るのは全部ウスゲクロモジだと信じていた頃に図鑑を作ったのかも知れない。
イチリンソウの実を見つけた。しかし緑陰で暗く、ブレブレなのでトリミング出来ない。
ミツバコンロンソウの実


コンロンソウと同じような実だ
???
コマユミ
何スゲ?
上の写真のトリミング
シハイスミレだと言われたが、シハイスミレの葉ってこんなにツヤツヤしていたかな?
葉の裏を見るとシハイスミレの面影が有る
コバノフユイチゴの花が咲いている
ササユリの蕾はいくつか見かけた
タンナサワフタギ


下の方の私のお気に入りポイントではもう咲いていたが、標高の高い場所のタンナサワフタギはまだこんな状態
これはナガバタチツボスミレだと言われた。え〜???

全然長葉じゃないけど???

葉に紫色の筋があるのが特徴だとのこと
終わったイワカガミを見に行く
イワカガミとセットになっているヤマグルマ
今年はチゴユリの花を見ないままに終わってしまった
十字峠の手前の分岐から竜神平に降りていく
イトスゲ

これは単語カードが無くても自信を持って言える
コメガヤ


植物図鑑のコメガヤのページを見ると2年前の観察会で写した写真しか無い。普段は気付かない植物だからかな?
上の写真のトリミング
実が有るから写しといてと言われて写したけど全然ワカラン
上の写真のトリミング

なんとなく実らしきものが2つ写っている
ギンリョウソウ
タガネソウ
竜神平に到着したらまずはツクシシャクナゲのチェック。花は終わっているが花付きは良かったみたいだ。
カマツカ
カサスゲ
ツリバナ

愛大小屋前のテーブルセットに座りランチタイム。

ベンチに座ったままで写した足元のツクシミノボロスゲ
ツクシミノボロスゲ
上の写真のトリミング

ランチが終われば出発だがメンバーのうち2人はここまでと言うことで残った3人で徘徊を継続する。


      続く






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