昨日は皿ヶ嶺で観察会が有った。今日はその写真チェックとレポート作成をしないといけないのだが、その作業を放り出してちょっとお出かけ。観察会のレポート作成を放り出してまでお出かけするには理由が有る。 先日、東温市の観光物産協会からメールが入り、何事かと思ったら、白猪谷の分岐から唐岬の滝に行くまでに道迷いをしてしまい大変な思いをした人がいる。その人がその時の状況を説明してくれるので話を一緒に聞きませんかと言うことだった。そこで後日市役所に行き道迷いをしたご本人からさくら山行会の会長さん達と一緒に道迷いの状況を聞いた。 状況説明の最後に「同じような道迷いを起こさないように対策をした方が良い。標識の整備やマーキングなどの対策が出来るまでは東温アルプスガイドのガイドマップから該当コースの線は外した方が良いのでは」と言う話も出た。標識の整備となると予算や地主の了解も必要なので時間がかかる。赤テープとペンキで応急対策をしましょうと言うことになった。その日程が今日なのである。 7時10分に川内支所近くのコンビニで山行会会長さんと待ち合わせ。会長さんの車に乗せてもらい唐岬の滝駐車場に向かう。予定よりも早く着いたので駐車場付近のものを写して時間待ち。
やがて車が一台到着し、降りてきたのは観光物産協会の会長さんと道迷いの状況説明を一緒に聞いた観光物産協会の女性職員。道迷いした肝心の人は今日は来られないそうだ。メンバーが揃ったら出発。白猪谷の分岐まで歩いて登山道の状況を確かめる。
今日は私は何も持たずに手ブラで参加したのだが、それを言ったところ山行会の会長さんから折り畳み式の小さなのこぎりを渡されて、ここに来るまでに登山道に張り出して邪魔になる杉の枝を切り落としながら歩いて来た。会長さんは赤テープを要所に巻き付けていた。
今年開かれる愛媛国体で東温市でもいくつか競技が有るが、その参加者に配ってPRするために東温アルプスガイドを増刷する予定とのこと。その時に今回のコースの注意文を追加した方が良いかもしれないなと言う話になり、文字が増えたらフォントが小さくなって老眼では見えなくなるよと言うことにもなったが、どんな文章にするか検討することになった。 ところで昨日の観察会で竜神平で出会った常連さんから皿ヶ嶺で鹿を見たとの目撃情報が有った。この件をさくら山行会の会長さんと、観光物産協会の会長さんに言ったところ、特に驚くことも無く皿ヶ嶺に鹿が出没するのは時間の問題だと認識していたみたいだった。井内や北方では鹿が畑の中を歩いていたと言うことだ。 観光物産協会の会長さんからは(鹿が原因で皿ヶ嶺の植物が消えるような事態になれば)私がネットに上げている植物の写真が貴重な資料になるよと言われた。そこまでは考えてなかったけど、自分の目で鹿を目撃するような状況になったらもっと真剣に植物図鑑を作ろうと言う気持ちになるかも知れない。 一人でお出かけに戻る TOPに戻る |