今日は皿ヶ嶺に行く。前回の観察会でヤマブキショウマの蕾を見たのでどんな花が咲くのかチェックするのと、つい先日観察会仲間から珍しい写真が送られてきてそれを自分の目で見ようと思う。

我が家を出たら途中のコンビニに立ち寄りアイスコーヒーを買う。これを飲みながら皿ヶ嶺に向かう。

鉄塔のヘアピンカーブを曲がったところに立てられているそうめん流しの営業看板。文面がこの前見た時から変わっている。

そうめん流しは本日営業中です

いたって普通の文章である。しかし以前は誤解されやすい文章だったのであちこちから指摘されて修正したのに違いない。

水の元の手前まではそうめん流しの営業に合わせて道端の草が刈り取られていた。今日は風穴の手前の路肩の草がきれいに刈られている。カワラナデシコも刈られて消滅してしまった。

風穴の広い駐車場に停めて準備が終わったら出発


デジカメ時計=8時45分
周辺を少し歩いてみよう。これは避難小屋前のナツツバキの花。このナツツバキは根元に添木が有るので植栽だと思うけど、皿ヶ嶺にもナツツバキは自生しているのでこの花も植物図鑑に入れよう。そもそも皿ヶ嶺で自生しているナツツバキの花を見たことない(-_-;)
あら〜、この橋の終点付近に生えていたギシギシなのかエゾノギシギシなのか不明の植物もきれいに刈られてしまった。どっちに決着するかは来年までお預けだ。
ノブドウ
道路際もきれいに刈られてしまったが、中の方はそのままみたいだ

さてと、ここから先はまだ私が歩いたことのない未踏のルートだ。でも歩いたことが無いのは私だけで皿ヶ嶺の常連さんは歩いていて踏み跡はついているらしい。どんなところなのか楽しみである。

ユキザサの実
ヤマアジサイは皿ヶ嶺のどこにでも咲いている
ハエドクソウ

今年の初見だ
葉が一枚だからオモゴテンナンショウ
アカショウマの実
ここにもニシノヤマタイミンガサが有る
ヒメウワバミソウの雌花
コンデジでもう少し大きく
オオキヌタソウの実
コウツギ
ミヤマムグラも実をつけているが分かりにくいね
ジンジソウ
ほとんど人が足を踏み入れることが無いと思える空間。
秋の紅葉の頃も良さそうだ。
時々踏み跡を見失って強引に進むと赤テープを見つけてほっとする
イワタバコ
これはミズメかな?
ミズメなら皮を剥いだらサロメチールの匂いがするはずと思って少し剥いでみる。するとサロメチールの匂いがする。間違いなくミズメだ。観察会の成果が出ている。でも観察会の度に皮を剥いでいたらそのうち皿ヶ嶺のミズメはみんな皮の剥がれた木になってしまうかも(-_-;)
見つけた!


つい先日このルートを歩いた観察会仲間からサワダツの白花を見つけたとメールで写真が送られてきたのでその写真を図鑑に入れた。今日は自分の目で見たいと思って来たのだ。見つけることが出来て良かった。
コンデジで大きく写そう
目の前にコウツギ
上の写真のトリミング
朽ちた倒木からサワグルミが芽を出している。この倒木がサワグルミなら言うことないんだが、そんな都合よくはいかないだろうな。
おおお、これは良いのを見つけた。サワグルミの羽状複葉も分かるような新芽だ。

なんとか無事に稜線の登山道に出て今度は赤柴峠に向かう。

キクバヒヨドリ
ツルリンドウ


皿ヶ嶺にはホソバツルリンドウも咲くということで植物図鑑にはホソバツルリンドウのページを作っているが、そこの写真は私が石鎚山系の某所で写したものだ。まだ私は皿ヶ嶺でホソバツルリンドウを見たことない。
わざわざ赤柴峠に向かったのはこの花を見るため。しかし残念ながら花は終わっていた。


イチヤクソウ
赤柴峠に到着。ちょっと休んだら皿ヶ嶺の山頂に向かう。つまり来た道を引き返す。


デジカメ時計=10時47分


    続く






inserted by FC2 system