ちょっと気になる花が咲き始める頃だと思うので皿ヶ嶺に行ってみる。しかし今日も無茶苦茶時間制限が厳しい。竜神平まで最短時間で行ける畑野川登山口から上ることにする。我が家を出たら途中のコンビニでおにぎりを2個だけ買う。今日は100円アイスコーヒーは買わない。家を出る前に飲んだばかりだから。

畑野川登山口


デジカメ時計=10時22分
歩き始めてすぐ足元にガンクビソウ
これは何?
キク科ですか?

花が咲かないとワカラン
こんなのも有るよ。もちろん花はとっくに終わっている。今年はこの花を見てないな。
上の写真のトリミング

タツナミソウの仲間なので同じような形をしている
オモゴテンナンショウ


何故オモゴテンナンショウと言えるか? 葉が一枚だから。

この写真を見て「なんで葉が一枚なん? 何枚もあるやん」と思うでしょう? 私も観察会で言われた時にそう思いました。
テンナンショウの仲間の葉の数え方はちょっと違うんですね。ネットで学習してください。ここに書くスペースはありません。
キクバヒヨドリ
キッコウハグマ
イシヅチウスバアザミ
ノギラン

この花も今年は見てないな。下の方の定点観測ポイントをウロウロすることが多くなってここまで上がってこないからな。
竜神平から山頂に向かう登山道に出た。ここを左に行って山頂方面に向かう。
ヒメキンミズヒキ
少しだけズームイン
ヤマシグレ

紅葉している葉が有る
ヤマシグレの実
あれは何の花?

葉が5枚輪生だからコシアブラ
ズームイン

あれは花ではなく実みたいだ。花はまだ見たことないね。
アキノタムラソウ
ショウジョウバカマ
足元に小さい白い花が見えた。どうせヤマトウバナだろうとは思ったが念のために近づいてよく見るとヤマトウバナではない。スズコウジュだ。
今日ここに来た目的の花を見つけたが、私の知っているスズコウジュポイントではない。


何年か前にスズコウジュポイントで撮影していると、竜神平から歩いて来た人が「あ〜、この花ならここに来る途中あちこちで咲いていましたね」と話しかけられたことが有る。私は心の中で「フン、どうせそれはヤマトウバナですよ」と思ったが、顔には出さずに笑顔で「これはスズコウジュですよ」と答えたおぼろな記憶がある。

もしかしたらあのとき話しかけてきた人は本当にスズコウジュを見たのかも知れんな。
スズコウジュの横顔

花の形が鈴を思わせることからスズコウジュと呼ばれるらしい

私の思うスズコウジュポイントに到着。背中の荷物を下ろして撮影態勢。

小さい花なので分かりにくいが5輪は咲いている
珍しく上を向いて咲いている花がある。他の株の葉っぱに邪魔されて下を向けなかったんだろうか?
上の写真のトリミング
今日来た目的の花なので同じような写真が続きます。我慢して見て下さい(-_-;)
こんななんでもない花の写真だけど、こんな角度で写すのは結構苦労するのよ。普通は横顔を写したらそれで満足でしょうからね。

撮影中に高年夫婦が二組横を歩いて行った。一組目のご主人は「何が有るんですか?」と聞いて来たので「スズコウジュ。花の形が鈴の形ですね」と答える。二組目の夫婦は立ち止まることなく無心に通過して行った。

さて、今日の目的の花を見たので竜神平でコンビニのおにぎりを食べよう。腹減った。ここまで来たら山頂はすぐなのに山頂を目前にして引き返す。

天気は快晴

台風が小笠原諸島付近で停滞中とのニュース報道だが、四国には影響がないようだ
おにぎり2個をあっという間に完食したら目の前に見えるコオニユリを写す
向こうで昔乙女三人が話をしている。左端の人がアカバナを見に行ったようなので「咲いていますか?」と尋ねているのだ。

「咲いていますよ」とのことなので、あそこの右側二人の昔乙女と一緒にアカバナを見に行く。
アカバナ
マクロに強いコンデジで大きく写す
アカバナを見たら愛大小屋方面に戻ります


手前はヤマアワ、奥はススキ
ヌマトラノオ

ヌマトラノオが随分減ったような気がして一緒に歩いた昔乙女にそう言うと「減ったね〜」と同感の答えが返って来た
ミゾソバ
エゾシロネ
ネバリタデ

先日、これはネバリタデではなくオオネバリタデだろうと言われて「レポートや図鑑の修正が大変なんです」と返事したところ「急いで修正するほどでも無い」と言われたので、とりあえずそのまま(-_-;)
手前はネバリタデ、奥はススキ

見る角度(光の角度?)でさっきの写真とはススキの色が全然違う
マユミの若い実
終わりかけたツリガネニンジン
サワヒヨドリ
登山道の土の部分が見えなくなってきている
ヤマラッキョウを見つけた。結局今日も一人ではリンドウ分からず。
これは何の蕾だろう?

これから咲くのはアキノキリンソウかな?
オトギリソウの実?
えーと、これは何だっけ? イネ科だとは分かる

植物図鑑のイネ科のページを開いてトダシバだと判定
トダシバ
ツリガネニンジンの実
カワラナデシコは完全に終わり


ここのカワラナデシコの花も今年は見てない
愛大小屋方面
コオニユリの向こうの紅葉し始めた木が何かは知らない
これを写したら登山口に戻ります
オモゴテンナンショウ

葉が一枚
ナツツバキの樹皮、皿ヶ嶺に自生するナツツバキはこれしか知らない。探せば他にもあるかも知れないが、この1本有れば植物図鑑には何の問題も無い


樹皮はリョウブに似ている
リョウブじゃない証拠写真を写しとこう
登山口まで戻って来た。登山口近くのアオイスミレ
ゲンノショウコ

今日はこれで終わり。帰る途中でドライブスルーネタを少し写そう。

マツカゼソウ
オオハンゲは葉っぱだけになってしまった
コマツナギ
ヨウシュヤマゴボウ
えーと、これは何やったかな? 家に帰ってから調べよう


※9/3追加
カナムグラ
スギの木に橙色の花が巻き付いている。カエデドコロだな。
カエデドコロ


ヤマノイモの仲間は雌雄異株だが、この花はオシベしか見えないから雄花だ
ダンコウバイを見ると丸い芽がついている。え〜、もうこの時期から花芽が出ているの?


デジカメ時計=13時56分

なんとか2時半までには帰れそう

今日は時間制限が厳しかったが目的の花を見ることが出来て良かった。


     
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