皿ヶ嶺の縦走路に出たら赤柴峠方面に歩く。

ヒメドコロ
ミヤマウズラ
ツルリンドウが咲いている。先日も見たけど写真の出来が悪くてレポートに入れてなかった。
イチヤクソウの実
赤柴峠に到着。そのまま引地山に向かう。
引地山に到着。

Sさんがまだ引地山に行ったことが無いから行きたいということでここまで来たが、目的の山に来たというのに感動する気配がない。そりゃそうだわな。登山道の脇に少し土が盛り上がった部分が有りそこが引地山と言うことになっている。山頂標識が無かったらあっという間に通過するような場所なのだ。

引地山から引地山の登山口方面を見る。今日は天気予報は晴れだったと思うが、南方海上の台風の影響だろうか。濃い霧が流れるときも有った。
赤柴峠で弁当にしようと言うことで赤柴峠に引き返す。これは赤柴峠に向かう時の様子。

暗いので手ブレしないようにデジカメを木の幹に押し当てて撮影。

ISO800でシャッター速度は1/6秒
座布団写真に絶好のネタを見つけた。しかし座布団を取り出そうとすると座布団が無い! 仕方がないから手の平にデジカメを置いて撮影。

座布団が無い無いと騒ぐことなく、帰りにコッソリと探そう(-_-;)

皆さん倒木にシートを敷いて腰を下ろして弁当を食べているが、そんなもの持って来てないので私は立ったまま食べる。コンビニのおにぎりなので立ったままでも何も問題ない。

ランチも終わり、出発という時に私が「この木は何ですか?」と尋ねる。最初はミズメかなと言われたが、すぐにイヤ、これはミズメではないなと言うことになった。すると昔乙女が樹皮にへの字が有るからシラカバではないんですか?と言う。
シラカバ? シラカバって信州や北海道のイメージなんだけど。それがなんで皿ヶ嶺に? wikipediaで確認すると四国には自生しないはずの木がここにある。
白っぽい樹皮の木が何本も有る。これがみんなシラカバ?
樹皮にへの字って何のこと? と思ったが写真のようにへの字状の模様が有るのがシラカバの特徴らしい。

でも樹皮の色はネット検索でヒットするシラカバと比較してもそんなに白くないんだが???

風穴付近にタマアジサイが咲いている。タマアジサイは四国には自生しない植物だが、森林公園整備時に観光用に植えたということならまだ分かる。しかしここはあまり登山者も訪れない場所だ。こんなところに誰が何のためにシラカバを植えたんだろう? でもこれも植物図鑑に入れようと言われたので新ネタゲットだ。

さてと、シラカバの議論も終わったら今度は竜神平だ。その前に面白嶽への急な坂道が待っている。そして私はさっき座布団が無いことに気付いたのでコッソリと探しながら歩いて行く。すると前の方で「これ、おいわさんのじゃないの?」と黒いものを振りかざしている。あちゃー、コッソリと探すつもりだった座布団が衆人の目に晒されてしまった(-_-;) どこに有ったの? と聞くと、そこにはイチヤクソウが有った。

赤柴峠からいくつかのアップダウンを越えてきて鞍部に到着。ここには久万高原遊山会の標識が立っている。ここから先はう回路に入らず急登コースを行く。
これはエイザンスミレの実かな? 横にエイザンスミレの夏葉も見える
上の写真のトリミング


写すときは何の疑問も感じずにエイザンスミレと思っていたが、家に帰ってレポート作成時に植物図鑑のページを見ると5月に実を写している。春の花なんだから5月に実が有るのが普通だな。じゃ、これは何? 季節外れに咲いた花の実?
う回路を行かずに直登した理由はこの花の咲く場所を教えてもらうため。これはイワキンバイ。Sさんが見たところ皿ヶ嶺にはこの一株しか無いと言う。たった一株だけここで咲いているとはどういうこと?

これで場所が分かったので来年は花を見ることが出来る。でも本当にこの一株だけなら来年はもう無いかも? 種も出来ているように見えるので種が落ちて株が増えるのを期待しよう。
イワキンバイのすぐ上にはコオニユリも有るが、花が咲いた形跡はない
急なところを越えたら後はゆるやかな道となる。

これはウメモドキ
十字峠に到着。山頂には行かず、ここから竜神平に降りる。
紫色のキノコ
十字峠から竜神平に降りていく途中の様子
シシガシラ
ショウジョウバカマ
コミヤマカタバミ
マンネンスギ
ツルアリドオシ
愛大小屋手前のオタカラコウ
ツリバナの実
ミゾソバ
今日の竜神平
他のメンバーは愛大小屋前のベンチで休憩しているが、私一人で植物図鑑ネタ探し。マユミの実。
カマツカの実
エゾシロネ
上の写真のトリミング
アキノキリンソウが咲いている。この花も今年の初見だ。
ズームイン
コオニユリ
右手前は花弁が落ちて実だけになっている。真ん中は落ちかけの花弁の中に実が見える。
上の写真のトリミング
手前はヤマアワ
アカバナの群生地の様子を見に来たが花が少ないと感じた。もう良い時期は終わったのかな?
アカバナ
細長いのはアカバナの実
アブラガヤ
あの紅葉しているのは何の木か聞けば良かった
コバギボウシの実
愛大小屋方面を見る


観察会メンバーと後から来た若い?女性二人組が座っている
そろそろ帰る雰囲気になってきたので帰る前にミヤマノキシノブを忘れずに写しておこう
上の写真のトリミング

胞子嚢もバッチリ写っている
帰る前に最後に竜神平
これ写しといてみたいに言われたトダシバ

穂先も写したけどそれは植物図鑑に入れときます
もう帰ろうとしたら足元に新ネタを見つけてくれた

ネズミガヤ

これが今日の最後の新ネタ
ネズミガヤ
タニソバ
ガマズミ


    続く






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