皿ヶ嶺の縦走路に出たら赤柴峠方面に歩く。
Sさんがまだ引地山に行ったことが無いから行きたいということでここまで来たが、目的の山に来たというのに感動する気配がない。そりゃそうだわな。登山道の脇に少し土が盛り上がった部分が有りそこが引地山と言うことになっている。山頂標識が無かったらあっという間に通過するような場所なのだ。
皆さん倒木にシートを敷いて腰を下ろして弁当を食べているが、そんなもの持って来てないので私は立ったまま食べる。コンビニのおにぎりなので立ったままでも何も問題ない。
風穴付近にタマアジサイが咲いている。タマアジサイは四国には自生しない植物だが、森林公園整備時に観光用に植えたということならまだ分かる。しかしここはあまり登山者も訪れない場所だ。こんなところに誰が何のためにシラカバを植えたんだろう? でもこれも植物図鑑に入れようと言われたので新ネタゲットだ。 さてと、シラカバの議論も終わったら今度は竜神平だ。その前に面白嶽への急な坂道が待っている。そして私はさっき座布団が無いことに気付いたのでコッソリと探しながら歩いて行く。すると前の方で「これ、おいわさんのじゃないの?」と黒いものを振りかざしている。あちゃー、コッソリと探すつもりだった座布団が衆人の目に晒されてしまった(-_-;) どこに有ったの? と聞くと、そこにはイチヤクソウが有った。
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