今日の天気予報は晴れになっている。青空と雪景色、あわよくば霧氷を期待して皿ヶ嶺に行ってみよう。しかし我が家を出発して皿ヶ嶺を正面に見る場所に来ると霧氷が着いているようには見えない。仕方がない。雪景色を見るだけにするかな。

青空も霧氷も無い皿ヶ嶺
稜線付近の山腹にズームイン。霧氷が無いことが分かる。
上林峠の右側に虹が見えたので何度もトライするがまともに写らない。なんとなく虹らしきものが分かってくれるだろうか?

太陽の左右に虹が見える現象を幻日と言うそうだが、この時も左右に見えていた。しかし私のデジカメでは両方同時に写し込むことが出来ないので、右側だけに集中したのに写らない。
鉄塔近くの広い路肩に車を停めて出発準備。準備していると隣の車の男性が「一番乗りかと思って来たが、もう出発した人が居るね」みたいな挨拶をして歩いて行った。

ここまでの道路は凍結は無いが圧雪されて固くなっているところも有る。急ブレーキ、急ハンドル操作をしなければ冬装備の車じゃなくてもここまでは走ってこられる。


デジカメ時計=8時57分
皿ヶ嶺の植物図鑑ネタを写しながらのんびり行きましょう


オトコエシ
時々枝の雪が舞い落ちて逆光に輝いている
カラスノゴマ
上の写真のトリミング

この突起部分にゴマが一つ一つついているわけだな
キヅタ(フユヅタ)
登山道を歩いて来ると林道に出会う。アスファルトが薄く見えているということは、この辺りは一度は雪が融けてその後うすく雪が積もったんだろうな。ここを横断して向こう側の池管理用道路に入る。
アケボノソウ
シュウブンソウ
ミツバの実を見つけた。小さいので意識して探しても見つからないのに何でもないときにふっと視界に入ってくる。
上の写真のトリミング
ナギナタコウジュ
クサイチゴ
雪面の雪がキラキラと虹色に光っている。この現象を写す度に書いているけど、これはあえてピンボケで写している。ピントぴったりで写すと色が出ないのだ。
この辺りの道路は完全に雪に埋もれている。こうなったらノーマルタイヤでは走行不能。
水の元に到着。ここで小休止しよう。


デジカメ時計=10時2分
稜線の木にズームインすると霧氷のようにも見えるが背景が青空じゃないのでよくワカラン
階段手前のベンチの雪を払いのけてザックを下ろしおやつ休憩
おやつ食べたら出発

階段横のトサミズキ
春になればお花畑になる斜面を見下ろしたところ。避難小屋の屋根が見える。
ミツマタ
風穴への進入路付近の様子
赤い車が停まっているが、その屋根の雪を見ると昨日、今日停めた雰囲気ではない。まさか遭難ではないと思うが、ここまでやっとの思いで運転してきたが、もう帰りは運転はイヤと言うことで放置して帰ったんだろうな。
広場から稜線を見るが、もうガスに覆われて何も見えない
ウバユリ
ヒマラヤのケシの花のプランターは完全に雪に埋もれているが、こんな写真も植物図鑑に入れておこう
風穴近くのウスバヒョウタンボク

場所を覚えたので来るたびに定点観測写真を撮ろう
ウスバヒョウタンボクを写した場所から山側を見るとこんな感じ
直登コースとの分岐に来たが今日の足跡はない。つまりこの時点ではまだ誰もここから上がって無いようだ。私はここから竜神平の標識に従って登山道を進む。
ヤマアジサイ

露出補正かけ過ぎてちょっと不自然な色になった
登山道周囲の景色はこんな雰囲気です
シコクブシの後姿
ゴトウヅル(ツルアジサイ)
黒い枝に白い雪が積もって墨絵の世界だ
雪面にツルアジサイが落ちている。ひと昔前はこれをヤマアジサイと書きまくっていたのが懐かしい。イヤ、恥ずかしい(-_-;)
???


これは何? 登山道の上の斜面から倒れ込んできたので目の前に見ることが出来る。
上の写真のトリミング
これは何を写したのか解説が必要

下の方に霧が流れている。ゴルフ場のコースがぼんやりと見えている。皿ヶ嶺ではなかなか見ない現象だと思うが?
ベンチに到着。ここでも小休止。
ベンチ前のシロドウダンの赤い芽
元バルタン星人
ベンチ近くのヤマボウシ

場所を覚えているのでヤマボウシと分かるが、この写真だけからは何の木かは分からない
上の写真のトリミング
このノリウツギもほぼ定点観測している木だ
ヤマシグレ
上の写真のトリミング


中に丸いのが見えるが、あれが花芽かな?
森のフラダンサーに今日も来たよと挨拶
上林峠方面には今日の足跡は無い。今日はまだ誰も歩いて無いようだ。霧氷のトンネルが出来ていたら歩いても良いんだが、霧氷も無いのでこの分岐を竜神平に向かう。
オタカラコウ
愛大小屋に入ってランチタイム。中に入ると男性が二人ランチ中。テーブルセットに座り魔法瓶のお湯でインスタントスープを作る。

風穴の広場に赤い車が停まっていたが、小屋での会話であの車は1週間ぐらい前から放置しているらしいことを知った。頂上に行くのと聞かれたので、このまま帰りますと返事する。ランチが終わればさっさと帰ります。


     続く





inserted by FC2 system