昨日は皿ヶ嶺に行きたかったが、車が無かったので仕方なく塩ヶ森まで散歩に行って来た。今日は車が有るが天気予報が良くない。しかし昼前に買い物に出ると薄日が差しているし松山上空に薄く青空も見えている。これは天気予報は外れたなと思って家に帰ったら急いで皿ヶ嶺に出発。

今日中に行きたいと思った理由は、まだ雪の消えないうちから花を咲かせるユキワリイチゲ、ユリワサビ、アワコバイモなどの偵察をしたいと思ったからである。ユリワサビは天狗の庭、アワコバイモは水の元のお花畑で見られるが、ユキワリイチゲは白糸の滝の入り口に咲いているはず。まずは白糸の滝入り口に行こう。鉄塔のヘアピンカーブを曲がって少し走り少し路肩の広いところに車を停める。

これはカキドオシ
ヒキオコシ
橋の上から白糸の滝から流れ出てくる川を写す。白糸の滝には行かない。
ユキワリイチゲは花どころか蕾さえまだ出てない
クリハランの胞子嚢が2列に整列している
別の葉の裏を見ると2列ではないし整列もしてない
ヤブニッケイの新芽を写す
ユキノシタ
オニグルミ
オオイヌノフグリ
写しやすい花が有った
これはコハコベかな?
ホトケノザは皿ヶ嶺の植物図鑑には入れてない。

皿ヶ嶺の植物図鑑を作ってみないかと私を誘惑したSさんから皿ヶ嶺に有りそうな植物一覧リストを受け取っているが、その中にホトケノザの名前が入ってないのである。
しかしセイヨウタンポポやオオイヌノフグリはリストに入っているので植物図鑑にも入れている。ホトケノザがリストに無いのは単なる記入もれなのか、それとも植物図鑑に入れる価値が無いと思われているのか?

以上が車を停めた場所から白糸の滝入り口までの往復で見た花。今度は水の元に向かって車を走らせる。途中でいつもの定点観測写真を撮ろう。

ダンコウバイ(雄株)
ダンコウバイ(雌株)

この写真をアップするたびに書いているけど、この写真だけからは雄株、雌株の識別は不可能。実がなった株の花芽を写しているので雌株と書いている。
コショウノキ
サンショウの雌株

あとで何を写したのか思い出せるように幹のトゲトゲを写しておく
サンショウの実の残骸

お気に入りの定点観測ポイントを過ぎて走っていると車が一台路上駐車している。ちょうどヘアピンカーブになっていてそのカーブ部分にまだ雪が道幅いっぱいに残っている。車の持ち主はこの雪を見てこれ以上走るのをやめたみたいだ。私もそうしよう。

スタッドレスタイヤなら走れるかも知れないが、普通のラジアルタイヤでは不安が有る。ここは歩いて行こう。

ここ最近の陽気で雪も消えているかと思っていたが、まだ結構残っているね。
ここはミツバウツギの定点観測ポイントなのだ
ミツバウツギの独特の形状の実が残っている
フサザクラ
去年場所を覚えた道端のクリの枝を写す

天気予報は当たった。雨が降り出した。たいした雨ではないがデジカメが濡れるのが嫌なので今日はもうやめよう。
水の元まで来た証拠写真を撮ったらさっさと引き返す

この辺りは日当たりが良いので道路に雪は無い
キブシ


写真はこれが最後

今日は第一の目的のユキワリイチゲの花を見ることも無く、ユリワサビやアワコバイモの場所に行くことさえせずに引き返すという欲求不満になりそうな山歩きとなった。今日の収穫は最近の天気予報はよく当たるから信用しないといけないということが分かったということだな(-_-;)


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