4月に入って皿ヶ嶺の花もいろいろ咲き始めているに違いない。今日も皿ヶ嶺の麓で植物図鑑ネタ探しに行ってみよう。それにしても昨日は春の嵐で我が家の周辺にも短時間だがアラレが降っていた。そして東温アルプスにも霧氷が出来るほど冷え込んでいたのだ。その冷え込みにも負けずに咲いていることを期待して行ってみる。

皿ヶ嶺登山口バス停付近に立てられている観光協会の大きな看板を眺めていて「あれっ???」と思った。「ごぜ石」が「こぜ石」と書かれている。前から有った看板だが今日初めて気が付いた。観光協会に指摘しとかなきゃ。
そしてそこから皿ヶ嶺の山腹を見ると雪で白くなっているのが分かる。寒そうだから今日は上の方に行くのはやめとこ(-_-;)

まずはいつもの定点観測ポイントへ。植物図鑑ネタにはこの定点観測が大切なのである。

オオバヤシャブシの雌花

本来は上向きなんだが撮影用に枝を持ってデジカメに近づけたために横向きになっている
ナガバモミジイチゴが咲き始めた
マツカゼソウも出てきた
エイザンスミレ
クマイチゴの蕾
キバナアキギリはこの特徴的な葉の形状で分かりやすい
このタラノキの新芽はずいぶん成長している
イヌザンショウの新芽

イヌザンショウは雌雄異株だが、この状態では雄株なのか雌株なのか分からない。花が咲いてやっと分かるのである。
あれっ、イタドリがもうこんなに大きくなっている

イタドリも雌雄異株で山菜として食べるのは雄株なのか雌株なのか調べようとしていたが、結局どっちか分からないままに興味を失って行った(-_-;)
何スミレ?

タチツボスミレ、エイザンスミレでないことだけは分かるようになった
同じスミレだろうな
シュウブンソウを写したつもりだが背景の色と同じでよくワカラン
ハダカホオズキの残骸
ヤブタバコもまだ残っている
ヤブコウジの実が落ちた跡
コショウノキ
久しぶりにキウイの新芽を見た

なんで皿ヶ嶺の山中にキウイ?って不思議に思うでしょう?
皿ヶ嶺の周辺にキウイ畑が有るので、キウイの実をつついた鳥がここまで飛んできて糞を落とし発芽したんでしょう。ネットで検索しても野生のキウイは全国のあちこちで見られるようです。
確か愛媛県は結構キウイの生産高は大きいんですよね。当然それを狙う野鳥も多いということになりますね。
※念のためにネットで検索して調べたら愛媛県がキウイの生産量日本一でした。(平成27年生産量)
キブシの小さい実が出来ているように見える
今日もコガンピのチェック
コガンピの新芽らしきものが出ている
ヒサカキの雌花


マクロに強いコンデジを忘れたので花だけを大きく写せない
シロダモ
クロモジ系は葉が出ないと何クロモジなのか確定できない。花だけを見ても分からないのだ。
ツルリンドウ
これはさっきとはまた別のスミレだ。葉が細長い。
コウヤボウキは綿毛があるおかげで同定しやすい。葉っぱだけだと困難。
アリノトウグサが激減してしまったのは何故? この場所の何らかの生育条件が変わってしまった?
イボタノキ

これも定点観測しているからイボタノキだと分かっている。この写真だけ見せられて「これは何?」と聞かれても分からないだろう。

このポイントはこれでオシマイ。次は天狗の庭に向かう。


    続く




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