1週間前は観察会で大勢で楽しく歩いたが、今日は一人で宿題を片付けて来ようと思う。宿題とは以前ミヤマガマズミとして紹介した花がウラジロノキだと指摘され、しかしウラジロノキを見た場所には間違いなくミヤマガマズミが有ったとも言われたので、今日こそミヤマガマズミを探しに行こう。そしてどうせ行くならミヤマガマズミ以外の気になるものもチェックして来ようと思う。

今日はハードなコースだが門限が有る。そのためいつもよりは早く家を出てコンビニ弁当を買う。水の元に車を停めるつもりだが、その前にいろいろ定点観測ポイントに立ち寄ろう。

スイカズラが咲いている。普通は白い花だと思うが、この花はピンクが入っている。しかし観察会でいつも言われている言葉は「色の変異が有るのは当たり前」

だからこれは「モモイロスイカズラ」などと呼んではいけないのである。


デジカメ時計=6時46分
ガードレールのすぐ向こうにクリの花が見える。ここは最近気づいて定点観測写真を撮り始めた。クリは雌雄同株で雌雄異花ということなので、雄花、雌花があるのだが、写っているのはオシベばかり。つまりこれは雄花だ。今日も雌花を見つけることが出来ない。
すぐ近くに小さくピンクの花が見えた。もしかして、と近づくと思った通りコマツナギだ。
次のポイントに車を停めて外に出たら足元にヒヨドリジョウゴ
アカネがアスファルトの道路まで伸びてきている
イワガラミ
イボタノキ
コガンピは背が低いので周囲に大きな雑草が有ると隠れてしまう
あらっ、去年までは無かった場所にアリノトウグサのミニ群生。逆に去年まで群生していたところでは今年は貧弱になってきている。ここは藪化した林道なので、他の植物の成長具合でアリノトウグサが成長する環境が変わってしまったんだろうな。

上の文章を書いてからネット検索したら日当たりの良い場所を好むと書いてあった。やっぱりそうだ。と言うことはここも2〜3年後には衰退するかも?
イヌザンショウ
マツカゼソウ
細長く伸びているのはシュウブンソウの残骸。根元の葉っぱはシュウブンソウとは無関係。しかしあの葉をかき分けて探せばシュウブンソウの新芽が有ったかも知れない。
シンミズヒキ
ルイヨウボタンの実
ドクダミ
ハナイカダの実


今年はついにハナイカダの雌花を見ることなく終わってしまった。ここに実が有るということは雌花が咲いたはずなのに見ていない。
ウマノアシガタ
モミジウリノキの蕾はいっぱい有るのに咲いている花が無い。どこか花はないかと探していたらやっと見つけた。
ナガバモミジイチゴのオレンジ色の実はあちこちに見える
定点観測のヒオウギ
ヤブコウジ
上の写真のトリミング。ピンボケでも堂々の掲載(-_-;)


まだ蕾の形になってないけど、あれが蕾になるのかな?
オオバヤシャブシの実
タンナサワフタギ
ハナイカダの実をコンデジで大きく写す
コガクウツギ
ヤブムラサキの実は毛むくじゃら
上の写真のトリミング


こんなに毛がある理由は? 開花前に虫に食べられないようにするため?
サルトリイバラの花も今年は見てない
ネズミモチの蕾
ヒサカキの実
ヤブニッケイの蕾
ウツギと思って近づいたが何か違う。ウツギの葉脈はこんな葉脈じゃない。これはヒメウツギだ。と思ってヒメウツギのページを見たら違う。じゃ、これは何ウツギ? 

バイカウツギ? と念のために見たらそのバイカウツギだった。定点観測しやすい場所にバイカウツギが有って良かった。でも区別できるのは葉があるときだけだな。
もう少し葉脈が分かりやすいようにトリミングしてみた
すぐ隣に有ったウツギ。葉脈が明らかに違うのが分かる。


ちなみにウツギやヒメウツギはウツギ属で、バイカウツギはバイカウツギ属と別個のものに分類されているようだ
ウツギの花の横顔を見ていたらあることに気付いた
上の写真のトリミング

オシベの形が面白い。真っすぐじゃないんだね。
ドライブスルーヒキオコシポイントに立ち寄り

ヒキオコシを写したら車を水の元に走らせる。


     続く




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