丁度一週間前は皿ヶ嶺で観察会が有り、それに参加してきたが、今日は一人観察会だ。買い物アッシー君のご褒美の弁当を持ったら出発。途中のコンビニで〇〇美茶とアイスコーヒーを買い、コーヒーを飲みながら皿ヶ嶺に向かう。夏休み中の日曜日と言うことで車が多い。

水の元の手前のカーブまで走って来たら渋滞で動かない。ここで渋滞の証拠写真。ドアミラーに後続車を写し込む芸の細かさ(-_-;)

こんなときに車から出て誘導する親切な人がいたおかげで少し待ったけどトラブルなく通過。あの誘導してくれた人は今日が非番の白バイ隊員かも。

さっきの身動きがとれなかったカーブを抜けたら、あとは何の問題も無く水の元に到着。やはり狭い道のカーブと言うのがネックなんだろうな。そして水の元に来てみてビックリ。路上には車があふれ、そうめん流しの順番を待つ行列が出来ている。きっと行列しているオトーサンの中には、ビール飲みながらテレビの高校野球見ていた方が良かったと思っている人も居たはず(-_-;)

水の元に車を停めるつもりはないので行列を横目に通過する。そして風穴への分岐点もそのまま通過し、上林トンネル手前の広い路肩に車を停める。今日はここが出発点。

ガードレールの向こうに何かないかと探していたらホドイモを見つけた
ノブドウ
ミズキなのかクマノミズキなのか確認してなかった。だからレポートにはアップ出来るけど、植物図鑑には採用不可の写真
林道から下をのぞき込むとこの葉が見えた。2枚ずつ出ているからミズメだ。でも2枚ずつ出るという特徴を覚えたからミズメだと言えるけど、一枚の葉だけ見せられて「これは何でしょう?」と聞かれても分からない。
道路沿いに群生しているコアカソ。ここは定点観測ポイントとして便利なので植物図鑑の写真を見ると、この場所で写したのが何枚も有るね。
コアカソ
ヌルデの蕾かな?

ヌルデは雌雄異株だが、これはたぶん雄株だ。

私が植物の観察を初めて2〜3年になるが、この短い期間でなんとなく自分で感じたこと。
雌雄異株の花で、雄株、雌株の花が同時に咲いているのを見たことが無い。必ず雄花が先に咲いて、雄花が終わるころに雌花が咲き始める。同時に咲かないのになんで受粉できるのか不思議だと感じていた。
コマツナギ
キンミズヒキ

現場ではおしべの数は数えられないが、写真チェックでオシベが10本ぐらいあるのでキンミズヒキと確認。オシベが数本しかないのがヒメキンミズヒキ
トンネル横の林道に入る。通行止めの鎖の手前に車が一台停まっている。

この車の持ち主と思える人が、大きくて高そうな白い望遠レンズをつけたデジカメを三脚にセットし、その横で椅子に座ってくつろいでいる。何を写しているんですか?と尋ねると野鳥だと返事が有った。
ヒヨドリバナの蜜を吸うアサギマダラ
ソバナとクサアジサイ
林道沿いにはソバナが数多く咲いている
シモツケソウの実
上の写真のトリミング
オオキヌタソウの実
おっ、アキチョウジが咲いている。今年の初見だ。これからそこら中で咲き始める。
ここはソバナの密度が濃いな。
他にはクサアジサイとシロヨメナが咲いている。
シロヨメナ
道端にミヤマノダケの花がある
ズームイン
さらに防水コンデジで接写
上林峠への階段にロープが張られ通行止めになっている

左奥の天狗の庭から上がってきたところに人物が写っているのが分かるだろうか? あそこまで行って上林峠へは通行止めになっていますねと話しかけると、林道を引き返しますと返事が有った。引き返すということは、林道を歩いて来てこの通行止めを見て仕方なく天狗の庭に往復して来たと言うことだろうか?
定点観測木になってしまったブナの倒木
倒れても実をつけている
ヒメウツギの実
ソバナとヒヨドリバナ
ヒヨドリバナ
上の写真のトリミング


5個の筒状花の集合体だ
この小さい花はナガサキオトギリ
イワタバコも咲いている
クサアジサイ
ヤマクルマバナ
ヤマクルマバナを大きく写す
ミズヒキのかたまりがある
ミズヒキ
もう一度ヤマクルマバナ
ついでに近くのガンクビソウ
工事の小屋の前にベンチが有る。あのベンチに座って弁当を食べよう。


     続く





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