5月4日にディズニーランドから帰ってきて5日は暇つぶしに白猪の滝へ。しかし6日から8日までは特に予定も無い。7日の昼過ぎ、まだパジャマのままでパソコンの前に座っていると、携帯が鳴る。しかし出ようとした矢先に切れた。こちらからかけ直して見ると、相手は去年一緒に御来光の滝に行った高知のひろっさんではないか。ひろっさんが「突然で申し訳ないが明日御来光の滝に行ってもらえないか」と言う。高知のテレビ局の人を案内して御来光の滝に行くことになってしまったが、心細いので私にも一緒に行って欲しいと言う。うーん、本当に突然だなー。御来光の滝に行くにはそれなりの心の準備が。しかし他に用事がある訳でもなし、この間行ったばかりだがもう一度行ってみたいという気持ちも有るのでOKを出す。

翌朝4時に目が覚めたが、もう一度寝る。今度は5時20分に目が覚めた。ウワッ、ヤバイ、寝過ごしたと思い、ばたばたと準備をして家を飛び出す。途中コンビニでお昼の弁当と朝食用のサンドイッチを買う。サンドイッチは車の中で走りながら食べる。

6時過ぎ、黒森峠通過

面河ダムの水面から水蒸気が上がっているのが見えた。寒い時期なら珍しくないが5月でもこんな現象が見えるのか。

集合場所に遅刻するかもしれないのにこんなものを写す。

6時50分頃、スカイライン入り口の駐車場に到着。待ち合わせの相手はどこかなと探していたら、見覚えのある車が有る。あれっ、タックさんではないか。タックさんは私の行動を監視していて、御来光の滝行きを察知して待ち伏せしていたんだろうかと思ったら、全くの偶然で他の滝仲間と御来光の滝に行くらしい。

タックさんと話をしていたら、今日一緒に行くメンバーの車が来た。車からは男性が4人と女性が1人降りてきたので挨拶。女性からは名刺を受け取る。名刺を見るとRKC高知放送 秋山アナウンサーと書いてあるが、残念ながら愛媛では高知放送は見えないので秋山アナを知らない(-_-;) そしてもう一人名刺を頂いたのが仁淀川お宝鑑定団・・・ではなく、お宝探偵団の成川さん。もう一人は高知放送のカメラマン。残りの一人は運転手さんでした。おっと、忘れてはいけない。私に電話をかけてきたひろっさんももちろんいる。

駐車場でいきなり私へのインタビューが始まった。オイオイ。私は滝への案内役の黒子だと思っていたのに。インタビューが終われば出発。スカイライン途中の駐車場を目指す。駐車場に着いて靴を履いていたらタックさんが滝仲間を連れてきて紹介してくれた。あっきーさん。掲示板では名前を見たことがある。5日に四国入りして四国各地の滝めぐりをしているそうだ。白猪の滝にも寄ってねと言ったら、明日行くかもしれないとのこと。

7時30分 駐車場出発。この前覚えたカーブミラーのところから降りていく。登山道沿いのシャクナゲが満開だ。

前を行くあっきーさん。シャクナゲの蜜を吸っている。 

8時 谷底に到着。ここでコンビニで買ったおにぎりを1個食べる。川には水が流れている。この前の4月29日には水は流れてなかった。この時点では水が流れていることに関して、コトの重大性を認識してなかった。

8時15分出発。石ころだらけの川原を歩くが、登山道に入るためには右岸に渡らなければならない。しかし目の前には水が流れている。どこか石の上を伝って渡れないかと探したが、無さそうだ。覚悟を決めて水の中に入る。あーあー、靴の中がグチョグチョになってしまった。この前(4月29日)とは全然状況が違う。この前は全く靴を濡らすことなく滝まで往復出来たんだが、今日は最初から水の中。

川原の様子

暗くて何が写っているのか分からん写真だ  

この前覚えた白いテープとブルーシートの目印のところから右岸の登山道に入る。
右岸の登山道沿いにもシャクナゲがきれいに咲いている   
8時55分 川に出て水の中をジャブジャブと歩いて左岸に上がる

これは左岸から写す。いかにも面河の雰囲気の場所。

この時信じられないものを発見する。私のボールペン。実は4月29日のページには書かなかった小さなアクシデントが有ったのだ。あの日の帰り道、この付近の登山道を歩いていて足を岩の上に乗せて体重をかけた途端に、その岩がずるっと崩れ落ちてしまい、私も一緒に落ちるところだったのだが、たまたま登山道に尻餅をつく形になったために、転落を免れた。その時ボールペンを行方不明にしていたのだ。そのボールペンを発見。あの後ボールペンを貸してくれたひとなさん有難うございました。ちょっと遅れたけどここで御礼を書いときます。

ちょっと暗い

真ん中のピンクはツツジ

この後、目印のテープを見失い、川に沿ってどんどん行ったらなんと犬吠の滝に来てしまった。

9時40分頃 犬吠の滝

この写真では1段の滝だが、対岸から見下ろすと2段、3段の滝になっているのが分かる。ここに写っている滝の上側にはその上の滝の滝つぼも見える。

道を間違えてなかったらこの滝は右岸の登山道から見下ろす形になるはずだった。滝仲間と一緒の行動だったら、道を間違ったおかげで予定外の滝に来れて良かったねと言うところだが、今日はそういうわけにはいかない。早く本来の登山道に戻らなければ。この前はズルズル崩れそうな斜面をロープを使って往復したが、今日はロープなんか無い。ひろっさんがちょっと下流で上がれそうな場所を見つけて登山道に復帰。

頼りないガイドのせいで入る必要の無い川に入った。行きと帰りとで水の中に入る回数が違っていた。
左岸にはヤマシャクヤクがいっぱい咲いていた
11時丁度 南沢の前を通過

普通のペースで歩いてここから1時間で御来光の滝に到着予定
ここまで来たが、向かって左側の斜めになった岩を通るのは困難と判断
左側の斜めになった1枚岩を通らなければならない。
これは前回4月29日に撮影したもの

山歩きに慣れた人ならこの程度の歩きは出来るかも知れないが、秋山アナはもうかなり足が・・・

斜めになった岩を通らずに上の斜面から迂回できないかと思って上がって見る。すると木の枝の向こうに白いものが見える。御来光の滝だ。カメラマンはじめみんなを呼ぶ。

隙間から見える御来光の滝 

上の写真の滝の部分だけを切り取ったもの   

高知放送のカメラマンもここからの滝を撮影する。

本日の滝行きはここまで。これ以上頑張ったらスカイラインの閉鎖時間までに帰れないかも知れない。いったん川に戻り広い場所に座って弁当にする。

12時25分頃 出発


12時32分 南沢の前を通過       

右の白いのが左岸から流れ込んでくる南沢の水   
御来光の滝での撮影が終わったタックさんたちが追いついてきた  
綺麗な水の色

14時2分 川を渡り右岸の登山道に入る。

遅れ気味の皆さんを待つ間にシャクナゲを写す 

14時35分 川に出た。あとは川原を歩いて堰堤まで行く。

14時50分 堰堤到着

堰堤の向こうに見える緑と川に写る緑

何回も書くけど、前回(4月29日)は、ここに水は流れてなかった 

ここで休憩中に、犬吠の滝、魚止めの滝に寄り道していたタックさんたちも帰ってきた。7人揃って休憩。

15時15分 出発。最後の登りがきついのだ。スカイライン閉鎖までには十分余裕がある。ゆっくり行こう。

待ち時間にシャクナゲを写す   
朝あっきーさんが写していたシャクナゲの下を行く今日のメンバー 
16時18分 スカイラインに出た。ただし、この時間は私が出た時間。後続メンバーはもっと遅れている。

スカイラインを歩いて駐車場に戻る途中で御来光の滝を写す。

中央の細い白い縦線が御来光の滝

今日は私が道を見失って予定外の犬吠の滝に行ってしまうハプニングも有り、また歩き慣れない秋山アナの足の状態も考えて結局は御来光の滝に行く目的は果たせなかった。また機会があればチャレンジしましょう。

それにしても私の物覚えの悪さには我ながらあきれるなー。4月29日に歩いて道を覚えているはずなのに、間違えてしまった。このコースで御来光の滝に道を間違えずに行くためには、あと3回くらい来て迷いながら道を覚えるしかないなー。


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※無料ホームページ消滅とともに一時は見ることの出来なかったレポートでしたが、偶然バックアップファイルを発見し復活しました(2016年3月24日)



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