毎年この時期になると高瀑の氷瀑を見に行っている。去年も行ったが林道の雪が多くて車が途中で進めなくなり、林道を歩いて終点まで行ったら、そこでタイムオーバーになって高瀑に行けなかった。今年もそろそろ行こうかなと情報集めでネット検索で調べると、もう何人もの人が高瀑に行っている。これは林道は問題なさそうだ。

いつものネット仲間に声をかけると最終的に5人になった。私とtakahamaさんは会長さんに無理をお願いして川内から乗せてもらうことになった。takahamaさんに集合場所と時間を直接電話で説明しようと思ったが、留守電になっていたので「集合場所は川内支所です。場所を知らなかったらネットで調べて来てください」と冷たく突き放した伝言を入れておく。

朝の7時に川内支所集合としていたので10分前ぐらいに我が家を出て川内支所に向かう。支所に近づくと駐車場でtakahamaさんが準備をしているのが見えた。良かった。無事にここまで来れたのなら今日の高瀑は9割方達成したようなものである(-_-;)

約束通り7時に会長さんがやって来て荷物を積み替えて出発する。桜三里を越えてりんりんパークの前を通ったら北側の空き地がコンビニに変わっていてビックリ。久しぶりに走ると新発見が有るね。車の中では3人で山の話題などを楽しみながら私は助手席で楽チンである。

西条に入ったら石鎚方面に向かって右折し、後は道なりに進んで黒瀬ダムに出る。そしてダム湖を見ながら走って河口通過。ワンコは犬小屋で寝ている。カーナビの時計を見ると8時ジャストに諏訪神社に到着しそうな予感。そして諏訪神社に到着。yamtoさんの車が停まっている。

yamtoさんの後部座席に我々3人が乗り込む。私は右端で小さくなっている。高瀑に向かう林道は相変わらず路面がひどくて時々車体の下からゴリッとか、ガツンとか音がするが私の車じゃないので心は痛まない(-_-;)

やがて路面も雪で白くなったころに車が林道をふさいでいるのが見えてきた。この車がどかないと我々の車が奥に進めない。停まっている車も我々の車を通さないといけないのでどうやって通そうかと思案している。

車同士が鼻先を合せるように停まっている。あとで分かったのだが、奥の白い車は手前の車が来ないので迎えに来たとのこと。この後なんとか路肩に退避して我々を行かせてくれた。
駐車場に到着すると軽四が停まっている。さっきの2台とは仲間で来ているとのこと。車の中からワンコの声が聞こえる。


デジカメ時計=9時9分

準備が出来たら私を先頭に出発。今日はストックを持って来ている。そして軽アイゼンをレジ袋に入れて歩き出す。

最初の渡渉


デジカメ時計=9時19分
2回目の渡渉


誰かが適当に岩を置いてくれていて、ほとんど靴を濡らすことなく渡れた
おいわさん、アイゼンを着けましょうと声がかかり、ここでアイゼン装着。私とtakahamaさんは6本爪の軽アイゼン。他の3人は10本爪のアイゼン使用。
目の前の柵らしきものは古い登山道に入れないように設置している。古い登山道は危険なために新しい登山道に付け替えられているのだ。
後を見ると人数が増えている。道路をふさいでいた車のメンバーが追いついて来たのだ。この人たちのペースが速いのか我々が遅いのか?
追い越し出来る適当な場所まで歩いて先に行ってもらう。

駐車場からここまでは土日に高瀑に行った人のトレースがついていて道迷いの心配は全くなく、さらに先行して6人が歩いてくれたので雪の路面も歩きやすい。
のぞきの滝で小休止


ここで男性二人組が追いついて来た。この2人組は林道の途中に車を置いて林道を歩いていた人だ。


デジカメ時計=10時15分
丸渕に到着。ここでも小休止。ここは滝の周囲が広いのでザックをおろしておやつを食べる余裕がある。


デジカメ時計=10時35分

いつもここでは皆さんデジ一を取り出して高瀑前のリハーサル気分で撮影する。

落ち口の上の方は氷がチューブ状になっていてチューブから水が出てきている
後光がさしている。これは珍しいと思って急いで写す。
横位置で写したら次は縦位置はお約束

丸渕で十分休んだら出発。

丸渕のすぐ右側(左岸)が急な斜面になっている。軽アイゼンではちょっと苦しい場面。
この梯子も通過しないといけない
西ノ冠岳がきれいに見える
高瀑の落ち口がきれいに凍結しているのが見える
無名滝も完全に凍結している。ここは帰りに立ち寄るつもり。
もう少しだ。頑張って!
天狗の子育て岩
中を見ると天狗のヨダレが岩から垂れ下がっている
おー、完全凍結の高瀑が見えた。氷の色も青白い。


デジカメ時計=11時32分
ワンコも絶景に感動している


ザックから60Dを取り出してさあ同じような写真を撮りまくろう(-_-;)


      続く



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