8日前に皿ヶ嶺ではまだ見たことのない噂でしか聞いたことのない花を見に行ったが、残念ながらまだ蕾だった。あれから8日が経過したらもう咲いているだろう。もしかしたらもう散っているかも知れない。今日も買い物アッシー君を務め上げた後、今から山に行って良いかと聞くと『行ってヨシ』と言われたのですぐに出発。家を出た時点で午後の3時ごろ。ただ今日は8日前と違って時間制限が無い。日没時間まで山に居ても大丈夫である。

8日前のレポートでは花の場所を知られたくないために花の写真だけのレポートに仕上げたが、今日もどこに車を停めたかは書かないが、駐車場所と目的の花の往復で見た普通の花のレポートは書いてみよう。

ヌルデ

ちょっと分かりにくいが去年の実の残骸がぶら下がっている。これが有るおかげでヌルデだとすぐに分かる。
ノリウツギ


これも去年の残骸が有るのでノリウツギだと分かる。葉っぱだけでは何か分からない。
ヒメウワバミソウの雄花


植物図鑑を作り始めてからヒメウワバミソウには雄花と雌花が有ることを知ったが、雄花と雌花の花期が全然ずれているのが不思議だ。そんなに花期がずれていたら受粉しないと思うんだけど?
オオキヌタソウ
タニギキョウをマクロに強いコンデジで写す
ツボスミレ(ニョイスミレ)
クルマムグラ


オククルマムグラも写しているがイマイチな写り具合で写真ナシ
ヤマアジサイ
ミヤマハハソ
ミズタビラコ
フタリシズカ
シコクナベワリ
ツメクサ


この小さな花もマクロに強いコンデジのおかげでバッチリ写せる。ところでツメクサは植物図鑑に入れてない。平野部の道端の雑草でも有るので皿ヶ嶺の植物図鑑に入れるにはちょっと・・・と言う感じなのだ。でもいつでも入れられるようにスタンバイはしておこう。

同じ平野部の花でもオオイヌノフグリやセイヨウタンポポは図鑑に入れてこれは入れてない。何故? 要は目立つか目立たないかの違い(-_-;)
このクマイチゴは花弁が傷んで無くてきれいだった
ハルトラノオ


葉柄が長く伸びて色も赤くなっているのが分かる

目的の花もいつの間にか写していたので場所を移動する。

アサガラが一輪だけ咲いている
ヤマシャクヤクの実
ムラサキケマンの実
コンロンソウの実


植物図鑑ネタ探しなので今の時期は花ではなく実が主役だ
フタバアオイ
ヤマアイの実
ヤマムグラ
セントウソウの実
ミズキ
カタバミがこんなところに

これは我が家の庭にも生えてきて駆除するのが困難な花だ。登山者の靴底に種が付いて来たのがここで花を咲かせたんだろう。これも植物図鑑には入れてないがどうしようかな?

さて最後にいつものお気に入りポイントへ。ここは定点観測写真を撮るのに都合が良いのだ。

イボタノキ
アリノトウグサ
ツクバネウツギかコツクバネウツギ
上の写真のトリミング


ガクが2枚だからコツクバネウツギだ。ツクバネウツギのガクは5枚ある。
タンナサワフタギ


この花は普通は頭の上に咲くので目の前で花を写すのは困難。しかしこの幼い木は目の前で花を咲かせてくれるので写すのに都合がいい。
1週間前にここでこの蕾を見てニガナかなと思ったがよく分からなかった。今日は花が咲いてハナニガナだと分かった。
ヤブムラサキの蕾
上の写真のトリミング


細かい毛が密集して生えている
コショウノキ
オカタツナミソウが咲き始めた
カワミドリ
シンミズヒキ


定点観測写真なのでいつもと同じような写真を毎回写す。定点観測写真を撮ることで何か発見が有るかも知れないではないか。
研究者にとっては当たり前のことが私にとっては新発見になるのである。
あらっ、サワギクが有る。サワギクは別に珍しいものではないが、このお気に入りポイントでは初めて見たような気がする。
んんん???

これは何?
これは何?とブログにアップしていたらキツネアザミだと教えてくれた。これも植物図鑑に採用予定。
ホウチャクソウの実

花もまだ少し咲いていたけど、もう花の季節は終わったので実を中心に写してみました(-_-;)
最後にスイカズラ


最後のスイカズラの撮影時間はもう7時前。日没が遅くなったのは有り難い。

今日は8日前に見た蕾がどうなっているか見に行くのが主目的だったが、無事に目的の花を見ることが出来て良かった。



    一人でお出かけに戻る   TOPに戻る   これまでの皿ヶ嶺山行記
    皿ヶ嶺の植物図鑑   おまけ





inserted by FC2 system