今月に入ってから1日5日7日ともう3回も皿ヶ嶺方面に行っている。さすがに今日はおとなしく家で昨日のレポートを作ろうとしていると妻が何かとイヤミを言ってくる。それは軽く聞き流して買い物アッシー君でお出かけ。駐車場で待っていると携帯に妻からのメールが入る。「弁当欲しい?」即座に「欲しい」と返信する。車に戻った妻が「あれだけイヤミを言ったのにそれでも行くんやね」とあきれると言おうか半分怒っている? しかし弁当買ってくれたらこっちのもの(-_-;)

5日に天狗の庭でヤマブキソウを見てきたが時間が遅かったせいで花弁が開いてなかった。今日は開いたヤマブキソウを見に行こう。

皿ヶ嶺への坂道を走っていると自転車で山に向かう人がいる。あれはもしかして? 追い越すときに横顔を見るとランスケさんだ。追い越してから車を停めて追いついて来たランスケさんと挨拶。ランスケさんもヤマブキソウ目当てらしい。5日に皿ヶ嶺の山頂に居た残念なカメラマンのことなど話題にして別れる。

テレビは黄砂に対する注意を呼び掛けていた。晴天なのにすっきりしないのは黄砂のせいなのだ。鯉も黄砂で呼吸が苦しそうだ。
途中のチェックポイントでヤマグワの花を見つけた
上の写真のトリミング

このトリミングした写真を見て気付いた。オシベだけ見えてメシベらしきものが見えない。あっ、そうか。ヤマグワも雌雄異株でこれは雄花ではないのか?

家に帰って早速ネットで調べるとヤマグワは雌雄異株と書いてある。凄い。先日のサルトリイバラに続いて自力で雌雄異株と気付いた。

でも不思議だね。ヤマグワの花は去年も見ているのに雌雄異株と気付いたのは今日だ。去年は何も感じずに漫然と見ていたと言うことかな。それとも雌雄異株と言う魔法の言葉を知らなかったか。

雌雄異株の雄花を見てしまったら今度は雌花を探さないといけないではないか
ダンコウバイの実
トリミング

これからも定点観測しよう。私のレポートをいつも見てくれている人は現場に行かなくてもパソコンの前に座るだけでこの実の成長過程をチェック出来るのである。
サンショウの雌花
上の写真のトリミング
マムシグサ

このチェックポイントはこれで終わり。次のチェックポイントへ。ちなみに今日はお気に入りの藪化した林道には行かない。開いたヤマブキソウを見るために早く天狗の庭に行きたいのだ。

ミツバウツギ
ミツバウツギの全景
新芽の出始めの頃に見てマタタビと思い込み、その後の成長でマタタビではないと気付いたこの葉はフジかな?
去年はここでマタタビを定点観測していた。これがマタタビ
この写真ではまだ私のレベルでは判定不能。ツル性植物であることは間違いない。
これはイヌガヤの新芽かな?

水の元に移動し車の中で弁当を食べる。弁当食べたら周辺散策。

クマノミズキ
コバンノキに赤い蕾がついているのが見えるが遠くて写しにくい
枝を引き寄せて写すが左手に枝、右手にデジカメで片手で撮影なのでブレてしまった
コマユミの蕾も大きくなって写しやすくなった

白糸の滝に向かう途中のコマユミは花が咲いていたが、そこよりも標高の高いこの辺りはまだこんな状態。
サンショウの雄花
トリミング

オシベは分かるが花弁らしきものが無い構造
ヤマノイモの仲間と言うことだけは分かるが名前は不明。家に帰ってヤマノイモ科のページを見てカエデドコロと判断。
エイザンスミレに実が出来ている。しかし写しにくい。
クサヤツデ

ではヤマブキソウの花を期待して天狗の庭に向かって出発。


      続く




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